パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

時節柄 小ネタ

2015年09月29日 | 今日の小ネタ

チャオ  

我が家は15階建てのマンションです。

 

昨日 夜 帰宅の際にエレベーターに乗ったら

あとから、おばあちゃん、というジャンルの人

まあ、きれいに言えばシニア層ですが、

そんな人が乗ってきて、エレベーターのボタンを

どれを押そうか考えていました。

1から15まであるので、

住人でも、だいたい瞬時には押せませんが。

 

でもその、「シニア層おばあちゃん」

押さないのではなく、

押せないの、悩んでて 

 

えっつ、これって もしかして、噂のN知症 的な 感じ?・・・・・

大丈夫かな ちょっと不安要素と

ちょっと不信感オーラを出した私を察して

すぐに、反応した「シニア層おばあちゃん」

 

「どの階なら、きれいにみれるかね?」と質問アリ、

なんだ、月を見に来たのか、スーパームーンを。

びっくりした。

オーシャンビューならぬ、ムーンビューが見えそうな位置を説明したところ

いそいそと反対側の非常階段に向かって行った、シニアおばあちゃん。

「なんだか、子供みたいね!」って言ってましたが。

いくつになっても好奇心は大事大事。

 

 

 

 


その5

2015年09月27日 | ヒッポファミリークラブ

その5までなかなか行きつかず、怒涛の平日を終えてやっと時間ができました。

 

そうそう、話はこうでした。

熱が夜中ずっと下がらず

ぐずるし、顔は腫れるしという奇病 

 

で、日曜日の観光予定も お先真っ暗で

朝を迎えました。

 

ほとんど一睡もできなかったのですが、

そこに起きて来たRさんがこう言ってくれました。

 

息子さん、大丈夫ですか?私もインドに帰れば同じ歳の

息子がいますから、御心配はよくわかります。

でも、きっと大丈夫だと思いますよ。

 

このホームステイはとても楽しかった (えっつ これで

 

いい経験でした。今日は 朝 駅まで送ってもらえれば

私は研修センターに一人で帰ります。

息子さんを病院に連れていってあげてください。

 

どうもありがとうございました。

 

という、昨日と全く同じアルアルしたインド英語で話かけてくれました。

 

でも、なぜか、なんと、びっくり、

この時は、こんな長い、こんな複雑?な英語がすーーと私の中に入ってきました。

 

なんでだろう、なんでこんなに わかるんだろう?

 

そっかーー  私は、ハッしました。

 

 

そうだ、インドのRさんか来る前は

すっごい、緊張して、ガイコクジン

 ガイジン が我家に来るということは

もう宇宙人がやって来るかのごとく

全然別の次元の人と思って遠くに感じていました。

 

それが、同じ歳の息子がインドにいる、

と聞いて、なんだ この人も人の子の親なんだ

普通のお父さんなんだと思えた瞬間。

あのアルアル インド英語が

普通のお父さんが息子を心配して言ってくれている

同じ人間としての言葉に聞こえたんです。

 

今まで私は、何語何語、と ことば にばかり耳も目も行き

その人が何を言おうとしているかを想像していなかった。

だから、インドのアルアル発音英語は日本の学校教育で

習うのとはちがう発音だからわからない・・・なんて、位置づけしていたのかも。

 

その事に気が付いたら、Rさんのことばも想像しながら、

すっかっり解ることができ

こうして想像すれば、どんな言葉もきっとわかることができるんだって

たった一晩のことでしたが、

私には大きな一歩の一晩でした。

 

 

そしてその後、その経験を活かし40人以上が我が家にステイし

そしてその後、その経験を活かし、パッキーハウスが作られれ

もうこの10月で8年目突入で 数えてないけど200人ぐらいは

泊まっていってくれたかな。

 

 

で、この話しの落ちですが、

病院に連れていった息子は、その前に奇病はすっかりなおり、

熱も下がり、腫れも引いて・・・・

お医者さん曰く、親の緊張が移ったんでしょうとのこと。

どんだけ、緊張してたんだか!

 

そして、その熱を出した息子が今では週末楽しそうにゲストハウスの

住人と掃除を兼ねて交流をしています・・・・

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 


その4

2015年09月22日 | ヒッポファミリークラブ

その4です。 

食事の時間も盛り上がる ことなく、 Sチキン事件で益々、テンションさがり 

そんな時 息子のおおーーーきな泣き声が 急に 

 

実は、当時3歳だった息子が

行き成り泣き出したんです。

びええーーーーーーん 

えっつ、何故、いま、ここで泣くの

泣きたいのはこっちだし

 

と思いつつ異常な泣き方に

おでこを触ってっ見ると

すっごい熱くて

まさかの発熱  

さっきまで、元気にしていたのに、

なんで今 なの?

