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第1回尾道しんがい覇酒互ざけ。

2010-03-17 23:51:25 | 九州・中四国旅行。

「第1回尾道しんがい覇酒互(はしご)酒」に行った。
かつて広島県尾道市の夜の歓楽街として栄えていた“新開地区”。古く昭和の香りをプンプンとさせる狭い裏路地に、古ぼけたネオンのスナックや、赤提灯、屋台のような年季の入った暖簾がギッシリと並ぶ。昔の繁栄の名残はあるものの、現在は人気が無いゴースト・タウンと化している。そんな新開地区に再び“盛り上がり“”を!ということで開催された今回のイベント「尾道しんがい覇酒互ざけ」。予めチケットを購入しておけば、当日受付でラジオ体操カードのようなものを渡される。そのカードにはお店が3つ記入されている。時間制限内にその記載された3店舗を回るというのが今回の企画内容。だから、当日まで自分がどの店に行けるのかもわからないし、といっても知ってる店はひとつも無いのだが・・・笑。ボクのコースでは、1つ目は串焼き屋さんだった。とっても良心的なお店で、サラダに串3本、ビールにデザートと。けっこう美味しかった。そして2店舗目。ここはフィリピン・ショーパブだったのだけれど、超最悪。スグに退散。3つ目は洒落たスナック。店内が明るく女性向きのスナックだった。食べ物は今一つだったが、雰囲気は良かった。
地方では、若者に見放されたこのような歓楽街は多々あるように思う。若者が寄りつかなければ、若者による発見を受ける可能性もゼロであり、顧客の拡大は見込めない。まずは自己の店の存在を多くの人に知って貰うこと。それが見放された歓楽街に人を戻し、繁栄を甦らせる。不景気により外食産業が苦しむ中、いつもは人気無い繁華街が大いに賑わい、ちょっと面白く明るい気持ちになる企画であった。

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