京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の化けの皮」

2020-01-27 08:54:28 | 時計修理

1月27日雨と月曜日。
明日はもっと日が悪い仏滅さんりんぼう。一日部屋の中にこもって寝ていたほうがいい日。
用事はすべて今日終わらせたい。
写真はオメガの手巻きホワイトゴールド金無垢時計。
24金は柔らかいので時計には使えないので銀を混ぜるとホワイトゴールド、銅を混ぜるとイエローゴールド。
京都はホワイトゴールド、大阪はイエローゴールド、神戸はプラチナでそれぞれ出身地を見分けます。

昨日の京都新聞の腰抜け記事に驚いた。京都市長選挙の最後に日曜日に申し訳程度の関連記事にがっかり。
ところがよく見ると現職市長を応援するほぼ全面広告が大きく載っていました。数百万円かかった豪華な掲載費用にびっくり。
「化けの皮」がはがれた瞬間です。
これだけ広告費をもらったら腰が引けて批判する記事は書けないでしょう。絶好の日曜日のタイミングでした。

「ペンは剣より強し」はよその世界のおとぎ話。
「ペンは金に弱し」が現実でした。京都新聞社の社員には臨時ボーナスが出たのでしょうか?
営業部と制作部のなれ合いマッチポンプ新聞社だとばれてしまいました。
どこの新聞社でも筆を曲げてお金にすがりたい姿勢を見ると市場経済原理主義の業界なのだ。
朝日はダメ、京都新聞にもあきれた、信じられるのが日経、赤旗くらいでしょうか?

それにしても貧乏な若手候補者がかわいそうである。
選挙カーもめったに通らないし、チラシもポストにはいったのは一度きり。
2月2日投票日の夜には残念な結果が出る悔し涙のかきくれる夜になるでしょう。
この夜は時計師も一緒にお付き合いしましょう!
牛車に向かう蟷螂。お金の力で踏みつぶされました。
それでも最後まであきらめないでまた数年後貯金をためて出ればいい。

41歳の私の息子のような年令にしてはマニフェストも三人の候補者の中で一番しっかりしていたと思う。
それだけでも京都の宝物なのだ。銅貨が詰まったツボに一枚でも金貨が入るとツボの価値は上がる。
いぶし銀のような政治家になることでしょう。将来が楽しみでもあります。

京都はホワイトゴールド。
派手さはないがこんなずっしりとした味わいのある若者が多い。
私たちが見習うことが多いと思う。
明日は仏滅三隣亡。時計を身に着けて魔除けに使う手もある。
電池交換1000円と税。小銭をためて何とか生きているお仕事です。

吉本芸人の広告やらツイッターに大金をどぶに捨てるような政治にはうんざりなのじゃ~。
棄権だけは避けて投票に行きましょう。







コメント
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