とりあず、体温計、水まくら

布団ひいてと、バタバタして・・・・・ふと Rさんを見ると 

ぼーーと しており、

困ったわ、どうしよう 

そうだ、テレビテレビと 思い、テレビを見せるも

全く日本語がわからないので、つまらなそうにしており 

 

もうしょうがない、寝てもらいましょう

ということで、早速寝てもらいました。

 

 

夜中も、息子の熱はどんどん上がるし、なんと

そのうち、顔が腫れてきて

一夜のうちに 奇病?にかかり てんやわんや 

 

本当なら、日曜日は池袋のサンシャインでも行き

都内見学などど、予定していましたが、

これじゃあ、とんでもない、と考えあぐねて

朝になりましたとさ。


その3

2015年09月21日 | ヒッポファミリークラブ

その3です 

持ちネタの英語は自己紹介でつまずき、あとはほとんど覚えてませんが、

しらっとした感じで、会話もなく帰宅。

 

用意した、夕食を言葉少なに食べつつも

天ぷらは大変喜んでくれました!

 

そして、もう一つ

私が料理本から探してきた、

カレー味のおかずがとても美味しかったらしく 

おいしい、おいしいと 嬉しそうに食べてくれたので、

ちょっと食卓が明るくなり、ホットしました。

 

で、Rさんはそのおかずをとっても気に入ったようで、

これは何ですかと?質問してきました。

 

えっと、それは、インドの人は豆をよく 食べると聞いたので、

茹でた大豆をみじん切りにして、

玉ねぎもみじん切り

そして、全体をカレー味にして、

肉、魚がだめ とのことで、

Sチキンを入れて炒めて、味にこくを出しました。

 

Sチキン


sチキンです って元気に答え、わかりやすいように

缶詰を見せました。


するとRさん、あんなに美味しいと食べていたのに

一瞬にして、やめてしまいました。

 

えっつ、なんで?

 

あ”---

あれ、Sチキンって、チキンじゃないよね、

あれ、チキンじゃないけど、ツナって

 

魚じゃないかーーー 

 

あーー ごめんない。

 

 

なんか、肉の形もしてないし

魚の形もしていないし、

缶詰なんで、全然気にしないで使っていました。

 

 

ということで、一瞬盛り上がった食卓は

一瞬だけで、

一瞬のうちに、またしらけた食卓となってしましました。

 

 

ちなみに、もうこんなことは今となっては、すっかり慣れて 確認する習慣がつきました。

なんたって、パッキーハウスは ほんと いろんな国の人が来ますから

 

厳密にいうと肉、魚を調理した器具もだめで、

先日の新人入居者の人は IH対応の野菜専用フライパンはありますか?との

注文があり、今はまだそれは各自持参でお願いしますと言ってますが

そのうち、専用の調理器具や、ハラルミート専門の冷蔵庫やキムチれんじゃんこもいるかしら?

 

そんなこんなで、今ある私も この栄えある第一回の受け入れ体験があってこそと思います。

 

そして、状況はますます悪くなり、ついに事件が起きます。

 

 続きはその4で 

 


その2

2015年09月21日 | ヒッポファミリークラブ

その2、前回の続きです。

 

そんな、こんなで、いよいよ迎えた土曜日の朝

対面式の会場に向かいました。

 

そして、対面したのがインドの男性 Rさん

当時インドはスズキのバイクの需要が多々あり

静岡の浜松に研修に行くプログラムで

今で言う JICAのような団体からの派遣の

優秀な方のようでした。

 

まずは、東京で日本を体験し、その後研修に向かうという

ホームステイは重要な位置づけに感じ、またまたプレッシャー

 

 

そして、いよいよご対面。

名前を呼ばれて 自己紹介。英語で。

Hello! How do you do? 

