大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

カッコウ! 2021.5.24

2021年05月24日 | Weblog
 夏鳥が少なくなった大阪城公園で、今朝の一番のニュースはカッコウ。
 大将の情報では、5:40に飛騨の森から愛の森よく鳴く。飛び回る。その後7:50に市民の森で鳴く。その後9:50に本丸で鳴く。
 
 市民の森でH本さんなどと出会い立ち話。彼はひと春で2羽もカッコウは珍しのではと言っていたが、確かにカッコウは杜鵑の中で最も少ない記録の種。
 「大阪城公園の野鳥」 80ページに26年間の総観察数の比がグラフにある。
・ツツドリ 55パーセント
・ホトトギス 24パーセント
・ジュウイチ 11パーセント
・カッコウ 10パーセント
 大阪城公園でカッコウに出合うのは簡単ではない。

 越夏ヒドリガモ。U君の観察で、東外堀から北外堀や内堀で観察されていると。今朝は山男Tさんから内堀で雑種アヒルとカルガモと一緒にいたと聞く。

 青屋門辺りで見付ける。柵の前の石垣に上がっていたり近くに浮いていたりして人をほとんど警戒しない。

 羽ばたいた時に撮影して、どこが負傷しているか見ようと思ったがチャンスはなかった。以前にひでキングが撮影した時は、特に負傷か所は無かったとあった。
 外見で見えない負傷もあるかも知れないが、少なくとも少しは飛ぶことができるようだ。

 ちょうど2012年春から2015年6月4日まで越夏したヨシガモ♂を思い出した。内堀や北外堀を逃げまわり、最後は大川のひょうたん池が最後の観察となった。

 少し飛べるところは同じ。御座船など観光ボートに追われ、逃げ回って行き先不明になってしまったヨシガモのようにならなければいいが。

 カラフトムジセッカが記録されたことに伴い 「大阪城公園の記録種一覧表」 を追加訂正し先日プリントしたものを数枚持ってでかけ出会った方に渡した。

 今朝出会った、ともちゃんはその表に見たものをマーカーして整理。マダムはそれをコピーして鳥友などに配って喜ばれたと聞いた。
 たまたま出会った方に渡しただけだったが、意外と活用されている。

 それなら 「大阪城公園の記録種一覧表 A4ー1枚」 が要な方がおられたら、このパソコン宛メールで連絡ください。エクセルで作った表を添付してお送りします。

 大将と内堀を前に立ち話していると、雨がどんどん強くなってくる。予報では午後から雨だったはず。大振りにならない内に帰途につく。
 
・オオムシクイ 4羽 市民の森、飛騨の森
・カッコウ 1羽 上記
・アオバト 2羽 飛騨の森ほか
・ツバメ 3羽 元射撃場、内堀
・カワウ 4羽 内堀ほか
・ヒドリガモ 1羽 内堀
・イソヒヨドリ 2羽 京橋口 追手門学院方面に餌をくわえて飛んで行くと。ヒナに餌を運んでいるのは間違いないだろう。

 昨夜 F 1 モナコでレッドブルホンダのマックスフェルスタッペンが優勝した♪♪ 今期2勝目。
 モナコは世界を回るF1レースの中で最も有名なコース。優勝は大きな名誉となる。

 市街地コースで、ヨットハーバーの横を疾走するF 1カーと共に、時々カモメが 飛んでいる。大好きな F 1を見ていても鳥には目が行く。
 カモメの仲間だが種名は分からない。でも F 1レースと野鳥が見られて二重に嬉しい。今期は興奮して寝付けない日を幾度迎えるのだろう。

■■カルガモ(2001.3.11 内堀)
 「アオクビ」と呼ばれるマガモが食用に狙われるのに対し、このカルガモはハンターから相手にされないと聞く。味が悪いからだそうだ。変なところで命拾いしたものだ。
 もっともこの飽食の時代に野生のカモを撃って食用にしなければならない理由はない。猟銃では鉛の散弾を使うので、1発撃つごとに数十から数百の鉛玉が散乱することになる。
 この鉛で多くの野生生物が鉛中毒を起こし多大な影響を与えている。
 趣味にしては地球生物への被害が大きすぎる。即刻狩猟は禁止すべきだ。仕事としての猟銃は厳しい制限で許可すればいい。
 カルガモを撮影しながらそんな事が頭にあった。私の考えは偏っているのだろうか。
コメント
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