パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

夏の報告

2017年09月13日 | ヒッポファミリークラブ

アンニョンハセヨ 

またまたご無沙汰ですが、

この夏のヒッポでは

いろいろな感動体験、面白体験がありました。

私の中で、印象的だった一つに

ことばの見つけ方の話があります。

 

小学6年生女子のDちゃんは、今年の夏韓国に青少年交流でホームステイに行ってきました。

 

ヒッポでの準備会を経て、ひょうひょうと旅立ち、なんかあっけないという感じ。

物おじせず、いつも落ち着いている印象・・・でしたが

ホームステイ宅について時間がたつと

突然 友達が 恋しくて涙がつーーっと出てきたとのこと。

すると ホストオンマが ぎゅっとハグをしてくれて

思わず大号泣 わーっと泣いてしまったとのこと。

 

しかし、しかし、ここがDちゃんのすごいところ

直前オリエンテーションの話を覚えていて、

「ホームシックは30分までで終えましょう」

 

そこで、気持ちを切り替えて、頑張ったとのこと。

報告では「30分もかからなかったよー」と

まるで儀式のごとく話してくれました。

 

で、その報告の中で、毎日いろいろでかける場面があり

ホストファミリーが

「カジャ」というと、出かける

次の日も「カジャ」というとまた出かける。

そんな日が数回続き、「カジャ」と言われたらバックを持って

出かける準備をしたとのこと。

 

赤ちゃんが言葉の意味を見つける時は

こんな感じなのかな。同じ状況で同じ言葉が出ると

共通した音を拾い意味も一緒に見つけていく。

 

大人だと、何時にどこにどうやって行くんですか?と

すべての行動に対して自分が理解しないと動けない不安がありますが、

子供たちはそんなこと全然気にせず、だまってホストに着いて行くのみ。

そんな中、想像力全開で意味を見つけていくのでしょう。

 

ホームステイでは大人もそんな体験ができるのが面白いところ。

私もだいぶ前にメキシコにホームステイに行きましたが、

出かける!ということだけわかり、簡単な支度をしたら

なんと一泊の旅行

 

わくわくドキドキの旅でした。

ついでに書くと、途中の原野?荒野?を車で走るうちに

トイレに行きたくなり

「トイレはどこ?」と聞いたら

「トード バニョ」と言われました。

トードって確か ヒッポのCDで「みんなもヒッポ」のところに

出てくる あの みんな?

から想像するに、この原野全部がトイレ

 

何年たっても忘れられないことばと状況です。


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