一関市東山町のハナスベリヒユ(花滑り莧)/ポーチュラカ・オレラケア「ギガンテス」
/ヘラバマツバボタン(箆葉松葉牡丹) 2009年8月14日
ポーチュラカ・オレラケア「ギガンテス」 スベリヒユ科 スベリヒユ(ポーチュラカ)属
Potulaca oleracea cv.Giganthes
スベリヒユ属は、熱帯から温帯にかけて約100種ほどが分布する多肉質の植物。
ポーチュラカ・オレラケア「ギガンテス」は、ハナスベリヒユ(花滑り莧)やヘラバマツバボタン(箆葉松葉牡丹)という和名があり、沖縄や九州などの暖かい地方では花壇や庭の草花として普及しており、その他の地方でも夏の鉢植えとして売られている。園芸店では属名のポーチュラカという名で売られている。
スベリヒユP.oleraceaを改良してつくられたものと考えられており、1982年にアメリカ合衆国で発売されたとのこと。花は大形で直径2.5~3㎝ほどあり、花色もピンク、赤、黄、紅紫、白、複色など豊富で、一重から八重咲きの品種まである。花は一日花で、日が当たる日中のみ開花し、曇天時や夜間には閉じる性質がある。[栽培]植え付ける場所は日の当たる場所がよく、鉢植えでは肥沃で排水性がよく、しかも保水性のある用土に植えこむ。暑さと乾燥には強いが、霜の降りる地方では冬越しできない。多くの品種が不稔性で結実しないために、繁殖は挿し芽によるとのこと。[花期]5~9月。