京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のお初時間」

2020-01-23 09:03:32 | 時計修理

1月23日仏滅の木曜日。
賀茂川公園も雨、一人だけであった北山大橋工事の警備員のおじさんと元気に挨拶して北上!
こんな雨でも21日のお初弘法から25日のお初天神が楽しみな京都です。

昨日は定休日、セイコーの修理品が代引きで届きました。
ロレックスは一回、セイコーは二回、シチズンは三回、カシオは丑の刻参り。これは電話の督促回数です。
それにしても時計業界は横着です。いきなり予告なしで高額代引修理品を送ってくる。
昔時計業界が栄えた名残なのでしょう。

他の業界の様に「今日送りましたよ~!ありがとうございます」くらい言えないかと思う。
時計はぜいたく品か「金持ち喧嘩せず」の世界観がある。

それにしてもいきなり3万円の出費は痛い!レジの釣銭と私の財布をかき集めて何とか佐川のお兄さんに払えました。
おかげで夜の宴会は中止。せっかく錦通りに美味しい居酒屋を見つけたのに~パス!
時間が空いたので床屋へ行く。
「お初頭」
子供のころ床屋さんに行った翌日のお初頭はみんなからポンポン叩かれる。
嫁さんに言うとそんなもんシラン!と言われた。長崎だけの風習だったのか?
「ライスカレー」と「カレーライス」の違い。ライスが多いのは港町船乗りが多い長崎、カレーが主役の贅沢な京都?
どちらも美味しいからどうでもいいがルーが多い京都はやはりうれしい。
京都府庁南の「カリル」のチキンカレーはおすすめ。

 お客様で次回選挙の門川さんの支援者が来た。
今回は「仕方なく応援」だそうです。観光災害の主犯の現職市長に非難集中。
いっそ自民党、公明党で新しい候補者を立ててほしかったね~という。

京都では「政党と宗教」は自分たちの母親のようなものです。
よそさんの宗教も大事にするのが決まりなのでお客さまとは政治、宗教の話はしない。
自分の母親の悪口を他人から言われると気分が悪いでしょう。
たとえギャンブル依存症での中で亡くなった私の母親でも他人から言われると腹が立つものです。

私はなんちゃって日蓮宗徒。大徳寺さんやら妙心寺、はたまた東寺、北野神社にも行ってお参りします。
イスラム、キリスト教など原理主義的な宗教を信じている人にも優しい街です。
それとなく京都はおおらかなのだ。
「金持ち、文化持ちケンカせず」なのでしょう。

25日土曜日は「お初天神」きっと雨も上がることでしょう。
旧暦のお正月、お月さまが出ない朔日の事故注意日。
この天神市に出店しているコーヒー屋サンは美味しい。
土曜日の工房はちょっと遅刻するかも?
のんびりお越しくだされ~。

コメント
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