上記画像は三菱重工業株式会社X(旧Twitter)より
11月14日、三菱重工マリタイムシステムズにて、
もがみ型護衛艦8番艦の命名・進水式が行われ、
「ゆうべつ」と命名されました。
北海道を流れる一級河川湧別川が由来だそうです。
艦橋と主砲の間のVLSは7番艦のによどから、
建造時からの艤装となりました。
でも、もがみ型護衛艦も12隻までで、
その後は新型FFMを12隻建造となります。
その新型FFMの模型がIndoPacific2023で展示されてますね。
上記画像は防衛装備庁X(旧Twitter)より
そして10月24日、
ジャパン マリンユナイテッド株式会社横浜事業所鶴見工場において、
あわじ型掃海艦4番艦の命名・進水式が行われ、
「のうみ」と命名されました。
あわじ型掃海艦の4番艦となる「のうみ」。
船体は磁気を出さないFRP製。
島の名前が付くみたいですね。
計画建造数は9隻で2年に1隻のペースでの建造みたいです。
護衛艦や潜水艦と違って華があるわけではないですが、
掃海艦は海に囲まれた日本にとっては、
ものすごく大切な海自艦艇です。
掃海艦は海に仕掛けられた機雷を見つけ処理する船。
第二次世界大戦でも米軍に大量に機雷を撒かれ、
関門海峡には今でも機雷が残っていると言われています。
現代潜水艦では機雷を設置する能力があり、
もし掃海艦がいないと、
護衛艦が港から出られないとう状況になるかもしれません。
FFMもがみ型にも機雷処理能力を持たせていますが、
掃海を専門とする艦艇は無くせないと思います。
上記画像は防衛装備庁X(旧Twitter)より
11月6日の読売新聞に、
護衛艦不足で補給艦や多用途支援艦も投入。
監視能力の底上げ急務。
とあるのですが、
これは数年前から言われ続け、
掃海艦も監視に繰り出されたこともあったと思います。
そもそも専門外ですし、足の遅い船が監視役だと、
監視相手が速力上げるとどうしようも無くなります。
そのために1900t哨戒艦を10隻建造する事になったわけですから。
その点では哨戒艦も充分とはいえませんが…