パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

まずはリラックスから

2016年04月25日 | ヒッポファミリークラブ

出前授業の続きです。

 

さて、この冒険授業ですが、相手は20歳ぐらい

そしてほぼ男子 女子一名  

数学のレベル的にはかなりの学生もいるらしく

私達が教えるというよりは

 

試験も受験も関係ない、おばさま + おじさま一人が

楽しそうにフーリエに取り組んでいるスタンスを

感じてもらおうというコンセプト

 

なので、まずは リラックス

SADA Sing along dance along

リラックスするには、まずは体を動かしてって・・・・・

準備会で決まりましたんですが

この、20歳そこそこの僕たち、私たちが果たして

どこまで、乗ってくれるのか、そこも 超心配 

 

ですが、準備会では

 

まあ、しょっぱな2曲、 

 ゴキブリじゃんけん

そして 数のゲーム セブンステップスと決まりまして。

 

えっつ、高専で、地を這うゴキブリ やるわけーー

えっつ、高専男子と手を繋いで、セブンステップス

 

チャンレンンジャーな千葉の人々 盛り上がってますが

 

そんな人々を、前に この決定をどうやって依頼してきたY先生に伝えようかと

仲介業者のワタクシは非常に焦り 

 

ねえ、学校って授業中、音楽流していいのかな?

ねえ、サダってやっていいのかな?

と牽制球を投げるも、流れは変わらず、

 

んーーーん 

ってところに良いアイデアが降ってきました

 

そうだ、フーリエ進化ゲームってことにして

シーター オメガ シグマ インテグラって

それぞれ体で形を作って

同じサインの人同士でジャンケンして勝ったら進化して・・・・・

 

まずは出てくる単語になじむって ことで どうよ?

と 苦肉のすり替え作戦を提案したところ、

 

いいねーーって即決で、フーリエ進化ゲームと

グループトークのためのチビ輪分けゲーム

 

名前は変えましたが、結局 授業の初めにやることになりまして

 

きゃあ”ーー これはちょっと 第一報をY先生に言っといた方が

本番にショック受けなくてすむかな、どうしよう 間に入って責任感じるーー

 

と、思いながら暮らしていたある日、なんと 奇跡の出会い 

駅で偶然、ばったりY先生に会ってしまい、

 

P「あのーー実はこないだ準備会があって、授業の初めに

まあ、なんというか、緊張をほぐすというか、

まあ、あの、フーリエになじむために、あの、進化ゲームとういか

ジャンケンをして、勝ったら上がれるみたいな、ことをやる的な、らしいんだけど

ちょっと、曲流して・・・・

 

Y「えっつ、それってSADAじゃないの?」

 

P「いや、いや、だから、そのフーリエ進化ゲーム」

Y「っていう名前の、SADAじゃないの?」

P「あの、そういわれると・・・・そうとも取れるけどーー」

Y「まあ、もう いいよ、ボクは腹をくくったから

 

P「そっつ、そうのーーよかった。やっぱりさー緊張してたら伝わらないしねっつ

 

ということで、授業は思いっきりこちらのやりたいようにできることになりまして

でだしはマントにマスクを付けた怪人?が登場し

その後ろでウエブザイルがエグザイルのようにグルグルまわって波を表し

華々しくスタート、

その後

床に全員が膝まづき、両腕を上げて、シーターの形を作りフーリエじゃんけんという  

革新的なスタイルでしたが、

 

でも、私はその時に気が付きました。

 

教室に入ってきた時、彼らはメガネの奥で、このおばさん達にいったい

何ができんのーーー?ってちょっと 怪訝な まなざしをしていたのですが、

 

ゲームは大変盛り上がり、(結構無邪気、いや、純粋?)

2曲やったあとは、すっごい暑かったけど、

なんか、一体感が生まれてて教室に私達を受け止めてくれる雰囲気ができたように

感じました。 

 

ということで、ここまでで、あとは内容を大きく飛び越え(書けないので)

生徒の感想を(これがまた素晴らしい)を書く予定です。 ではでは、

 

 

 

 


これが教科書

2016年04月24日 | ヒッポファミリークラブ

報告第2弾  これが教科書だよ 

かわいらしいイラストの表紙ですが

中身もイラスト満載でわかりやすい・・・・らしい

結構ブ厚くて3cmぐらいあるし

結構重くて牛乳パック1L分ぐらいあるかな(主婦的たとえ)

 

 

よく、ヒッポの講演会などで、

 

「日本だけでなく、アメリカや 韓国 メキシコなど

翻訳されて大学などで教科書として使われています 

 

という定型句のようなインフォメがありますが

ホントだったんだーー 見てしまった

 

