パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

感覚も環境の中で育つ

2015年08月20日 | ヒッポファミリークラブ

サワディーカー  タイキャンプがすっごく楽しかったと

話してくれた Mみちゃんにあやかり、タイ語の挨拶です。

 

 

今日は 昨年天国に旅立ったキョンが書き遺してくれた

子育てレポート ・・・ 生まれてから3歳ぐらいまでの

毎月の変化と、出来事などなどが書いてありますが、それを

皆で読みました。

 

実は

 

このレポートは電車の中では読めません 

 

何故かというと 

 

 

 

笑いなしでは読めないので 

 

基本的には言葉の変化や成長が書いてあるのですが、

日々の出来事も生き生きと書かれています。

 

その中で

ある日の公園でのこと。

 

小学生のお兄ちゃんと遊んでいた、弟のKプン

一歳になりお散歩大好きで、元気に駆け回りますが、

お兄ちゃんが、砂場に掘った大きな穴に見事に落ちてしまいました。

 

普通そこで、お母さんが 

あーーつ、大丈夫、?って大声で駆け寄り

 

抱き上げる

 

すると子供は、 穴に落ちたことに気が付き

大丈夫かな?と思い ビエーーっつと泣くわけです。

 

そころが、キョンのレポートは

 

穴に落っこちた姿があまりにおかしくて

お兄ちゃんと二人でゲラゲラ大笑い 

あんまり二人が笑うものだから、

Kプンも何が起こったのか現状がつかめず 

きょとんとして、結局泣きもず また遊び始めたとのこと。

 

ここで、大丈夫?と抱き上げていたら、泣いていたかもと

ちゃんと感じながらも

ごめんね Kプン 薄情な母でと コメントしてました・・・・

 

 

 

環境の中で感覚も育つ

 

お母さんがもし心配そうに

大丈夫  

と聞けば 自分も大丈夫かなって不安になるけど

大好きなお母さんが

大丈夫、ダイジョブ、韓国語ならケンチャナヨって

言ってくれると 

そうだ、自分は大丈夫って思えてくる。

感覚もこうやって育っていくのではと

皆で読みながらワイワイと話していました。

 

キョンのレポートは子育ての中で誰にでも起こることを

書いていますが、その現象を書きだして

どうしてこうなるのか、

もしこれがこうだったらどうなるのかと

子育てを楽しみながらも実験もして、

ことばがどんなプロセスで話せるようになるのか

を探求しています。

まさに、ヒッポがやっている自然科学の目で

子育てをしていたんだなって、レポートの隅々から

読み取れてとても興味深い宝物です。

 

 

 

 



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