peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

千厩野草会のユキワリコザクラ(雪割小桜)

2010年05月12日 | 植物図鑑

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2010年5月4日(火)、千厩野草会(会長・金野昌敏)の「春の山野草展」ユキワリコザクラ(雪割小桜)も展示されていました。

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ユキワリコザクラ(雪割小桜) サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属 Primula modesta var.fauriei

北海道、本州(北部)に分布する多年草。本州(中部地方)、四国、九州に分布するユキワリソウ(雪割草)の変種で、高さは10㎝前後、ユキワリソウより葉が広く(広卵形)基部が急に細くなり、葉の縁は裏面に強く反り返って波状の歯牙があるが、あまり目立たないものが多い。

花期:5~7月。八重咲き品種も流通している。ネムロコザクラ(根室小桜)とも呼ばれる。栽培:春・秋は日当たり、夏は暑さに弱いので、できるだけ涼しくなるように心がけ、風通しの良い半日陰に置く。冬は棚下などで霜除け程度の保護をする。乾き気味に管理し、水やりは夏でも1日1回、春・秋は2~3日に1回、乾いたら灌水する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「育てる調べる 山野草2525種」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E6%A5%AD%A5%EF%A5%EA%A5%B3%A5%B6%A5%AF%A5%E9 [peaの植物図鑑:道の駅・厳美渓のユキワリコザクラ]


一関市千厩野草会のヒメシャクナゲ(姫石楠花)2010年5月4日(火)

2010年05月12日 | 植物図鑑

一関市千厩野草会のヒメシャクナゲ(姫石楠花) 2010年5月4日(火)

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2010年5月4日(火)、一関市・千厩野草会(会長・金野昌敏)の「春の山野草展」千厩ショッピングモール・エスピア(千厩町千厩字東小田)で開催されていましたが、150鉢ほそ展示されていた山野草の中にヒメシャクナゲ(姫石楠花)が1鉢だけありました。

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道の駅・厳美渓のヒメシャクナゲ(姫石楠花) 2010年5月9日(日)

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一関市博物館(字沖野々215)に行ったので、隣接する道の駅・厳美渓に立ち寄ったのですが、花卉(かき)売り場に鉢植えのヒメシャクナゲ(姫石楠花)が展示されていました。

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ヒメシャクナゲ(姫石楠花)ツツジ科 ヒメシャクナゲ属 Andromeda polifolia

亜高山~高山の湿原などに生える常緑小低木。茎の下部はミズゴケなどの中を這い、枝先は立ち上がって高さ10~20cmになる。葉は枝先に密に互生し、長さ1~4cmの細長い楕円形で、先は尖り、厚くてかたい。葉の裏面は白っぽく、縁は裏面に巻き込む。6~7月、枝先に淡いピンクの口がぎゅっとすぼまった壺形の小さな花が数個ずつ下向きに咲く。花は長さ6mmほど。分布:北海道、本州(中部地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・夏の花」より]


一関市厳美町のイカリソウ(碇草/錨草)

2010年05月12日 | 植物図鑑

一関市厳美町のイカリソウ(碇草/錨草) 2010年5月9日(日)

 一関市厳美町の厳美渓・天工橋(てんぐばし)から100mと離れていない所にある民家の庭に植えられていたイカリソウ(碇草/錨草)が花を沢山咲かせていました。

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一関市千厩野草会のイカリソウ(碇草/錨草) 2010年5月4日(火)

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メギ科 イカリソウ(エピメディウム)属 Epimedium

地中海からアジアに25種が分布する多年草。根茎は這い、葉は3出または2出複葉。

イカリソウ(碇草/錨草) Epimedium grandiflorum var.thunbergianum:主に太平洋側の山地に生える多年草。地味だが、山草として庭植え、あるいは鉢物として栽培される。花には4個の花弁があり、その基部にそれぞれ長い距があって、四方に広がっている。この独特の花の形を船のイカリ(碇/錨)に見立てて、「イカリソウ」の名がついた。萼片も花弁状で6個あるが、2個は小さく早く落ちる。高さは20~40cmになる。葉はふつう2回3出複葉で、根もとの葉には長い柄があり、茎につく葉の柄は短い。小葉は長さ3~10cm、幅2~6cmの卵形で、基部はゆがんだハート形、縁には刺条の毛がある。花期は4~5月。花は直径2cmほどで下向きに咲く。花色の変異は強く、淡紫色や紅紫色、濃桃色、ピンクのほか、白色のものもある。花弁の基部の距は長さ1.5~2cm。イカリソウの仲間は薬草としても知られ、強壮薬に使われる。分布:北海道(渡島半島)、本州。栽培:容易。繁殖は株分け、実生。

仲間には「キバナイカリソウ(黄花碇草)Epimedium koreanum」や「トキワイカリソウ(常磐碇草)Epimedium sempervirens」などがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]