夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

あの夏の日 ~つづき~

2008年12月08日 23時10分08秒 | Weblog
カップルがいれば、そのカップルの数だけドラマはあると思う。
その中でのHの占める割合もカップルそれぞれだろう。
それが全てのカップルもいれば、オマケのようなカップルもいるかもしれない。
本来ならふたりだけの秘め事・・
ただ、現在のJの人格形成上において、Hの話は避けて通れないことなの。
私たちの関係にも大きな影響を与える。。。

・・・と、言い訳をしつつ・・・

8月19日の続き。
変電所前からみなとみらいへドライブした後、Jはついにラブホへと向かった。
途中、牛丼(Jはすき家派)とコンビニのスィーツ(Jはミニスト派)を仕入れて。
虹色のネオン管でできた看板が綺麗だった。
私は泊まれるように、あらかじめ子供たちには段取っておいていた。
ラブホにお泊りなんて、独身の時以来だし。
部屋に入る時に、Jは見慣れない小さなバッグを持参していた。
聞いても「後でわかるよ。」とだけ。
ま・いっかと思いながらお風呂のお湯も入れたりして、こそばゆい気分を感じながらも一緒に牛丼&スィーツを食べる。
そうして、そろそろかと思いきや、Jの話は延々止まらない。
いつものように過去から未来まで様々なおしゃべりである。

今まで経験した男性って、こうゆぅところに来るとすぐにコトをいたそうとする人がほとんどだったけど。
Jは今までのどれにも当てはまらなかった。
先週のKissも最後の最後だったし、今回も話すだけ話して最後の最後にHになるのかなぁ・・・
それにしてももう深夜の2時である。
やっとJが「お風呂に入ろう」と言い出した。
ほの暗い照明に落とし私たちは一緒にお風呂に入った。
ちょっと恥ずかしい素振りなものの、Jは汗を流すと先に部屋へ戻っていく。
ん? 先に行っちゃうの?と思ったらタオルを持ってJが戻ってきた。
私の濡れた身体を拭いてくれたと思うとお姫様だっこ♪
そしてベッド・・・
しかし、その枕もとには。。。☆

なんと未開封のお道具が2種類、それとジェルが並んでいた。
「なにこれ~~!?」
「お道具だよ。
 美月が使いたかったら開けるよ。」
あの見慣れない小さなバッグがJのお道具入れだと知った。
☆★え★☆ お道具なんて使ったこと無いし。。。
何でプロフではあんな能天気なお子様キャラのJが、こんなお道具持ってるのよ☆
ドキドキしながらKiss・・・
先週のKissよりももっと濃厚で情熱的な。
このKissがしたかったの、Kissだけで充分感じちゃう。
Jの舌は私の身体を下へとたどり、やがて私の敏感な部分へ。
まったり絡みついてとろけるような感覚。
いつまでも続く感覚にその部分が熱くなる。
「あ。。。」
私はあっけなく果ててしまった。
・・・ところが、Jはそのまま止めることなく愛撫を続ける。
そこまで長くされたことの無い私は、Jが今までの男性と何かが違うことに気が付き始めていた。
3回目の絶頂でもやめないJに、私はついにギブアップを告げた。
Jは私の足の間から顔をあげると
「もういいの?3時間くらい平気だよ。」
「え、ダメ・・もうギブ★」
「そぅか、じゃ徐々に慣れていけばいいよ。」
ん?どういう意味?
頭がグルグルする中、Jは大切なものを扱うように神妙に私の中に入ってきた。
私たちは初めてひとつにつながる。
「美月 離さないよ。
 愛してる。」
想いをこめた愛の言葉。
ずっと私が欲しかったもの。
・・・暗闇の中、Jの頬が涙で濡れていた。
「美月と会えたことが嬉しいんだ。」
先こされちゃった・・私もJと会えたことが嬉しい。

ところが。
熱い波が去った後・・・Jはとんでもないことを言い始めた。
「美月と愛を確かめ合えたから言うんだけど・・・
 実は、俺 20代の頃2年くらい歌舞伎町でホストやってたんだ。
 そこで店外デートも仕込まれて、店と提携してる隣のソープのお姉さんにテクを教え込まれたの。
 No.3までなったんだけど、俺ってもともと相手を好きじゃなきゃ勃たないタチで、恋愛と仕事の区別がわかんなくなっちゃって辞めたんだ。
 妻はHが全然好きじゃなくて数えるくらいしかしてない。
 美月はHが好き?
 これからは美月をもっともっと気持ちよくさせてあげる。」 
天国モードってこのこと。。。
曖昧にうなづく私に、Jは更に続けた。
「AからZのコースがあってね。
 このお道具も美月のためのだよ。
 プロは電池を入れては使わないんだよ。
 こっちはお道具名人の手作りで、美月に合わせてサイズをオーダーしたの。
 子供産んでるってとこのだいたいのサイズだけど、気持ち良くてあっという間にイっちゃうよ。
 使いたくなかったら使わなくて良いし。
 クンニも5時間はできるから。
 自衛隊にいた時に、合同訓練の米兵からも舌の鍛え方を習ったんだ。
 もし自分のモノが役にたたなくなってもワイフを満足させられるようにってね。
 ねぇ、美月・・俺のこと嫌いになった?」
返事に窮している私にJは言う。
「美月、嫌いにならないで。
 いっぱい尽くすから。」

メールにあった「俺から離れられなくなるよ」って、このことだったんだ。
「元ホスト」なんて想像の範囲を越えている。
あぁ ヤバい。
お仕事でない愛情をこめたホストのテクなんて反則だ。。












コメント
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