うちのたくさんある柿の木の唯一の甘柿の木。
今年もたくさん実をつけ、昨日少しだけ収穫しました
まわりはまだまだこれからなのに、
この木はずいぶん早くて、秋の訪れを感じさせてくれます。
とっても甘くて、おいしい柿です。
初物は恵方に向かっていただくんでしたっけ??
そんなことを考えながら、ふつうにいただいてしまいました
空気がもう、すっかり秋の感じになり、
ザクロも赤くなってきました。
キウイも実を大きくしています。
暑い夏が終わり、なんだかさびしいような
冬が待ち遠しいような。
めまぐるしい日々、
周りを見回す余裕もなくなるときがありますが、
自然は静かにゆっくりと次へと流れていき
私たちに癒しをあたえてくれます。
大切なことを忘れないように。
最近、やけに思うことです。
といっても以前から思っていましたが・・・
うちは店舗を持たない工房のみのパン屋です。
私がネット販売や、注文、委託販売をするときは原材料、賞味期限を書いたシールをはる、
または書いたものを送付して送ります。
最近はアレルギーを持った方や、原材料にこだわって選ぶ方が増えてきました。
その点、原材料が一目でわかるのでとてもいいと思います。
ただ、パン屋さんのパンはわかりません。
私は買うときに不便だなあ、といつも思っていました。
パン屋さんでもパンの名前や金額のところに材料を書いてくれているところもあります。
でもほとんどのパン屋さんは書いていません。(きっと面倒くさいですよね、私もシール作るのすっごく大変です)
たまに工房で売りますが、材料を書かないって楽ちん~♪と思います。
営業許可を取るときに保健所の方に尋ねたら、店頭販売はお店の人に聞けるから良いのだそうです。
でも、そんなに丁寧にきけるかなあ。
私はけっこう聞くほうですが、やっぱりウザがられると思って根掘り葉掘りはきけません
混んでいたり、忙しそうだったりするときけません。
なんかそこに落とし穴がある気が、最近は特にします。
イメージとして、個人のパン屋さんは、「無添加・手作り当たり前」、と思っていました。
でもあるパン屋さんのあるパンの表示に
「このパンにはイーストフードが入っていません」
と書いているのを見てびっくり!
あれ~、他のパンには入っているのか
でもこれ、書いてくれていることが逆にとても良心的ですね・・・
天然酵母パンと書いてあるお店のパンを買ったとき。
どう味わってもふんわりしていて天然酵母っぽくないな、と思って次回聞いてみると、
天然酵母とドライイーストを一緒に使っていました。
こういうこともあるんですね。
ちょっとでも天然酵母を使っているとドライイーストを混ぜていても
「天然酵母パン」
っていえるのかなあ。たぶんきちんと定義づけされていないんだなあ。
と、もちもちどっしりパンの好きな私は、好みのパンを見つける難しさを感じます。
パン屋さんも原材料を書いてくれていたらいいなあ、って思います。
そんなこと感じたことありませんか?
何かおわかりでしょうか?
私はわかりませんでした
「かんぴょう」です。
え~、こんな形してるのー!!
と驚き!!
知り合いの方からいただきましたが、育てているのもすごい。
けっこう大きくておもい。これは長さ60センチくらいありました。
薄く削いで干すと「あの干ぴょう」になるよ、と言われましたが、なかなか手が出ず。
部屋に置いて長らく眺めていましたが、
梅仕事を終え
味噌の移しを終え
草むしりを終え
夏休み中にいろいろやっていくうちに「かんぴょう」の順番がきてしまい。
はは、やっとこさ重い腰が上がりました。
切干大根の要領で干してみました。
梅を干したザルをまだ洗っていなくて、そのまま干したら
あら、梅酢が浸透した!?
ほんのり梅香る、ショッパイ干ぴょうができました。
そのままつまんでいたら娘にびっくりされましたが、
塩味がきいてスルメみたいにいけます!
でもこのまま食べていてもナンなので、
何かにしようと考えていたら、やっぱり姿は切り干し大根に似ているので
私のお気に入りの
「切り干し大根のかき揚げ」ならぬ
「干ぴょうのかき揚げ」
にしてみましたヨ。
今回はうちのミニ菜園のニラを入れてみました。
食感はやはりスルメみたいに噛み応えがありますが、
《噛めば噛むほど味がでる》
というやつです
なかなか私は好きです
「じゃがいものパン」の生地を発酵させ過ぎてしまいました・・・
さあ、どうしよう
それも結構な量です。
じゃがいもを練りこんだ
「じゃがいものパン」
かみしめるほどに味のでる塩味のパン。
ファン多し、で毎年リクエストをもらう定番のパンです。
最近では小さめにさっくり切って焼いた
「切りっぱなしじゃがいもパン」
の方が良く売れます。
お子さんのおやつにちょうどよい大きさみたいです
その問題の「じゃがいものパン」の生地。
まずはあきらめきれず、いつものように焼いてみました。
やっぱり、、
すっぱい。
一応、ギリギリいけるかな、と娘にも食べてもらいました。
「すっぱ!! いつものじゃない」
と一蹴されてしまいました。
がーん。
わかっちゃいるけど、
がーん。
仕方がない、ピザにするか。
じゃがいもの生地でピザはやったことないけど、ピザならどうにかなるよね。
マルゲリータ と 辛みそピザ
を焼いてみました。
なんだか美味しそう。
生地もちょっとふわっとして、ふつうっぽい。
トマトソースにバジルを散らして。
自家製の辛みそソース。
ぱん蔵のピザレッスンのおなじみレシピだね~
あれ~、おいしいぞ。
すっぱさもあんまり感じなくて、よしよし。
娘のお友達にもふるまうことが出来ました
やっぱり、「お助けピザ」だ。
ピザのことをこう呼んでいました。
ちょっとうまくいかなかった生地はピザにできるよー、と。
普段はまずやらないじゃがいものパンの生地のピザ。
なかなか味わいがあって良いものでした。
ピザの生地にここまでこだわることはまず無いので、よき体験でした。
ちなみに本当のじゃがいものパンはこれですyo