大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/11 コアジサシ、コチドリを観察。

2011年07月11日 | Weblog
 前回、梅雨明けが待ち遠しいと書いたら、大阪はその日に気象庁の梅雨明け宣言。
 一気に夏に突入。大阪城公園内各所でクマゼミの声。これから当分暑い!暑い!と過ごす事になる。

 昨日は法事で富田林の兄の家へ。帰りは息子の車の中でぐっすり眠り込んでしまった。酔っている時はいいが後が辛い。最近は酔い覚めが悪い。アルコールの分解能力が落ちてきているんだろう。

 勤めていた当時は、飲み仲間と毎晩のように飲み歩いた。死ぬほど飲んだ。仲間の間では、恥をかくほど人気が出るなど、失敗自慢しあう風潮があった。酔っても失敗しない奴は友達が少なくなった。
 「あいつアホやで!昨夜こんな事しよった!」 と翌朝話題にするのが楽しかった。酔っぱらって競争してアホな事をした。懐かしい。
 今は、馬鹿騒ぎできる酒飲み友達もいないし、酒の分解能力も落ちてきた。
 体力と同じで、若い時の意識と今の現実とのギャップを知らされる年齢になってきたようだ。

 第二寝屋川の上を 「ピピピピ」 と鳴きながら2羽のコチドリが下流方向へ飛ぶ。
 大阪城公園へ向かう道、城東区鴫野西の磯矢硝子工業の跡地で繁殖したコチドリも大きくなって、親か子か分からない。いつも数羽が走りまわったり、飛び回ったりしている。

 同じく第二寝屋川の上を、今度は真っ白なコアジサシが2羽飛び回る。これは城東区森ノ宮2丁目の大阪車両工場跡地で繁殖しているものだ。

 鳥の少ないこの時期に両種を観察できたのは上出来。
 東外堀にカルガモが2羽。大手前と桃園でカワラヒワ。北外堀には越夏のホシハジロとキンクロハジロ。
 人工川で久しぶりにコサギ1羽。何故か柵にとまっていた。

 カラスの大きな風切羽が落ちている。ちょうど今頃は換羽の時期。スズメ目の多くは、春から初夏の繁殖が終わると、羽が抜け替わる。
 秋の換羽は全身で、新しく生えてくるのが冬羽だ。そのまま冬を過ごし、春に部分換羽して夏羽になる。
 カラスなどほとんどは、部分的に順番に抜け替わる。この時期に、尾羽や風切羽が抜けたカラスを見かけるのはそのため。

 ガン、カモの換羽は一斉に抜け替わる。だから一時的に飛べなくなる。
 TV番組で、放牧している羊を追いこむようにして、草原を走り逃げるマガンを囲い込んで捕まえて調査しているのを見たことがある。飛べないのでこんな方法ができる。
 私は実際には見た事がない。例えば羽が抜けて飛べなくなったカルガモなど。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、カルガモ、コサギ、カワラヒワ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コチドリ、アオサギ、コアジサシ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
コメント (4)
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