C３-シーキューブ- 第5話「たとえ呪われても」 感想

委員長の不思議。




色々あったはずなのに、最後のアレで一気に内容吹き飛んだ（笑）。こりゃ凄い！けど、無茶させすぎや。
そんなコメディ分も面白かったんですけど、アレですね
フィアが狂わない決意をしたっていうか
実際ディスクをはめ込んで制御出来るようになった訳で、その点だと上手い具合に収まって行きそうですが。
でも委員長の組合もあるし、どうかな・・・
とはいいつつも、今週は顔芸モードに入らなかったので比較的気持ち良くは観れました（笑）。
その点敵さんの恐ろしい数々の表情には打ち震えましたけど。
なんでしょうね、
結局一方的に悪いキャラは居ないって言うか
どっちもどっちで生き残る理由があって、そういうグレイゾーンっていいますか
白黒付かない部分がこのアニメらしさっていうことなのかもしれません。
自身に対する恨みと怒りに対して
真っ向から立ち向かったフィア。ただ守ってもらうだけではなく、自ら生み出した憎悪には
自ら立ち向かう、と。そんな責任の取り方にハッとさせられた回でありました。
それにしても委員長の格好は非常にイイですね。目の保養になるわ。

しかし相変わらず、配色っていうか、情感に関しても長けているアニメですね。
後半の色鮮やかな配色には魅入った部分もありますけど
ああいう画面演出があることによって、キャラが可愛い分偏ってしまう部分を補ってるというか
真剣味を出してるんでしょうね。
そういう方法もあるよね、って事で感心はしつつも一番良かったと思うのは委員長のキャラだったのでした。
彼女もまたやりたいことをやってるだけなんでしょうね。そんな素直なキャラが印象的な作品ですね。