2014(平成26)年1月17日(金)、岩手県立花きセンター(岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。山も野原も雪で真っ白になっているのに、この花卉センターの中には様々な花が沢山咲いていました。
岩手県立花きセンターの本館(管理棟)の近くにある研修温室は、「高温区」「中温区」「低温区」に分かれていて、それぞれの温度に適した植物が植栽されています。
出入口から右側(西側)のエリアが「高温区」で、洋ランやアナナス類などが沢山植栽されています。
「高温区」の南西側の棚の上に濃ピンク色の花を咲かせたテイキンザクラ(提琴桜)と思われる植物が植栽展示されていました。
テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ トウダイグサ科 ヤトロファ(タイワンアブラギリ)属 Jatropha integerrima
キューバ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の非耐寒性常緑小低木。高さは1~2mで枝は下垂する。葉は楕円形で先端が尖り、縁が滑らかなもの、中央でくびれるもの、鉾形のもの(「ホコバテイキンザクラ」とすることもある)までいろいろある。花は長く伸びる花茎に直径2~3㎝ほどの花をまとまって付ける。ピンク~濃紅色のサクラ(桜)に似た花を咲かせることからナンヨウザクラ(南洋桜)とも呼ばれる。サクラと違って2ケ月ぐらい咲き続けるとのこと。花期は3~6月が盛期だが、温度と日照が十分あれば(温室など)周年開花する。和名のテイキンザクラの「提琴」というのは、中国語で弦楽器のことだという。栽培:日当たりを好むので、明るい窓辺、やや遮光した戸外で育てる。越冬温度は15℃以上必要なので冬は室内へ。乾燥に耐えるので、土の表面から数㎝乾いてから潅水する。挿し木(5~6月)、取り木で殖やす。なお、他にも熱帯アメリカ原産のナンヨウザクラと呼ばれている白い花で実がサクランボのような木があるらしい。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」ほかより]
http://momonatu.blog5.fc2.com/blog-entry-465.html [photo Life テイキンザクラ(提琴桜)]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/teikinzakura.html
[テイキンザクラ(提琴桜):ホコバテイキンザクラが掲載されています。]
ホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)Jatropha pandurifolia
キューバ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の3mぐらいになる常緑の低木。花は径2~3㎝で。濃赤色花が茎の先にかたまって咲く。温度さえあれば一年中咲き続ける。冬は室内に入れ5℃以上に保温する。白い樹液は有毒。挿し木でよく着く。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33302321&blog_id=82331[peaの植物図鑑:テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ 2009年12月24日(木)]
http://divingcat.net/hanahana/ta-to/te/teikinzakura.html[テイキンザクラ(トウダイグサ科)] http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/t/teikinzakura.htm[テイキンザクラ(提琴桜)] テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ トウダイグサ科 ヤトロファ(タイワンアブラギリ)属 jatropha integerrima https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33289335&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターの花木(名前がわかりません)2009年12月24日(木)]