peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

メランポディウム・パルドスム

2009年08月15日 | Weblog
一関市大東町摺沢のメランポディウム・パルドスム 
2009年8月6日




2009年8月6日(木)、一関市立大東図書館(大東町摺沢字新右エ門土手)
の向かい側にある民家の庭でメランポディウム・パルドスム
沢山花を咲かせていました。




下記の画像は、一関市立山目公民館(一関市青葉2丁目4-5)前にある
民家の鉢植えのメランポディウム 7月21日(火)



メランポディウムキク科 メランポディウム属 Melampodium
メランポディウム属 Melampodiumは、北アメリカ南部の熱帯地方
に37種ほど分布する非耐寒性の一年草または多年草。
メランポディウム melampodium paludosumは、近年に園
芸品種として登場した草花で、日なたから半日蔭まで土質を選ばずよく
育ち、日本の高温多湿の夏でも休まずに咲き続ける。草丈20~40㎝で、
茎上部でよく分枝し、先端に花径2~3㎝の黄色い花を多数つけ、横に張
り出すように育つ。舌状花は12枚ほどで、緑色の葉との対比が美しい。
筒状花も黄色。鉢物用であるが、近年、切花用としても栽培されている。
秋には40~70㎝位になる。

草丈20㎝前後の矮性種ミリオンゴールドは小鉢やグラウンドカバー
にも向く。
[栽培]日当たりと風通しのよい戸外に置く。鉢土の乾燥に弱く、水切れ
すると生育が悪くなるので、乾き始めたら早めに水やりする。咲き終わ
った枝を切り戻すと晩秋まで咲き続ける。春播きして7~9月に開花する。

ナツズイセン(夏水仙)

2009年08月15日 | Weblog
一関市東山町のナツズイセン(夏水仙) 2009年8月14日







2009年8月14日(金)、一関市東山町長坂字東本町164の安養寺の境内で
ナツズイセン(夏水仙)が花を咲かせていました。





何もないと思っていた所から唐突に花茎が伸びてきて花を咲かせる。

ナツズイセン(夏水仙)ヒガンバナ科 ヒガンバナ(リコリス)属
Lycoris squamigera
中国から古い時代に入ってきたと考えられている多年草。日本の中部以北
に半野生化しているもので、リコリス・スプレンゲリー L.sprengeriと
中国原産のリコリス・ストラミネア
の自然雑種とのこと。

毒草のため日本ではあまり栽培されないが、外国では花壇に植えられたり、
よく切り花にされているとのこと。最近は庭に植えられているほか、人家の
近くに野生状態で生えているものが見られる。

8月中旬頃、地中の鱗茎(球根)から高さ50~70㎝ほどの花茎が伸び、直
径8~10㎝の大きな花を5~7個開く。花の色は紫がかった淡いピンク。

秋になると青白い線形の葉を出し、翌年の5月頃には枯れてしまうが、こ
の間に地中の鱗茎が肥大する。この葉がスイセン(水仙)に似ていて、夏
に花を咲かせるので「夏水仙」の名がある。欧米では、花の時期
に葉がないことからマジックリリーとも呼ばれている。
[栽培]日なたを好むが西日が当たらないように落葉樹の下などに植える。
花後に出る葉で光合成を行うので切らないようにし、休眠中でも時々水を
与える。水はけ、水もちのよい場所の骨粉などの有機肥料を施し、球根は
1個分空ける間隔で植えつけ、5㎝覆土する。鉢植えで葉は丁度隠れる位に
する。繁殖は分球による。