人生とは美しく刺激的なリッチ。

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秋、安芸の宮島。

2010-11-14 20:20:19 | 九州・中四国旅行。

長時間、電車に揺られたせいで身体が痛い。
やっと到着したJR宮島口駅。
以前来た時には有人改札だったのに、ついに自動改札化されていた。そのため改札前に列を成すことなく、スムーズに駅外に出られた。

宮島口からフェリーに乗って宮島へ。
連休中でもないのに凄い数の人、人、人…。
欧米人、東アジア系人、日本人、観光客でいっぱい。
さすが世界遺産だなぁ、と思いながら人の多さに吃驚。

今回の訪問の目的は“紅葉”だから、“厳島神社”も“朱の大鳥居”も立ち止まって鑑賞することなく、もみじ谷公園を目指す。

まだ時季が早いだろうなぁ、と思っていたけども、予想外に“赤”や“黄”に染まっていた。多くの観光客も“紅葉”目当てなんだろうね、物凄い数の人で賑わっていた。桜の下では、“花見”という宴会をするけど、紅葉の下で“葉見”という宴会をする人はいないよねぇ。“葉見”も同じくらい美しいと思うんだけどなぁ。

それにしても今日は暖かかった。コートを着ていると暑いほどだった。今日の気候だと、弥山を登れば汗ダラダラになると思って、もみじ谷公園をブラブラするだけにした。まだ時季的に早いので散っている葉は少なく、“黄色”や“赤”の絨毯はまだ出来上がっていなかった。もう2週間後に訪れたら、より素晴らしいだろうなぁと思う。

帰りは、お土産店が並ぶ街道を通った。
よく考えたなぁと思わせられるモノのオンパレード!!
有名な“紅葉饅頭”を揚げたり、アイスにしたり、その場で食べれるB級グルメ状態にしたり。味も独自性を出してたり-。牡蛎も、如何にも美味しそうな…。お土産品として有名な“しゃもじ”は、その場で願い事を筆書きして貰えるサービスなど…。いや、語ればきりがない程に“工夫”の数々を見せつけられた。
小さな商店が生き残っていくヒントがココにはあった。
宮島の美しさも驚かされるけど、
ボク個人的には、この商店街の逞しさの方が驚かされたな。