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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/22 久しぶり オオタカを観察。

2017年06月22日 | Weblog
 昨日はかなりの雨だった。梅雨に入っても降らないと思っていたら突然の豪雨。

 子供の頃の梅雨は、毎日じとじとと小雨が降り続く毎日。7月に入って梅雨明けの頃に、大雨が降って雷が鳴って・・・。

 詳しくは知らないが、きっと温暖化の影響に違いないと感覚的に感じる。
 子や孫の時代はどうなっているんだろう。

 久しぶりにオオタカを観察。と言っても城南地区を歩いている時に、南外堀を市民の森方向に飛ぶ姿を見ただけ。

 オオタカの観察は時々聞いていた。6月に入って4日・13日・14日・19日。
 すべて成鳥で、行動などからこれまで見られていたものと同一個体と思われる。

 この時期、私が適当な鳥見をしているので出会いがなかったが、今朝はようやく。

 他の鳥も少なく、人工川でアオサギ、第二寝屋川でもアオサギ。

 他は、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 最近TVで鳥の話題をよく目にした。

〇よくあるのがこの時期の季節もの。カルガモのお引っ越し。親の後を必死について歩く可愛いヒナたち。

〇富山市ファミリーパークで、国の特別天然記念物のニホンライチョウ、人工繁殖事業でヒナ2羽が孵化した。人工繁殖の卵の孵化は1998年に大町山岳博物館(長野県大町市)であって以来19年ぶりとの事。

 うれしいニュースと喜んでいたら、今朝そのうち1羽が死んだそうだそうだ。
 ライチョウは氷河期の生き残りの鳥。どんどん追い詰められて、高山にかろうじて生き残った。

 しかし温暖化の影響で高山の環境が変わりつつあり、ライチョウは絶滅の危機に瀕している鳥。
 環境省のRDBでも絶滅危惧1Bに指定されている。

 ずいぶん昔、ライチョウに合いたくて乗鞍へ出掛けたことを思い出す。天気は悪かったが、ごく近い距離で出合った時の感激は今も心の中にある。

〇兵庫県豊岡市で、1羽のひなの巣立ちが確認され、昭和46年に野生のコウノトリが絶滅して以来、野外で生息するコウノトリが初めて100羽となった。

 コウノトリ郷公園には、初の放鳥や初の巣立ちなどを含め十数回は出掛けた。
 その後城崎温泉に泊まって、ぐてんぐてんに酔っぱらったり、出石の街を散策し、蕎麦を食べたことなど、コウノトリにまつわる思い出もいっぱい。

 100羽になったと知って心から嬉しい気持ち。でも、せめてこの十倍にはなってほしい。
 ヒトがかかわらなくても、普通に野生に暮らしているように。

〇北海道の釧路市動物園は、国天然記念物のシマフクロウのふ化に7年ぶりに成功したと発表した。雌雄はまだ不明だが、ふ化から2カ月が過ぎ、順調に育っているという。
 
 TVで鳥の話題を放映していると目が止まってしまう。いい話しばかりならいいのだけれど。

 「ジョウ・テラス・オオサカ」 が今朝オープン。
 私が通った時は、まだ開場セレモニーの準備中。11時から開業らしい。

 おしゃれ過ぎて、どう見ても私向きではない。遠くから大阪城公園に鳥見に来られた方は、一度立ち寄ってみるのもいいかも。