堀倫の20世紀少年 親父の十八番ハウスボーイ 坂本龍馬の隠し部屋

子どもの頃に親父がよく話してくれたのが、グラバー邸でのハウスボーイの話。
終戦後長崎に来た米軍の将校たちが寝泊まりするのに、グラバー邸を使っていたそうだ。
そして数人の日本人青年を雑用として雇っていた。
それがハウスボーイ。
当時の日本としては考えられないような華やかな食生活を経験したそうだ。
いろんな卵料理やアイスクリームにケーキ…etc。
とにかく、こんな美味しい物食べてるの？戦争勝つわけないよ～だったらしい。
余った分を食べたり、判らないようにつまみ食したり…。
夜中トイレに行こうとしてMPにピストルをつきつけられたり…。
色々な話を聞かされた。
その中でも十八番は坂本龍馬の隠し部屋。
グラバー邸の入り口の真上に、天井裏に通じる穴を見つけ、仲間と遊んでいたという話。
当時は坂本龍馬の隠し部屋とは知らずに登っていたとのこと。
長崎市が発見するより先に見つけてたのが自慢だそうだ。
そんなこんなで歳の割りに洋食が好きな爺さんだ。