パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

サッカーワールドカップ 一緒に応援

2018年06月29日 | パッキーハウス

毎日、暑い 熱い サッカーワールドカップの応援が続いていますが、

先日パッキーハウスでのこと。

この日は集金パーティーと銘打って、たこ焼きパーティーをしたのですが、

なぜか 9時前になると一人 パナマのAナルがそわそわ

 

実は、今晩 イングランドとパナマの試合があるんです。とのこと

彼は自分で勉強したという 流ちょうな日本語を話す19歳。

ほとんど私たちの前ではスペイン語を話すことはない、明るいけどちょっと控えめな彼 でしたが・・・・

 

結局たこ焼きパーティーが長引き、9時になってしまい、

その場で一緒に中継を見ることになり、サッカー観戦が始まりました。

 

 でも、9時から中継でハーフタイムいれて終わるの11時ぐらい? やーー帰るの遅くなるなって

よぎったんですが、すでに試合始まり、

 

すると、なんと、なんと、 彼 豹変 

すごーーい、エナジー もう全然日本語出てこなくて、

さしずめ、日本語であれば、「いけーー、なにやってんだよーー、あ、やばーー」

みたいなスペイン語の羅列

しかも、開始3分で、1点入れられた日には、

「%&’’#$%$#’--- 」みたいな悲鳴に聞こえる、落胆の声を椅子から立ち上がり

2、3、歩いて絶叫。 両手を顔に当てて悲壮感アピール全開 

 

すごいわーー 日本人の応援と全然ちがう白熱 

しかも「アイ パパ」がやたら多くて、

アイパパ  とは  パナマのオーマイゴッド らしいですが、

イタリア語でのマンマミーヤ  「マンマ」 が入っているしね。

あちらは 「パパ」ですか。とにかく連呼

これも もう 耳から離れない。

 

「アイ パパ」

 

そして、彼の声援にやたらヒッポのCDの言葉が出る出る

その音にヒッポメンバー反応

 

mucho mucho  ときたら  

mucho gusuto と反応してしまい、なんで試合中に 「初めまして??」と盛り上がり 

 

「パラデバー」 と聞こえると 「パラデバール ポルファボール」と引き出され

 

パンはお持ち帰りでお願いしますって、試合中に!

もうヒッポあるあるで、ヒッポの人しかわからないこの笑い。

 

そして トレス、クアトローー と数字の絶叫から

シンコで もうテレビ消そうとして

なんと、前半で5点も取られたパナマでした。

というわけで、幸か不幸か テレビ観戦は前半で終了 以外に早く帰れてホットしたパッキー。

 

帰宅後チェックしたら なんと 6点取られて1点とりかえしてのパナマ惨敗。

しかし、思いもかけない、白熱多言語サッカー観戦でした。

 

 


続1分スピーチ

2018年06月21日 | 今日の小ネタ

メルハバー  パッキーです。

前回、1分スピーチの記事を書いたら

おめでとうございますのコメントを多々頂き、非常謝謝 

続きを楽しみにという声も多々頂き、しかしこんなに遅くなりました。

記事はできていたのですが、校正に校正を重ねてって・・・いいわけですね。

 

そして、スピーチの内容を早く知りたいとのお声も多々いただき、マジ恥ずかし。

そんな期待するほどの落ちもないのに・・・・

 

さて、表彰式の、当日の様子ですが、どんな状況だったかというと

200人ぐらい集まる部屋で、最前列で5人 スピーチする人が連なって座りました。

4人ともすごい緊張感ただよい、それぞれがお経を唱えるかのごとく、紙を見ながら練習する風景の中で、

 

なんと私の前に話す男子が、なかなか来ず・・・そしてやっとやってきた彼は

おっと イケメンじゃないですか、

さしずめスケートの高橋大輔とタレントの佐藤健を足して2で割り、さわやかにした感じ。

 

なもんで、同じスピーカー仲間として、普段なら物おじするワタクシですが、

この特権を生かして、

「スピーチ考えてきました?」と積極攻撃に出たところ

 