そして向こうも

英語で挨拶をしてきたのですが、

な、な、なんと 

 

その 英語、あり得ない、全然わからない。

これ 英語なの?? なんだか、アルアルしてて、

 

当時ヒッポに入ったばかりの私には

世界には英語がたくさんあるなんて知らなくて、

これは日本の学校教育で習った発音と全然ちがう 

まちがってるんじゃないの?その発音 

 

私にはまったく聞きとることができず、

そうなると、聞くことができず、

耳を閉じてしまった私 やばーー 

もう、持ちネタの自己紹介は終えたし

これから、2日どうしよう。

 

 

今にして思えば、ヒッポを通していろんな人に出会ってきて

英語とはいえど、中国の人の英語、

韓国の人の英語

そして、シンガポール、マレーシア、

イギリスの人の英語と

本当に世界には私が思っていた学校で習う英語とは

想像もつかない発音で、成り立っている英語が沢山あるわけで、

 

 

インドの人の英語はちょっと特徴があり

Rの音が巻いた感じで Hippo goes over seasなら

カタカナで書くと、ヒッポ ゴルズ オルバル シルズ

 

ちなみに、以前ロシアにホームステイに行った仲間の体験談ですが、

ホストが 今日は

「ギョルズ ビョルスデー」 だからねって言ってたのが 何度聞いても

全くわからず、目の前に誕生日ケーキが用意され、女の子達が集まり

やっと そのそれがわかったとのこと。

 

「girl's birthday」  いいやあ、恐るべし、もう慣れるしかない各国英語ですね。

とりあえず、対面したとこまで。

 


初めてことばが解るって思えた瞬間 その1.

2015年09月20日 | ヒッポファミリークラブ

昔の話を紐解いて。。

 

初めてのホームステイの受け入れの話です。

以前このブログにも書いたかな?

まあ、あらためて。

 

もう25年以上前ですが、ヒッポに入って、初めてホームステイの受け入れをしました。

我家に「外国人」と言われる人が来るってことは、

もう、それは宇宙人かって思うぐらいの

一大イベントで、一週間ぐらいかけて大掃除はするは、

食事も日本的な日本の家庭を代表するような

「おもてなし」をって 肩に力が入り、

今にして思うと・・・・・とほほ

 

そして、申し込んでから数日後

調査書が我が家に着きました

今回あなたの家にはこんな人が来ますって調査書 

 

インドの人で、ちょっと浅黒い、正装した典型的なインドの男性の

写真が入っていました。

もう、それを見ただけで、ドキドキで、お見合いかってぐらい

緊張してきました。

そして、調査書をよく読むと

話せる言語は、ヒンディー語と現地の言葉のなんチャラ語とあとは英語のみ。

 

その上なんと、

食事制限が厳しく、 肉だめ、魚だめの ベジタリアン 

その上まだあり、

 

もし、万が一、しらけて、盛り上がらなかった場合の秘密兵器 これさえあればの

アルコホール

まあ、ビールでも飲んで、ハイハイ 

と、持って行ければと思いきや

ヒンズー教で、お酒もだめ とのこと。

あちゃーー どうしよ。

 

初めてにしては、かなりのハードル

大丈夫かしらと不安増大。

 

で、まあ、とりあえず、夕飯の献立を考えて

 

野菜だけで 日本を代表する家庭料理を作る

すし、すきやき、などなど考えてましたが、

まさかの野菜だけとは

んんんー そこで、近所の

当時子供も小さかったので

公園ママ友に相談したら 

野菜のてんぷら、ならいいんじゃない!ってことで

料理を決めて、

 

たった一泊、土日のホームステイですが、

月曜日ぐらいから、超緊張していて、掃除、洗濯、布団ほし、料理の研究と

もう当日の土曜日の朝は かなり疲れていて、

もう終わったかっ?てぐらいの疲労度でしたが、いやいやこれからだわって

気持ちをふるい立たせて、対面式に向かいましたとさ。

とりあえず、こここまでの 来る前編。

まだ来てもいないのに、来る前でこんなボリューム って 最後までたどり着くかしら。

 

 


多言語で話そう

2015年09月20日 | ヒッポファミリークラブ

チャオ、

ヒッポ世間では、今 多言語で自分の思いを語るべく

NHKでやっている TED 的な動きをしています。

先日はマルチリンガルプレゼンテーション ということで

一人が3ヶ国語以上を使い、テーマにそってそれぞれが伝えたいことを

パワポ等を使い、ステージで発表する会に行ってきました。

 

大きなホールで、それはそれは大きな舞台ですが、

皆 あがることもなく、身振り、手振り、そして思いのたけを

多言語で主張している姿は、ヒッポをやっているとこんな風に

自由に自分のことが、自分のことばで話せるんだなと

こちらも、勇気を貰いました。

 

