peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

千厩野草会のユキジロキンバイ(雪白金梅)

2010年05月05日 | 植物図鑑

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2010年5月4日(火)、一関市千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の春の山野草展示会が開かれていたので、行ってきました。150鉢ほどの山野草が展示されていましたが、その中にユキジロキンバイ(雪白金梅)がありました。

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ユキジロキンバイ(雪白金梅) バラ科 キジムシロ属 Potentilla alba

ヨーロッパアルプス、亜高山の針葉樹林下などに生える多年草。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/7adf849b5d1c69719f0679c394ed77c9 [peaの植物図鑑]


千厩野草会のキンバイ(金梅)

2010年05月05日 | 植物図鑑

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2010年5月4日(火)、一関市千厩町の千厩野草会(金野昌敏会長、会員15人)主催の「春の山野草展」が、5/2から同町の千厩ショッピングモール・エスピアで開催されていましたので行ってきました。満開のシラネアオイやバイカカラマツ、オオバナエンレイソウなど、野趣に富む約150鉢が展示されていましたが、それらの中に黄色い花を沢山つけた「メアカンキンバイ(雌阿寒金梅)」と思われるキンバイもありました。

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キンバイ(金梅)の仲間 バラ科 キジムシロ属 Potentilla:種類が多い属で、北半球の温帯以北に300種ほど分布し、日本には約20種が自生する。山野草として普及する種は北海道から千島、樺太の原産で花の大きいチシマキンバイ(千島金梅)P.megalantha、全国に分布するイワキンバイ(岩金梅)P.dockinsii、なかでも屋久島原産の小型種は、ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)の名で増殖苗が流通する。このほか高山植物のメアカンキンバイ(雌阿寒金梅)P.miyabeiやウラジロキンバイ(裏白金梅)P.niveaも一般的。さらに小低木のキンロバイP.fruticosa var.rigidaやハクロバイ(ギンロバイ=釜無産のものに付けられていた商品名)P.f.var.leucanthaも同じ仲間。

 和名の「キンバイ(金梅)」は、花の形がウメ(梅)に似ていて、黄色であることからこの名がある。多年草。

海外からも多くの種が導入され普及している。なかでも日本には自生のない赤い花の咲くヒマラヤ原産のポテンティラ・アトロサングィネアなどや、その交配種が目立つ。花期:4~6月。

植え付け、植え替え:丈夫なので、浅鉢に火山岩を添えて植えたり、他種との寄せ植えなど好みの植えつけができる。用土は硬質鹿沼土5に軽石砂5などの混合土。植え替えは、5~6月中旬と、少し涼しくなった9月中旬~10月中旬が適期。根の生長が活発なので、毎年行う。[講談社発行「山野草大百科」&栃の葉書房発行「育てる調べる 山野草2525種」より]


千厩野草会のホソバシャクヤク(細葉芍薬)/イトバシャクヤク(糸葉芍薬)

2010年05月05日 | 植物図鑑

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2010年5月4日(火)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「春の山野草展」に1鉢だけでしたが、ホソバシャクヤク(細葉芍薬)/イトバシャクヤク(糸葉芍薬)が展示されていました。

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 キンポウゲ(ボタン)科一般的にはキンポウゲ科に分類されるが、分離してボタン科とする場合もある。この仲間は世界各地に50種ほどある多年草で、暖地から亜寒帯のユーラシア、北アフリカ、北アメリカなどに分布が広がる。日本の自生は2種で、白花のヤマシャクヤクは関東地方以西の本州から四国、九州、朝鮮半島へと分布する。花が淡紅色のベニバナヤマシャクヤクは北海道から本州、四国、九州と朝鮮半島、中国、樺太に分布。ともに実生や株分けなどが容易で、増殖苗が広く流通する。また、葉に斑が入る選別種や、花の変異種なども見出されている。ちなみに園芸種のシャクヤクは中国の北部や東北部原産のパエオニア・ラクティフローラ(中国名・芍薬)が薬用や観賞用に栽培され、改良、選別されたものが渡来したもの。イトバシャクヤクやホソバシャクヤクの和名で呼ばれるパエオニア・テヌイフォリアはヨーロッパ南東部の原産種。[講談社発行「山野草大百科(久志博信・内藤登喜夫著)」より]

 

ホソバシャクヤク(細葉芍薬)/イトバシャクヤク(糸葉芍薬) ボタン属 Paeonia tenuifolia

ヨーロッパ南東部からロシア南部の大草原に分布している多年草で、高さは30~50cmになる。葉は細かく裂け、裂片は線形。4~5月頃、茎頂に直径5~8cmほどの濃紅色の花を咲かせる。雄しべは黄色。英名:Fernleaf peony。

http://www.botanic.jp/plants-ha/hoshak.htm [shu(^^)Homepage,ホソバシャクヤク]

http://www.rhs-japan.org/fs/rhsje/c/red-art107[ホソバシャクヤクのボタニカルアート英国王立園芸協会 所蔵]