「えっつ、スピーチ、やるんでしたっけ?」

 

えっつーー マジ  こいつ こんな舞台、忘れてたんかい

 

「まあ、なんとかなるっしょ」

的な軽いノリに、あらまー大丈夫かしらとこちらが心配になり

 

そして、いよいよ表彰式がスタート、受賞者がそれぞれ賞状をいただき

そして、最後に5人のスピーチとなるわけで、

超ドキドキ、

とりあえず3パターンのどれになるかまだ決められず

一人目の話を聞いて、二人目の話を聞いて、まあ定型句 本日はーーー が妥当と判断

 

真面目バージョンか?って自分の中で、決めていたところの

例の大輔登場

なんか、マイクの持ち方が、やけに慣れて、全く上がっている様子もなく、

関西弁でのつかみで、会場も大盛り上がり、

「いやあーースピーチは苦手なんで、丁重にお断りしたらその10倍の力でお願いされましてーー」

からの、スタートで会場はあったまり、しっかり笑いもとり、そんな中にも、周囲への感謝と、後進育成の熱意と今後の抱負とそして さらなる笑い

 

やるなーーこいつ 何が「やるんでしたっけ?」だよ 

 

とういわけで、最後まで完璧な演技で、高得点が出た感じ。

 

そんな中で次の私、やりにくーー

 

ドキドキしながらも、スタートし、初めの定型句が終わったところで

なぜか、白が降りてきて・・・・

頭が真っ白になってしまい 

やばい、次のセリフなんだっけ。

ヒッポの時はこんなことないのに 

 

原因はその場でわかりました。

原因は 文章を書いて暗記したからなんです。

ヒッポで話すときは、楽しかったこと、話したいことを割とその場で考えながら大体のストーリーを話すのですが、

今回 定型句多し   ということで、電報のような文を書いて覚えたんですよね。

なので、覚えるとなると、この貧しい記憶力パワーでは、大失点。

結局、まあ、笑いもとれて、一見よくできた的でしたが、自分的には組み立てぐちゃぐちゃとなり、

ああーーあ。途中で3回転半もいれたんですが、着地失敗的な感。

 

もう、無駄な汗をいっぱい書いてしまい、頂いたクリスタルのトロフィーに

べったりと手汗がついて、  あとで、磨かないと・・・です。

 

まあ、めったにない体験。その後の乾杯のビールが五臓六腑に染みわたる・・・でした。 

お疲れ私。 自画自賛

 

 

 

 


出ました。YOUは何しに日本へ!

2018年06月13日 | ヒッポファミリークラブ

オーラ  

テレ東 「YOUは何しに日本へ」 

多言語活動、ヒッポファミリークラブに参加している人はこの番組が大好きな人が沢山いますが、

 

先日、とうとうヒッポの人が出るよ!とFBなどにアップされており、楽しみにしていました。

 

毎回波乱含みの密着取材ですが、

今回はメキシコの青年が、10万円入った財布を落として所持金122円となり、

帰国の飛行機のチケットまで20日あるのに、宿もなく、食事も食べずヒッチハイクで名古屋からなんとか成田空港に着き、

途方に暮れている時に、この番組に取材されるという展開。

 

財布には本当に122円しかなく、とりあえず、取材陣が食事をごちそうして、これからどうするのーーー ってところに

救世主のように、成田空港でバイトしている青年が前日に会っていて、事情を聴いていたので、その後も心配になり

空港で探していたところ、この取材陣と出会い、番組がスタート。

 

その青年は「よかったら、うちに来て!」

と埼玉の自宅まで連れて帰り、20日間泊めてあげて、

奇跡と言っていましたが、彼にとっては本当に奇跡

お金では買えない、いや お金を落としたから出会うことができた、ピンチからの大逆転で

本当に素晴らし20日を過ごしていました。

 

 

急に知らないメキシコの青年を息子が連れてきても家族は大丈夫?と思いますが、

 

