人生とは美しく刺激的なリッチ。

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ムンク展。

2007-11-25 18:23:30 | 美術館・博物館・シネマ。

ムンク展
国立西洋美術館に行った。
今回の東京旅行では上野に行かない予定だったけど、やっぱり来ちゃった。
何かイイ企画展してるかな~と思いながらブラブラしてたら、あーそうか、のムンク展。前回来たとき、コレ行きたいなぁと思った企画展。ってことで、ちょっぴり鑑賞。感情を絵にぶち込むイメージのムンクだけどさ、今回の企画展は〈生命のフリーズ〉にスポットを当てて企画されているん。

〈生命のフリーズ〉は、全体として生命のありさまを示すような一連の装飾的な絵画として考えられたものである。───エドヴァルド・ムンク「生命のフリーズ」より

ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクは、日本でもすでに数多くの展覧会が開かれ、愛と死、喜びと絶望といった「人間の魂の叫び」とも呼べるテーマを描いた作品が、非常に高い人気をえています。彼は、自らが描いた作品のなかでも、最も中心的な諸作品に〈生命のフリーズ〉という名をつけました。それは、個々の作品をひとつずつ独立した作品として鑑賞するのではなく、全体としてひとつの作品として見る必要があると考えたからでした。しかし、彼が〈生命のフリーズ〉という壮大なプロジェクトによって達成しようとしていたことは、「愛」「死」「不安」といった主題からの切り口だけでは捉えきれないものです。なかでも最も見過ごされてきたのが、上に引用したムンク自身の文書にも語られている、その「装飾性」です。今回の展覧会は、ムンクの作品における「装飾」という問題に光を当てる世界でも初めての試みで、オスロ市立ムンク美術館などからの代表作108点を一堂に展観します。

まぁーそんな企画展。
文で書くと難しいゴチャゴチャしたことだけど、絵で観ると心に響く明快さ。
そーさ、そーさの簡単なこと。