奥州市埋蔵文化財調査センター主催の所長日曜講座「奥州後三年記」を考える(第5回)に出席のため、妻と共に水沢に行きました。生協水沢店「アテルイ」の大駐車場に車を置いて、ホテルプラザイン水沢(水沢区佐倉河字後田29)まで歩いてみました。
スイカズラ科 ツクバネウツギ(アベリア)属 Abelia
中国、日本、ヒマラヤなどのアジア、メキシコに15種ほど分布する常緑、落葉低木。本属中、
最も普通に栽培されるのがアベリア(和名:ハナゾノツクバネウツギ)Abelia× grandiflora
中国原産のシナツクバネウツギA.chinensisとユニフローラA.unifloraの交雑種で、日本には大正時代に渡来したとのこと。半落葉または常緑の低木。根もとから枝分かれしてよく茂り、高さ1~2mになる。ふつう属名のままにアベリアと呼ばれる。別名:ハナツクバネウツギ。公害に強く、病害もなく、強健なため、都市緑化に適し、公園、道路のグリーンベルト、生け垣などによく植えられている。葉は対生または3個ずつ輪生し、長さ2~5㎝の卵状楕円形で、厚くて光沢がある。かなり丈夫で、晩春から秋まで(5~11月頃)次々に花が咲き続ける。花色はピンクがかった白。花冠は長さ1.5~2㎝の筒状鐘形で、先は5裂する。少し芳香がある。
品種としては黄金斑入りのフランシス・メイソンcv.Francis Masonが普通に栽培される。最近、鉢物としてモモイロアベリアと呼ばれる同属のシューマニィーA.schumaniiやエドワード・ゴウチャーcv.Edward Goucherも栽培される。[栽培]繁殖は挿木。