パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

オーストラリアから

2016年12月25日 | ヒッポファミリークラブ

キッデイ?

ご無沙汰のブログですが、先日のヒッポの集まりにオーストラリアから

ゲストが来ました。

「キッディ?」の挨拶は以前会ったオーストラリアの人に

行き成り言われたでよく覚えています。

会って行き成り 「綺麗?」と言われたので 

えっと?思いましたが、これがオーストラリアの挨拶

「Good day?」 だったんです。

 

で、今回のオーストラリアの彼 もともとはフィリピンにいて

その前は韓国にいて、その前は池袋に住んでいて、その前は

うちの近所の板橋区だったんで、まあ、長い付き合いの今は高校1年生。

 

お父さんが、日本人、お母さんが韓国、そして中学で語学留学で

フィリピンに住み、その後高校はオーストラリアに留学という経歴で

こうなると、よく言うアイデンティティーもなにも気にせず

日本語、英語、韓国語をどれもネイティブ並みにのびのびと話していました。

 

現在は、長――い2か月の夏休み?で一時帰国しておりますが、まだ頭は英語モードなのかな

なので、日本語の話の端々に英語が入ってきます。

そこだけ、すごい英語の発音になるので、

 

「あっつ、ごめんなさい、日本語で話すと・・・と言いながら

その英語を日本語の英語にしてくれます・・・・って

ややっこしいけど 

 

まあ、ゆうたら、こんな感じ

たとえば、マックの話であれば

マクダーナル (日本語で表記できませんが)

とつい言ってしまうところ

あ、ごめん、日本語で言うと マ ク ド ナ ル ドーー

みたいな、使い分け。

 

面白かったのは、すでに、オーストラリアに一年住んでいるので

英語が、前のフィリピンにいた時とは違った英語になっていたんです。

本人が言うには、オーストラリアに行ってみて、今まで話していた自分の背景にある

韓国語、日本語、フィリピンの英語からオーストラリア英語を含み

新しい自分の英語ができていいる感じがするとのこと。

 

ことばとは机の上だけでやるわけではないので、こうして周りの環境の中で人と人との間で

育っていくんだなとその現象を目の前で見せてもらって、つくづく感じました。

 

そして、私的に一番受けたのが、超マニアックですが、

 

日本語を勉強した韓国人の日本語の真似を韓国と日本のハーフの彼がやってくれた瞬間。

私的最高瞬間視聴率100%  

 

、か、ら、これはねーー  (うーーん文字に音がでないのがじゃんねん

ですが、これがそっくり、あるあるの言い方なんで

つぼにはまりました。

 

というわけで、そんな環境の中で育ってきた彼、大学では言語学と物理を

専攻したいと張り切っていました。

わーー また 今度は冬休み(日本では夏だわ)に会えるのが楽しみです。

 

 

 


パリの思い出

2016年12月04日 | ヒッポファミリークラブ

ボンジュー  このブログ タイトルはステキですが、中身は私が書くんですから

結局は毎度の小ネタです。

 

先日のヒッポの集まりで、アパレル関係の仕事で、服の販売をしているとう

Mの話を聞きました。

都会のど真ん中に位置しているので、海外からのお客さんも多く、

特に中国からの人が爆買い!とのこと。

日本人も韓国も中国も外見は変わらないけど、なんとなくその雰囲気から中国の人かなって

わかる・・らしい。

 

この話を聞いて、思い出したのが、かれこれ15年ぐらい前ですか、

ヒッポの家族交流でフランスの片田舎に行った時のこと。

 

帰りにパリで観光をしたのですが、その時、現地で有名なギャラリーラファイエットとう

デパートに行きました。 写真はHPから持ってきたものですが、まあ立派でしたわ。

 

そして 何気なくお土産コーナーを歩いていたら店員さんに声をかけられました。

 

 「いらっしゃいませ」

 

 えっつ、なんで、私が日本人ってわかったの? くやしーー

 

そこで、さすがヒッポ人の私

「ニーハオ」 と 切り返しました。

すると、店員さん、

おっと、読み間違えたかと思い

「歓迎光臨 ファンエンコンリン」

と中国語で対抗してきたので、

それならこちらは

「アンニョンハセヨ」 と また 変身すると

 

えっつ、それなら

「オッソンシプシオ」 と  韓国語で対抗

 

 おぬし なかなかやるなーーと 私が感心していたら、

店員さんもさすがに

 結局どこの国の方ですかと 聞いてきました。

 

そこで、多言語活動の話などして、大盛り上がり!

 

その店員さんも、外見はアジア系でしたが、

中国の方ですが、出身地域では韓国語も話しているとのことで

中国語と韓国語と、フランスに長くいるので、フランス語に

英語ができて、日本語は勉強したとのこと。

 

というわけで、高級デパートでは何も買わずに帰りましたが、

楽しい時間を買うことができました。

メルシーボック