大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/10 今朝は、ジョウビタキによく出合う。

2014年03月10日 | Weblog
 西の丸庭園入り口、緑の苔の上のジョウビタキ♀。時々見かける奴。突然一気に飛ぶと、別の♀1羽を追いかける。ここは彼女の縄張りなんだ。可愛いけどけっこう気が強い
 梅林ではいつもの♂のほか2羽。計3羽の♂。みんなフレンドリーでごく近くで観察できる。

 梅花と組み合わせて撮影しようと思うが、ジョウビタキは地面に下りたり、梅の下枝にとまったりするだけ。上の花のある枝まで上がってこない。

 今日は、♂は梅林3、本丸庭園池1。♀は豊国神社裏、もみじ園、西の丸庭園入口2、合計8羽。この時期にしては多く見られた。

 大阪城公園で、多くのジョウビタキに合えるのは秋。 
 次々やって来るが、渡りの中継地として通過して行くだけ。長く滞在しない。12月ごろには、越冬地が確定し、同じ場所で春まで見られることが多い。
 以前読んだ本では、同じ個体が同じ場所にやってくるそうだ。

 例えば、大阪城公園で一冬過ごしたジョウビタキが、春が近づき北上始める。滋賀県、福井県、日本海沿いに北上し、新潟県辺りから日本海に飛び出し、ウラジオストク、それから大陸をなおも北上数百キロ。ウスリー辺りに着いて。相手を見つけて繁殖子育て。

 子が一人前になる夏の終わりごろには、再び日本へ向かって旅立ち。数千キロの苦難の旅を続け、秋には大阪城公園に到着。

 凄い。地図もなければGPS もない。あの小さな体で、頭でどうして同じ所に到着することができるのか。
 ただただ感動する。出合った1羽のジョウビタキに、その旅の歴史を感じて、過大に感情移入して見てしまう。

 第二寝屋川を飛ぶセグロカモメ5羽。東外堀上を変な声で鳴きながら2羽。セグロカモメが目立つ。
 ユリカモメは第二寝屋川のかなり上空を8羽。
 本丸日本庭園池では、アオサギ1、コサギ1、カルガモ2。池のコイも大変だろうな。

 天守閣東配水池では、今日もメジロの大きな群れ。概算60羽+。

・オカヨシガモは、東外堀29、南外堀4、内堀40の計73羽。
・ヨシガモは、南外堀♂1・♀1。内堀は♂6・♀3。合計11羽。
・ヒドリガモは、東外堀49、南外堀17、西外堀4、北外堀22、内堀52の合計144羽。
・カルガモは、東外堀1、西外堀6、本丸庭園池2、北外堀2の3羽。
・ハシビロガモは、内堀に42羽。
・コガモは、南外堀に22羽。

・ホシハジロは、東外堀53、南外堀6、北外堀12の71羽。
・キンクロハジロは、南外堀42、南外堀14、北外堀64、内堀34の154羽。

 オオバンは、東外堀23、南外堀、内堀、西外堀各1、北外堀16で計42羽。
 カワウは、東外堀、西外堀、北外堀で6羽。
 カイツブリは、南外堀3、北外堀1の4羽。

●今日の鳥たち。
 ユリカモメ、セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、コゲラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ、ジョウビタキ、カワラヒワ、カイツブリ、アオサギ、アオジ、コサギ、メジロ、ウグイス、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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