京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の外来種」

2020-01-30 09:18:58 | 時計修理

1月30日木曜日。明日は旧暦の七草。
セリ、ナズナなどの七草で荒れた体を整えます。
週末から来週にかけて立命館や同志社などの入学試験の集中日ということはお天気はわろし。
ライオンは子供を谷底に落とし、京都の神様は受験生に暴風雨の試練を与えます。
この程度でくたばっていては京都の4年間生き抜くことは難しい。
まず食堂,レストランでびっくりします。
あまりに量が少ない。「今日はひな祭りか?おままごとのランチたい!高かぁ~!少なかぁ~!」とすきっ腹を抱えて天に向かって嘆く。
そこで京都にはチャーハンとごはん、カレーライスとごはん、焼きそばにご飯大盛りなど奇妙な注文が存在する。
その40年後、長崎へ行く。
地元の温泉に入るとそこは大量生産されたメタボオヤジ団体の光景に驚きます。
合掌!京都でよかったのだ。

写真はアナログ気圧、温度、湿度計。
朝一番にかかさずチェックして間違いのないように仕事を始めます。
時計は気温23度で正確に作動するように設計されています。今日の気温は10度。この気温では機械式時計は金属の膨張率で進む。
「ロレックス、週に二分進む!」のは正常だと思ってください。

昨日でスティーブン・キング「ドクター・スリープ」を何とか完読しました。
翻訳がへたくそ!「シャイニング」を「かがやき」などと余計な翻訳をする。
きっとこの翻訳者は60歳過ぎてもお化けや幽霊を見たことがない人生だったのだと思う。翻訳に恐怖感は伝わってこない。
村上春樹、宮部みゆきさんなどに任せてほしかったね~。

 子供時代長崎の高島炭鉱やら原爆の投下地浦上などでお化けをよく見た。海岸で釣りをやっていると後ろから押される。振り向いてもだれもいない。
幼稚園の入学式。式場にひとりボロボロな服を着ている大人の人がいた。なにか迷っているようにうろうろしている。
 並んで座っているとその人と目が合ってしまった。見てはいけなかった。
目があったとたんす~っと近づいてくるではないか!その瞬間おしっこが漏れた。

その後お化けの人口密度の高い京都に来た。
船岡山、三条河原などのパワースポットはできるだけ回避する場所でした。
当時は多少の予知能力もあったとおもう。そのおかげで無事に京都の生活して生きている。
残念ながら神戸の震災、サリン事件、東北の津波など一つも予知できなかったのだから怖いだけでまったく無駄な能力なのだ。

「池の水を全部抜く」の番組が怖い。普段お化けは定時に柳の下に現れるまえ日常生活ではドロドロに隠れている?
期待していたのだが見つかるのがアリゲーター、ブラックバスなど外来種ばかりが定番化してきた。
外来種の駆除番組になっています。
ちなみに池には日本の固有種でカッパもいるはず。これをなんとか見つけてほしかった。
カッパも外来種に襲われたのか?絶滅危惧種か?
見つからない。カッパを追い込んだ外来種はレイン・コートと呼ぶのか?
スティーブンキング「ドクタースリープ」の翻訳者に聞いてみたい。
相撲人気も陰りが見えたがカッパと外来種白鳳の相撲の一番もみたい。盛り上がるでしょう。
主食がキュウリなのでちょっと力不足か?

今度の日曜日は京都市長選挙。外来・観光客の被害を食い止める選挙になりそう。
選挙の翌日は節分。一日早く鬼を追い出したいものですね~。


コメント (1)
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