で、私も何かできるかなーーと

またまた、持病第2弾 なりきり染まりタイプ状態になり

考えましたが

今回は ないわ 

 

昔々あった と思われる、熱く燃えるパッションも

日々忙殺され、

いつの間にやら、身の周りの人々の後方事務担当人生かっていうような・・・・

 

実家に行けば、トイレの掃除

戸籍を揃えてといえば、区役所めぐり

部屋に落ちている靴下を拾い、(我家)

東に延びている庭の草があれば、草取り(パッキーハウス)

西に葬儀で悩んでいる人がいれば、やっぱり家族葬が楽ですよと

アドバイスし 

アメニモ マケテ カゼニモ マケテ 

 訴えたいことを考えましたが、全くなし。

 

で、これではあまりに寂しいので、昔あった体験を

紐解いてみました。 

続きはWEB で って また次回。

 

 


ご無沙汰です

2015年09月20日 | パッキーハウス/PakkyHouse

シルバーウイークも始まり、ちょっと時間ができましたが 

気が付くと毎日予定が入っていて。。。。

一年で、全く何も予定がない一日は考えてみると。。。。

風邪ひいて寝てるときぐらいですか。。。。

 

すっかりブログもご無沙汰で、

その間 この頃更新ないねと、激励?の言葉を多々頂き

やっぱり、読んでいてくれる人がいるんだーーって嬉しかったです。

テレマカシ  コップンカー 

 

さて、さて、先週 小さい石鹸を一つお土産に頂きました。

たぶん、イギリスのものであると思われますが、

自然素材を使っているのか、さっぱりとした石鹸です。

 

頂いたのは、パッキーハウスの住人で

ゲストハウスにしては年齢がちょっと上メな感じで

むしろ私側に近いかな

退室とのことで、丁寧な日本語で、

お礼の手紙

しかも縦書きで、

お土産の石鹸も添えてありました。

 

彼女はイギリスに住む中華系の女性で

お仕事は?と聞いたら

人生を楽しんでいます!

 

とのこと。うらやましーー

そう言ってみたいよ。

 

英語と、中国語と、ポルトガル語とドイツ語を話すらしく

まさに、多言語人間。

 

でも、パワーはチャイニーズと言う感じで

話すは、食べるは、どんどん前にでるスタンス。

いつかパッキーハウスのネットが繋がらなくて

皆で、困った時には、

折角みんな集まったんだから

ビールでも飲みましょう!と

声掛けして、盛り上げたとのこと。

 

ちょっと若い人には、煙たがられる??かもしれないけど

彼女がいることによって、会話が生まれたよう。

どんどん、話しかけて、場を明るくする?

そんな姿を見ていて、

息子が 誰かに似ていると思ったらしく。。。。

 

誰かって、

私 

とのこと。

 

まあ、そういわれると、同じ匂いがしたかも。

ゲストハウスには珍しいタイプだけど。

世界中からやってくる、人と出会い、

ゲストハウスライフをエンジョイしてます。

 

 

 


バーニャカウダは・・・

2015年09月03日 | パッキーハウス/PakkyHouse

チャオ 

 先日 ゲストハウスの

パッキーハウスで

スペインの人に会いました。

 

挨拶は  オーラ!コモエスタ?

 

小柄な彼は気さくに 答えてくれたて

スペイン語話せるんですか?ってスペイン語で聞かれて

ポキート って

少しっていいましたが、

その後機関銃のような、スペイン語で話が進み、

シーシー と 絶妙なタイミングで相槌を打って、

スペイン語話せる人に みられる作戦はちょっと成功 

でも、中身はあまりわからず 

とりあえず 相槌が大事大事

 

 

で、その後、私が最近凝っている料理

バーニャカウダ を思い出し

バーニャカウダ 美味しいよね、知ってる?

と聞いたら、 知らないとのこと 

 

えーー こんなに有名で、美味しいのに

野菜いっぱい食べれて、ムイビエーーンと説明

 

それでも、知らない!!!とのことで、

 

 

「ほんとうにスペインの人?」と 

冗談ぽく言ったら 彼は大恐縮して、

スミマセン、シリマセン とのこと。

 

えーー、まあ、日本料理でも日本人も皆が知らない料理もあるしなと

思いましたが。。。。ちょっと気になって

調べてみると

な、なんと、バーニャカウダは

イタリアからの料理でした。

 

やってしまいました。

世界のごめんなさい

ロシエント

ミアネヨ

デブチー