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天然酵母ぱん蔵  ~自家製酵母パン教室/子連れOKゆるパン作り【東京/多摩・山梨】

柚の里、小室のお山に農ある暮らしを求めて・・・
パンを焼き、酵母と共に暮らします。

お醤油の天地返し

2017-08-17 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

久しぶりの当番です。

さあさあ、どうなっているのかしらん。

屋根をあけると、芳醇な香りが!!

わ~い。いい感じ。

上の方は塩でバリッと固まっていて、中はまるで豆カレーみたい。

 

 

でも味と香りは全然違うよ。

見た目はごはんにかけて食べたいかんじ。

 

酵母菌がいっぱいいるかな。

確かにうちにはいろいろいるぞ。

パンの酵母はもちろん、

果物酵母や、

麹、

ヨーグルト菌(植物性の乳酸)

ビールの酵母(作りすぎてちょっとお休み中)

味噌もいっぱい作ってあって発酵全開中であります。

 

あ、柿酢もあった

やばい、なんとかしなきゃ 

只今、見るに耐えない姿で発酵進行形??

 

 

 


発酵の神秘

2017-08-12 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

今季は桃の酵母を使ってたくさん焼いています。

よーく膨らんで発酵力の強い生地になります。

発酵している生地はほのかに甘い香りがします

焼いている間もよく膨らむのでその様を見ていると

自然の力のすごさを感じます。

 

先日の神明の花火で焼いた石窯ピザも

「桃酵母」でした。

さすが石窯。

温度が高く、遠赤外線効果でパリッと焼けます。

でも中は意外とふんわりで、うまい!!

 

自分の発酵力で、自分の身を守る。

そんなことを考えながら有機農業をされている方とお話しました。

自分の果実で発酵させたものを再び自分に戻してやると、強くなって農薬を使わなくてもよい。

そんな研究をしながらいろんな農作物を作ってるということでした。

 

おもしろい、

自然の力は未知で、偉大なものがたくさんある。

発酵ってなんだろう。

発酵は私たちに何を訴えているのか、何が言いたいのだろう、

と考えていました。

 

 

 

 


梅の土用干し

2017-08-10 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

やっと、やっと干せましたー!!!

天気がぱっとしなくて、いつかいつか・・・と様子を見ていたら今になってしまいました

昨日は大変な猛暑、

台風が去ってあらあら、大変、暑くてぐったり・・・

でも梅がほせる~

とホッとしました。が、

昨日は午前中は仕込、午後は打ち合わせがあって炎天下に後ろ髪を引かれながら外出していました。

そして今日やっと念願の天日干しです。

ああ、あと2日晴れるかな、晴れてーーー!!

 

 

うちは梅干しがあっという間になくなってしまいます。

梅干し嫌いがいないのです。

おにぎりには必ず入れるし、私は毎日1個食べるようにしているし、

(冷えがよくなり、体調良し!)

胃腸の調子がよくないときにも食べるし、料理にもしょっちゅう使うし、

そう、1年もたせるのは大変です。

今年は去年の倍以上作りました。

本当はたくさん作り置きして10年くらいもたせたいんですが。

そのくらいおいてある梅干しはかなり薬効があるそうですヨ。

おととしの分は、少しだけ取り分けて食べないように残してあります。

 

うちの梅は塩だけでつけているシンプルなものです。(焼酎や砂糖を入れたりする方もいらっしゃいますね)

塩だけなのでとってもしょっぱくて、すっぱい。

でもやめられません。

うちの子たちは、売っている梅干しは変に甘いと言います。

昔ながらの梅干しは市販ではなかなか手に入らないのですね。

ちゃんと塩漬けして、お日様の下で干す。

 

時間をかけるって、ほんと、今の社会では難しいのかもしれません。

パンもそうですが、時間をかけて発酵させるととても美味しい。

そうそう、先日やった豆乳ヨーグルトもそうです。

少し低温で時間をかけて発酵させた方が味がまろやかになります。

 

スピード社会が有難い反面、なにか大切なものを忘れていきそうで、怖くもあります。

 

 

 

 

 

 


山梨の郷土料理「おざら」作り

2017-08-03 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

今年も小学校で親子料理教室がおこなわれましたよ。

昨年も好評だった麺打ち!今年もやります!