 

3000円以上するこの分厚い本を

生徒全員が持ってきて これを使って勉強しているなんて

 

初めてその光景を見て、ちょっと感動ヘッソヨ

参加者の一人が言ってました

 

ところで、昨日このブログをアップしたら、

相変わらず第一弾で、本番までいかないねって 常連読者のHちゃんから

ご指摘いただきましたが。。。。

 

そう、そうなんです、たぶん本番まで行くのに時間かかり

そして、本番とばして

打ち上げのIタリアンTマトの話に行きそう 

 

Why Pakky 本番とばすのーー?(厚切り J SON風で)

なぜなら

フーリエの内容に迫るほど 書けないワタクシ

でありました。

 


出前授業の報告

2016年04月23日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ 先日のフーリエ出前授業の報告です

 

 

とりあえず、第一弾

 

 

 

私は今回の授業の仲介なので、気が楽だったのですが、

実際に授業を分担して受け持つ千葉の面々は

夜も寝られないくらい緊張?とのこと。

 

授業の3時間半前に待ち合わせのスーパー地下のフードコートで

内容の最終つめやら、

芸?の最終確認 「安心してください、履いてますから」のタイミング合わせ

って、これ いつ どこで、何を表現するんじゃ――

外部参加の私には、内容もわからないのでちょっと不安 

 

しかも相手は 自分たちの子供たちとほぼ同年代。

このお母さんたちの頑張りを どんな目で 見ていただけるのか  (まじ ドキドキ)

 

そして準備は続き、

金髪ズラの最終ピン止め位置確認 スカーフ、マント、おめんの かぶりもの確認

などなど

10人以上のこの美しくも?怪しい団体に

周りの人は、気がついても気づいてないふりを必死でしていたような 

 

でも、本人たちは 超 真面目ですから。

これからどうなるんだか、ほんと冒険ですよ 

 

 

 

だが、しかし、

昼 食べる時は緊張は忘れるもんでーーー 

 

フードコートはいろんなお店が盛りだくさん。 てんこもり野菜の長崎ちゃんぽん まじ うまし

 

その後デザートにソフトクリームまで食べる人々を発見。

でも、それはそれで、今 これを食べるか悩んでいたらしい。

ソフトクリームの渦をシングルにするかダブルにするか

 

いやあーー  やっぱり みんな大物だわ

そして、一番は 兎に角  

 

楽しそう 


 

ということで、本番までいかないうちに

第一弾終了  

次回は本番まで行けるよう頑張りまっす。


出前授業

2016年04月20日 | ヒッポファミリークラブ

アパカバール  またまたご無沙汰のブログですが、

先日15年ぶりぐらいの元ヒッポメンバーから ブログ楽しく読んでますって

メッセージをもらい、嬉しくも、プレッシャーと期待も感じて、再開です。

 

まあ、書きたい材料は色々あるのですが、

とりあえずのトピックスとしては。

 

 

ヒッポでは言葉の活動だけでなく、数学も自然を記述することば。。。。ということで

フーリエ関係の本を出したりしています。

フーリエとは? えっと、まあ 数学の分野なのですが

波、周期、周波数、オメガ サイン コサイン インテグラ スペクトル

複雑な波は単純な波の足し合わせ  

 

などなどのことばが出て参りますが、これ以上書けないワタクシ 

 

で、なんで、これを書いたかというと、元ヒッポ仲間が

ある学校でこの授業を教えているのですが、

中々難しくて、わかる子はどんどん進むし、

わからない子との距離がどんどん離れて 

もっと、生徒に楽しめる授業はないかってことで、ヒッポに出前授業の依頼がきました。

 

基本は教えるのではなく、

教えるのであれば彼らの方がよっぽど詳しい人もいるので

 

それよりも、ぜーーんぜん 関係ないおばちゃん達(失礼)が楽しそうに 

大魔王やスペクトルマンに変身して、ロープレのように敵をやっつけながら

クリアーしていくという、

そんな毎日の生活には絶対関係ないことを

実に生き生きと楽しくやっているわけで、

その楽しさを伝えて欲しいというコンセプト

 

その準備状況がつぶさにメールで送られてくるのですが、

大魔王の登場の音楽を作ったり

なぜか、食パンを買ってきて準備したり

何を、どうやって、表現するのか超楽しみになってきました。

 

学生たちも聞くだけでなく、口を開いてもらう授業。

頭も口も体も動かしてもらう、かなり斬新な90分授業

 

さてさて20歳近い学生たち

中にはこの授業の単位をとって東大の大学院に編入を目指しているという

学生もいるらしく・・・・

どんな授業で、どんな学生の反応があるかワクワクドキドキ

 

いままで、国際理解授業とういことで、言語関係を切り口として授業は全国でも

各地で行っていますが、この分野での出前授業はめずらしく

果たして、ヒッポがどこまで切れ込めるか!

