君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

(アニメ)未来日記 第21話「暗証番号」 感想

2012-03-12 00:44:43 | 2011年 秋アニメ





今期唯一泣いてるアニメ。




まさか「未来日記」で2回も泣くとはねえ。人生何が起こるか分からないもんですな・・・。
でも、ちょっと、今回も正直堪えるのは無理でしょ・・・って事で思いっきり溢れ出して来ちゃったんですけど。
物凄く綺麗な言い方をするならば、きっとみねねは雪輝に幸せを託したっていうか
自身も両親をなくし、恋人もなくし、ずっと孤独だったからこそ
似たような境遇で孤独に震えながらももがいてる雪輝にシンパシーを感じて、彼に自分を重ねて、バトンを渡したっていう話で。
結局彼女の死っていうのは無駄にはなった訳なんですけど、でも最後の最後で他人の為に死ねた、っていうのは
それ自体がきっと彼女自身を救ったのも間違いはないですよね。
ずっと他人を嫌い貶めてきた彼女が
ようやく他人の為に、その力を使う事が出来たっていうのは決して誰にも折り曲げられない事実で。
だからこそ、あの瞬間に幻影たちが迎えに来てくれたのかもしれないし・・・。
いやあ、みねね様もまた絶対に忘れる事の出来ないキャラの一人ですよね。
その人生に敬意を表して、合掌。

なんでしょうね、この作品に出てるキャラって残虐だしひねくれもんばっかですけど
どのキャラにも信念だとか、必死さだとか、報われない現実に対しての悪あがき、みたいな側面があって。
勿論それが感じられないキャラも居ますけど、でも結局根底には強い思いばっかりなんですよね。
振り返ってみれば、実は良キャラの宝庫だったんだ!っていう。
確かに行き過ぎな表現は多々あるけれど
でもその結果こうやって深く感動してしまうのも個人的には確かな事だと思うんですよね。もう実際涙腺崩壊しちゃったんだから否定の仕様がない。
スリリングさを売りにしてる作品に思えて、何気に人間らしさみたいな要素も強く感じられる物語だなあ、って
改めて認識させられた一話でした。本当は雪輝の必死の成長っぷりも取り上げたかったけど
この記事は全部みねね様に捧げたいと思います。というところで。




しかし11thが8thより先に逝ったのは意外性があっていいですね。




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