奥州市水沢区佐倉河 2009年8月23日(日)
2009年8月23日(日)、奥州市水沢区佐倉河にある農家と思われる民家の庭でダンゴギク(団子菊)/ヘレニウムが花を沢山咲かせていました。画像はヘレニウム・アウツムナレの園芸品種。在来種の花は黄色。
ダンゴギク(団子菊) / ヘレニウム キク科 マルバハルシャギク(ヘレニウム)属
Helenium 南アメリカ及び北アメリカに約40種ほど自生する多年草または一年草。属名は古代ギリシャのスパルタの王妃の名に因むとのこと。
ヘレニウム / ダンゴギク(団子菊) Helenium autumnale(アウツムナレ)
北米、メキシコ原産の耐寒性多年草で、草丈は50~120㎝ほどで、よく分枝する。日本には大正初年に渡来したとのこと。頭花の直径3~5㎝、舌状花は黄橙色、筒状花は黄褐色で、中心部がダンゴのように半球状に盛り上がるのでダンゴギク(団子菊)の和名がある。園芸品種にモーレン・ビューティー cv.Moerheim Beauty、ウインドレイ cv.Wyndleyなど赤、褐色のものがある。切り花、花壇用。昭和40年頃までは、お盆や彼岸の仏花に使うために盛んに栽培されていたという。欧米では品種改良が進んでいる。
[栽培]日当たりと水はけのよい場所で育てれば、丈夫なので手もかからない。5月頃に摘芯して枝数を増やすとともに、花の高さを抑える。2~3年は植えたままで株が自然に大きくなり、毎年花を咲かせる。込み合ってきたら新しい土を使って、春または秋に株分けする。冬は地上部が枯れるが、新芽が出ており、春には伸びてくる。[花期]品種によって異なるが、6~10月。