peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)

2009年08月11日 | Weblog
一関市大東町摺沢のルリタマアザミ(瑠璃玉薊)
 2009年7月23日





2009年7月23日(木)、一関市立大東図書館(大東町摺沢字新右エ門12
-2)のすぐ近くで、県道19号(一関大東)線沿いにある民家の門口で
ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)が針坊主状の蕾を沢山つけていました。




2009年8月6日(木)のルリタマアザミ(瑠璃玉薊)



ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)キク科 ヒゴタイ(エキノプス)属
Echinops ritro(エキノプシス・リトロ)
東ヨーロッパから西アジア原産の多年草。日本には近縁のヒゴタイ E.setifer
が九州に自生する。属名のエキノプスは「ハリネズミに似ている」という
意味で、球形の花(頭花)の姿に因んでつけられたもの。

草丈は60~100㎝でよく分枝し、葉は羽状に深く切れ込む。裏面に白い
綿毛があるので、。ウラジロヒゴタイとも呼ばれる。

7~8月、直径4~5㎝の球形の頭花をつける。開花前は針坊主状の総苞片
があり、触ると痛いが、筒状花が開くと青紫色のボールのようになる。
筒状花のみで、舌状花はない。3㎝ほどの小輪多花性の品種もあるとのこ
と。切り花のほか、ドライフラワーにもよく利用される。
[栽培]容易。5~6月に播種すると、翌年7~8月に開花する。

オキザリス・レグネリィー’トリアングラリス’

2009年08月11日 | Weblog
一関市東山町のオキザリス・レグネリィー
 2009年8月8日




2009年8月8日(土)、一関市東山町長坂字西本町の一関市役所東山支所
(旧東山町役場)のすぐ傍にある民家の門口で、鉢植えにされたオキザリス
・レグネリィー’トリアングラリス’
が花を咲かせていました。
葉色に因んだ「紫の舞」という名前で流通している品種ではないかと思います。




オキザリス・レグネリィー・トリアングラリス
カタバミ科 カタバミ(オキザリス)属
Oxals regnellii'Triangularis' 別名:セイヨウカタバミ。
ブラジルなど南アメリカ原産の半耐寒性多年草だが、関東地方以西な
ら植え放しでも問題ないとのこと。但し、12月下旬頃には地上部が枯れ、
越冬するという。日本にも自生するカタバミ O.corniculataの仲間で、
地下に塊根(球根)を持つものをオキザリスと呼んでいる。
草丈は10~30㎝。葉は濃い赤紫色の三枚葉で、三角形をしていて先端が
尖っている。小葉の大きさは3㎝ほど。花の直径は2㎝ほどで、花色は淡
いピンクだが、濃い紫色の葉との対比で白色に見える。開花期は6~8月。
花と葉は日中開き、曇りの日や夜間は閉じる。別名:球根カタバミ。
[管理]丈夫で2~3年植え放しでもよく育つ。開花中は日当たりのよい場所
に置くのが絶対条件。葉が茂っている間は鉢土の表面が乾いたらたっぷり
水やりし、月に1~2回液肥を与える。葉が枯れ始めたら水やりを止め、鉢
のまま乾燥させる。繁殖は株分け。