子どもたちの麺打ち体験教室です。

打った麺で、山梨の郷土料理の「おざら」を作ります。

冷たい麺に、具のたっぷり入ったあったかい汁につけていただきます。

今回は地元でとれた夏野菜をたっぷりいれましたよ。

教えてくださるのは、ご近所の麺打ち名人のおばあちゃんたち。

田んぼや畑で忙しい時期に、子供たちのために来てくださいました

さあ、子供たちも張り切って麺打ちの始まりです。

 

 

まずは粉に水を入れてこねこね。

おばあちゃんたちは分量は量りません。

感覚で水分を足していきます。

 

そしてめん棒に巻きつけてのしていきます。

ママも挑戦

 

こーんなに広がりました!

 

おばあちゃん先生の指示にしたがってゆっくり切っていきます。

 

こんな道具も持ってきてくださいました。

くるくるハンドルを回すだけで、程よい大きさの麺になって出てきてくれます。

前は一軒に一台はあったそうです。

 

 

麺をほぐしていきます。

 

 

その間にほかの大人たちはつけ汁作り。

煮干とかつお節でとった濃いだしに野菜をたっぷり入れて作ります。

 

冷たい麺にあったかい汁をつけて食べる「おざら」。

麺は細かったり太かったり、いろいろ!

手作りの良さを味わいました。

 

 

今年も楽しい夏休みの親子料理教室ができたね。

元気な子供たちとご近所のおばあちゃん先生。

 

昔はお米が貴重で、毎日麺を打っていたそうです。

朝から麺打ち。

大変な時代もあったけど、毎日お米が食べられる今があります。

昔は当たり前だったけど、麺を打てる方が少なくなってきています。

このとっても素敵な偉大な技術を受け継がないわけにはいきません。

うちの娘も毎年この小学校で麺打ちをしていたので、とても上手です。

 

100年先にも残したいレシピを、楽しく、ゆったり、笑いながら、やっていけたらいいなあ。

 

 

 

 

 

 

 


あなたと健康社(東城百合子さん)の五来社長講演とお手当て

2017-07-12 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

先日の発酵クラスでた~くさんの赤ジソを仕込みました。

結局、赤ジソの時期がずれる・・・といわれ日程をすらしましたが、こんなにたくさん手に入りました!!

日程があわなくなった方、本当にごめんなさいっ

 

シソジュースを色鮮やかにつくりました。

そして梅干用の塩もみもがんばりました

2日間くらいひたすら赤ジソの葉っぱ取りにいそしみました。

 

さてさて、今日は「あなたと健康社」東城百合子さんの

息子さんの「五来純社長のお話とお手当て」の講習があると聞き、

行ってきました!!

山梨県鳴沢村。

山梨に住んでいても、どこだ~っというくらい縁のない場所です。

山の中です。(あ、うちもそうですが)

風が心地よく、自然に囲まれてとても良い場所でした。

自然療法のお手当ては、ずっと講習を受けてみたいと思っていたのでラッキーでした。

何かを読んだりして自己流にはやっていましたが。。。

。。。たとえは熱が高いときは子どもたちにキャベツの葉っぱをのせたり

びわの葉エキスを作って傷にシュッとか。

 

何よりも私が東城百合子さんの影響を受けたのは

「味噌」「梅干し」「たくあん」

さえあれば生きられる、という考えです。

何かの記事で読んだのですが、とても納得してしまいました。

これが私の発酵クラスの原点です。

今、グルテンフリーとか糖質制限などのダイエットや食事法が有名ですが、なんだか私には合わないような気がします。

今日の五来社長のお話(=東城百合子さんの言葉)は、

「昔ながらの食事をしよう」「旬のものを食べる」「地元のものを食べる」

という全く背伸びしない、すぐにでも出来る自然体のものです。

私はこれがすきなんだー!!と思いました。

何かを制限して身体を整えるのではなく、昔ながらの食事で生かしてもらう、

特別なことは何もない。

やっぱり、これだな、って改めて思いました。

 

お昼には手作りの玄米ご飯のお弁当、ごぼう味噌汁をいただきました。

心のこもったお惣菜。どれもこれも美味しい

 

今日のお手当ては「こんにゃく湿布」。

だんだん冷えが良くなってきたこのごろですが、

こんにゃくの温かさに包まれて、ぽかぽか幸せで家路につきました。

 

幸せな1日をありがとう。