終わったらまた報告します


雪の学校

2016年04月03日 | ヒッポファミリークラブ

アパカバール

先日 ヒッポで「雪の学校」というプログラムがあり、600人の小学生から大人までが

長野県の飯山市に3泊4日で雪の世界を満喫してきました。

 

といっても今年は暖冬で昨年よりかなり雪が少なかったとのこと。

そこでは、スキーやスノボーなどの体験ではなく

雪で遊び、雪を体験する、文字通り雪の学校がくりひろげられました。

 

具体的には、スノーシューで歩いたり、かまくら、雪合戦、アイスクリーム作り 草木染 

わらを撚り飾り物を作る

などなど、東京にいてはできないことばかり。

 

でも、さすが、ヒッポ、

色々冒険が用意されていました。

 

まずは、現地の長野は飯山まで、子供たちだけで現地集合するんです。

 

そこからでも、ドキドキですが、

宿では、その場で部屋割りやプログラムを決めたり

 

そこに、日本語のままならない、インドネシア、ロシア、中国 アメリカ、タイ、メキシコなどなど

多国籍な仲間も一緒に過ごす、

文字通り、「同じ釜の飯」関係になるわけですから、すっごく密な交流ができること間違いなし。

 

 

 

で、私の主催している大山のグループから一人、おとなしい・・・(と思っていた)、小5の女の子が参加しました。

海外のhomestayはちょっと??不安だけど、これならいいんじゃない?ということでお母さんから押し出されて

行った彼女。  

なじめるかな、大丈夫かなって 準備会を重ねながらも、ちらっと思っていたのですが・・・・

 

 

それがそれが、なんと、大変身を遂げて帰国、いや帰宅しました。

 

たった3泊なのに何があったのか。

 

まったく知り合いのいない環境、

割り振りされた同じ民宿に泊まる仲間 25名とどうやってすごすか。

 

彼女なりに思い切って、初めに一人だけ声をかけたそうです。

するとすくに答えてくれて、仲良くなり

そして、一人、一人とお友達ができ、隣の部屋の人にも声かけてみたら

また仲良くなって、どんどん輪が広がったそう。

 

それからは怒涛の楽しみが押し寄せたようで、

帰ってからヒッポの集まり、

ファミリーで報告をしてもらったのですが

大人しいと思われていた彼女。。。。

話す、話す、とまらなくて20分以上話し続けたでしょうか

さすがに、時間もなくなり、この辺でーーーと終えてもらったのですが、

言わなければ延々と話しそうな感じ。

 

そして、沢山の仲間と よさこいソーランを踊ったらしく

それは、学校の運動会でも踊っていたので

そっせんして、見事な柔軟さを活かて

 

どっこいしょー どっこいしょー

 

いやあー こんなに変化するとは

もともとはそーゆー子だったのかもしれないのですが、

こんなにオープンになって帰ってくるとは

いったい、雪の学校にはどんなマジックが潜んでいるのか 覗いてみたいなーー

 


関西弁

2016年04月01日 | ヒッポファミリークラブ

おはようさん  大阪ではこう言うのかな?

 良く知りませんが、、、、

言語に関わることをしているので、

ことばのことがすっごい 気になるのですが。

 

先日こんなことがありました。

 

片岡愛之助と藤原紀香の結婚記者会見を

なんとなく見ていた時、

あることに気が付きました。

 

二人がそれぞれ自分の事を話す時は標準語なのですが、

藤原紀香が相手のことについて、

どうだったかと質問されると 二人で見つめ合いながら、

途中から、関西弁にイントネーションが変わり

自分で気が付いて、直すものの

なかなかもとに戻らないシーンがありました。

 

たぶん二人の時は、って

全くしるよしもありませんが、

二人の時は関西弁で話しているのかな。

 

ヒッポ仲間でも複数で話している時に

関西出身同市が集うとそこだけ

急に言葉が変わる光景を何度も目にしたことがあります。

相手によって引き出されるのか、

見事に自然にかわりますが

その二人にとっては一番自然に話せるのが

関西弁なのでしょう。

 

ゲストハウスではもっとはっきりしていて、多言語な仲間で集まっていて

共通語が日本語の場合、皆 頑張って日本で話しますが、

母国語が同じ人が一緒になると、急にそこだけフランス語になったりと

ことばって、より自然な流れに向かうんですね。

 

記者会見を見ながら、全く違うことを考えていました。