家族は、全然驚かず。そう、ヒッポのメンバーであれば、まあ あり得る光景なんです。

 

我が家も、以前子供が小学校だった時、ヒッポ本部に訪ねてきたフランス青年がステイ先も決めず来日したので、

「誰か泊めてあげられる人いますか?」

「じゃあ、うちに」 みたいなノリで受け入れをした事がありました。

その時も、息子が学校から帰ってきて

 

「このフランスのお兄ちゃんうちに泊まることになったよ」と言ったら

「あー、どうも、ボンジュー」とフランス語でフツーに挨拶してなじんでいたことを思い出しました。

 

そんな、わけで、ヒッポではホームステイの受け入れプログラムもたくさんあるので、人を泊めることに対して

こんなに敷居が低くなるのでしょうか。

 

残念ながら、テレビではヒッポの活動の様子がわかる光景はありませんでしたが、

ヒッポの人が見れば、すぐわかるスペイン語がたくさん出てきました。

 

「コラソンアビエルト」 

 

 

そして、この写真のイチゴ狩りも、知り合い映っていたりと!

ちなみに、顔が出ていませんが、右の茶色の帽子がメヒコの青年です。

 

思いもかけない財布落とし事件からの、奇跡の20日間を与えられた彼は

一生忘れない思い出ができたことでしょう。お別れの時は涙涙で、

本当に人との出会い、人のありがたさを身に染みて感じ、感動のお別れをしていました。

 

困った人を見るとつい声をかけてしまうという、その青年でしたが、

ヒッポの暖かい環境の中で、育った気持ちがそうさせたのでしょう。

 

見ていてこちらもほっこりと暖かい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 


1分スピーチ

2018年06月03日 | 今日の小ネタ

先日、嬉しくも意外に大変なことがありました。

 

細々働いている仕事ですが、ちょっと表彰されることになり、

合わせて、なんと 今年からできたらしいのですが、その賞を受賞した人には受賞式で1分のスピーチをするとのこと。

 

これを言われたのが一週間前で、 えっつ、スピーチ、 しかも今年から

年に2回の表彰制度でもう何十回もやっているのに、なんで今年からって、しかもその年に受賞とは

 

まあ、ヒッポ世間では人前で話すのは、多々あるので、慣れているには いますが、

こと、一般世間となると マジ緊張。

 

まず自己紹介で名前言って この度は 名誉あるこの・・・・ありがとうございます。

最後は これを励みにますますのーーーみたいなことを入れるとこれでほぼ30秒は取られるので

結果、自由演技は30秒 

 

この30秒にパッキー色をどう出すか、どう笑いをとるか これはかなりハードル高し、

しかも、本来この厳粛な場で 笑いってとるべき、取らないべき 

 

全国から200人ぐらい集まり、偉い人も集まる場で 笑い 

 

取らないのも寂しいし、滑ったら超恥ずかしいし

しかも、その前に ちゃんと言えるだろうか・・・・だし だし

って考えたら、数日前から寝る前にいろいろ考えてしまい 寝られない

で、思いついたのが

 当日の雰囲気から

 

真面目バージョン

ちょっと笑いとるバージョン

もっと笑いとるバージョン

って、なんでここまで笑いにこだわる必要あるのか 自問自答ですが、

 

 

 

かくしていよいよ

当日を迎えるわけで、超緊張マックス 

長くなるので続きは次で。

 

 

 

 


駅で聞いたアナウンス

2018年06月03日 | 多言語

サバハルヒー

 

パッキーは週に3日ほど、仕事をしていて、そのたびに山手線のNポリ駅を使います。

そして、ここ数か月前に気が付いたことがあります。

駅の構内放送で、ある言語が流れていたのです。

あっつ、新しい言語で何か言ってる 何語だろう?

