夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

We are Sailing.

2008年12月12日 22時28分25秒 | Weblog
30年前・・・
中学・高校と6年間過ごした山手の女子校。
高校の卒業式が終わった後、プレイルームに集まりお別れ会をした。
そして最後の最後で流した曲は。。。
ロッド・スチュァートの「Sailing」
今でも覚えている。
♪We are sailing stormy water to be near You,
 To be Free.
箱入りお嬢様だった私たちの卒業にぴったりの歌だった。
その時は気にもしなかった歌詞だけど。

今・・・私は改めて「Sailing」を歌おう。

元夫は、なかなか離婚の話に乗ってこなかった。
何故なら子供たちを引き取れない=養育費を払わなくてはいけないからだ。
父親なら払うのが当たり前だと誰でも思う。
子供たちを引き取るのが私なら、親権も当然 私・・
ところがそれも元夫は認めたくないらしかった。
子供たちは引き取らない、養育費も出さない、でも親権は欲しい。
そんな身勝手な要求を通すわけにはいかない。
私が正論を言うと、元夫はなんだかんだと私の行いをなじり始めた。
あげくにはFさんとの話まで持ち出す始末。
「その男に慰謝料をもらってもいいんだぞ。」
などどインネンつける元夫。 
バカバカしくて溜息が出た。
ほんとに大学法学部卒?
始めに離婚ありきのくせに、自分の恥を曝すだけじゃないか。
だからって元夫が養育費を払わないってことにはならないんだから。
9月から入金の途絶えた元夫は、事業が上手くいってないらしかった。
不動産というのはそんなもの。
入れば大きいが、そんな大きな物件が毎月毎月簡単に決まるわけじゃない。
わかってはいたが、私はあえて正論で推し進めた。
別居してから、子供たちに何も関わろうとしない元夫に、せめて親としての責任を示してほしかった。
金額じゃない。
せめて少しでも子供たちへ愛情を見せてくれたら・・

元夫との不毛なやりとりに疲れた私を癒してくれたのはJだった。
Jはハイエースの後部座席をベッドにして、湘南海岸の脇に停めた。
夜の渚と満天の星。
まるでキャンピングカーのように、自然の中でくつろげる。
昼間は丹沢の沢だったり箱根の紅葉だったり、Jはいろんな場所に連れてってくれた。
私が元夫とのことでイラついてると、機嫌直しにグルメドライブを計画してくれたり、一度などはラブホにカセットコンロを持ち込んで、チキンのトマト煮とブルーチーズのパスタを作ってくれた。
ラブホにふたりで大荷物背負って行ってまず笑ったけど、中でバーナー使ってチキンを炙っちゃったJ。
これがまじ本格イタリアンで、たかが男の料理とタカをくくってた私は、Jの料理を見直すはめになったんだよね。
「こんなのは序の口だからね。
 美月はまだまだ俺の料理、全然食べてないんだから。
 早くいっぱい食べさせたいなぁ。」
・・・なんか逆だよな~って思いながらも、Jと一緒に作るお料理は楽しかった。
実は元夫も料理は趣味のくせに、作ってやってる的な態度で作るからちっとも楽しくなかったの。
Jとお料理すると漫才やってるみたい。
完璧かと思うとヤラかすし、そこがほっとけなかったりするのかも。

この頃になると、私たちは避妊しなくなった。
「どうせ結婚するんだから、できてもいいじゃん」というのがJの考え。
この年でできたら孫みたいだよね~★
もう私は40代後半・・同級生の友達はそろそろホルモン補充したりしてる年代。
私みたいに何もしないで毎月の周期できちんとくるのは珍しがられた。
けど。
さすがに、もう妊娠はしなかった。
Jとの子供も欲しかったかなぁ・・
「それならそれで、思い切りHが愉しめるじゃない。
 女性はこれからが本当の快感なんだよ。」
Jの用意したお道具は、月ごとに増えていった。
何でもお道具名人はもう高齢で、いつ亡くなるかわからないから、今のうちにZコースの道具まで作っておくんだそうな。
私も最初は敬遠していたが、お道具への興味には勝てず・・・☆

お道具・・いわゆる大人のオモチャだが。
Jの揃えてるのは、ものすごくシンプル。
ひとつは細めでアナルと二つ攻めの二股のもの。
電池は使わないで、Jの手のみで動かすの。
もうひとつはスケルトン・エクスタシー。
その道のプロの黒人男性のものをそっくりにコピーした名人の手作りの一品もの。
それを中・大・特大って揃えたJって・・・!?
Jは、自分が果ててからお道具を使い出す。
それまでだって長いのに、フルコースしたら一晩なんてあっという間。
今まで私が経験していたHなんて、子供のマネごとかも。
指や舌の使い方も違うんだそうだ・・
確かに何をしても痛いってことが無い。
使い終わったお道具も、Jはちゃんと熱湯消毒してから保管するんだよね。
プロっぽい・・と言えば、Jのお尻。
40半ばなのに、めちゃめちゃヒップアップして引き締まってるの。
このままJとHしてたら、私も若返るかなぁ・・なぁんて♪

元夫の入金は翌月もなく、とうとうAudiを手放すことになる。
翌年早々には次男の高校受験。
Jの次女も同様だった。
私たちは、お互いの次男次女の中学卒業をメドに離婚するつもりでコマを進めていた。
Jのほうは、Jが子供二人分の大学までの学費を養育費として、一括で払うことで解決がついていた。
私のほうの解決がつかないまま、年末を迎えようとしていた。
そう・・去年の今頃はStomy Waterの真っただ中。
Hで若返るなんて言ってる場合じゃない。
しかも年越して、もっと悲惨な運命が私を待っていた・・ 













コメント
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