 

初め聞いていても全然わからず、

 

ゆうても、多言語生活数十年のパッキー 自慢じゃありませんが、

って まあヒッポの人ならそーゆー人多いのですが、

メジャー言語なら ちらっと聞けばすぐに何語だかわかるんですが、

 

そのワタクシにして、わからず 

ん?何語、何って言ってるんだろう 

 

で、私の中で引き出されたその音の波は

以前 YouTube で アップされていた

日本語空耳サッカー中継、それはもう腹を抱えて笑っちゃうぐらい 

 

灰皿、灰皿、灰皿かえて、むちゃ風邪ひいて ラーメン まぐろ まぐろ 

 

って、意味もなく日本語の羅列で、それがほんとそう聞こえるんですが、アラビア語なんです。

 

 

へーー やるなーーNポリ、なんたって成田からのアクセスもよく、まあハブ空港ならぬ、ハブ駅ですか

色々なところに出やすいので、たくさんの人が世界からやってきます。

すごい、アラビア語まで構内放送するなんて さすがです・・・って思いながらの数日後

徐々に耳が慣れてきて、雑踏の中ではありますが、 最後の方が耳に入ってきました。

 

0000 the door. Thank you!

 

 あれ、 これ、 まさかの 英語 いんぐりっしゅ?

 

徐々に頭で 「これは英語」と考えてから聞くとまあ、英語に聞こえるんです。

でもどう聞いても、それは日本の人の録音で、

しかも、私の想像するに、英語をカタカナで起こして、それを読んでいる感じがしてならない

 

 

という話をまたまたヒッポの場で話したところ・・・・

 

世界には英語って言っても、たくさんあるよね、私たちはアメリカ英語が身近だけど、

イギリスの英語の鼻にかかるような感じもあれば、

インドの英語の 舌が巻くような 音

フランスの人の フランス語っぽい英語 などなど

シンガポールのシングリッシュ

日本人のジャパングリッシュ

があるんだから、さしずめそれは  にっぽぐりっしゅ??

じゃないってことで、落ちが付きました。 

以上言語交流研究員の分析 あーあ ほんと 世の中おもろいわ 

 

 

 

 


チェコ話

2018年06月03日 | パッキーハウス

ドブリーデン  チェコの挨拶です。

またまた多忙のためか、ブログご無沙汰ですが、私的には脳内ブログたくさん ほぼ 毎日 脳内では書いていたので

徐々に放出していきます。

 

さて、直近で面白かった話は・・・・

前回のチェコのパッキーハウスの住人との会話。

実は、自主管理となったパッキーハウスでは

家賃の徴収という仕事も増えて、今時 振り込みでなく、手渡しの方がいいとのことで、

月一回、日曜日夕方を集金パーティ―として、みんなに集まってもらい、集金しつつ

一緒にご飯食べる計画を思いつき 前回第一回を無事開催しました。

 

思っていた以上に楽しくて、アットホーム、いい発想だったなと我ながら自画自賛の集金パーティー。

 

その日はインドネシア、パナマ、チェコの住人が参加したのですが、

チェコってそういえば、どんな国、以外に知らないなーーってことで

どんな料理、どんな物が有名?って聞いてみたところ・・・・

 

実は、日本では、夕方になると、チェコの国の歌が毎日聞こえるので、びっくり、うれしかったとのこと。

えっつ?どこで、なんで?毎日?

 

初めは、どこでその曲が聞けるのか摩訶不思議でしたが、わかりましたよ。

 

夕焼けチャイム  

 

それぞれの区で違うようですが、聞くところによると あのあたりでは

ドボルザークの 「新世界 家路」  がかかるとのこと。

そこで、まず、ドボルザークがチェコだったんだ――と、今更とわかり。

あの曲は、そいえば、小学校の時にパッキーは放送部に入っていて、

「下校の時刻になりました。校庭、校舎内、屋上にいる人で用のない人は早く帰りましょう」

という小学校時代に言っていたセリフが昨日のことのようによみがえりました。

 

日本にいながらにして、世界の事がわかり、でも、それは意外に身近なことだったりと

またまた世界が広がった集金パーティーの夜でした。