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今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

また一休み 手抜き線画アップ ※画像修整

2012-06-13 16:56:51 | GM_SS
長文を書くと、次の日は駄目ぽのようです。
不甲斐ない。

そんなわけでして、手抜き線画アップです。


※gifをjpgに修正

えと。
真黒クロスケですが、ポチるとデカイ絵が開きますので、背後にご注意ください。
(気が乗れば小さい画像が見られるように直します。つか、なんでgifで保存してあるのかが本人にも判りません:(笑))←よく覚えてないけど2値化するのにgifにしてたのかなあ??忘れちゃったw
※色塗ったのもあるので、そのうちお目見えするかもしれません。
※他にもタケロゼのいちゃいちゃwが出てきたけど、ちとエロいので載せるのはどーかなーとw
※需要があるのなら、プチエロのタケロゼ載せます(爆)

タケルの孤独について書いていて、何かハマるイラストが残ってないかなーってHDDを漁ってたらこういうのが出てきたので。
確か、ニキータっていうなんか派手派手女性雑誌を見ながら描いたかな。
(艶女(アデージョ)とか艶男(アデオス)とかいう言葉を流行らせようとした雑誌w)
だから、この二人(タケルとロゼ)としては本編では絶対にあり得ない状況になっております。
タケルに至っては、ガン飛ばしてるw
この2人がこんなになるなんて、あり得ないような気もするけど…。
何せ、告ったのもロゼだし。
純粋培養・兄ちゃん大好きタケルが一人前の男になる日はいつなのだろう…。

タケルの孤独 (多分その1)

2012-06-13 05:03:00 | GM
では、何故にタケルがそこまで孤独であったのか。

殊に第一部のギシン星編ではクラッシャー隊の隊員達にまで疎まれ、地球を離れたりしています。
これはギシン星編のストーリーの核となる大きなカギがタケルにあるからです。


地球に赤子のマーズとガイヤーを送りこんだズール皇帝ですが、そのガイヤーには地球を吹き飛ばせるほどの威力がある、反陽子爆弾が搭載されています。
マーズはその反陽子爆弾の"生ける起爆装置"だったんです。

ガイヤーの反陽子爆弾は、マーズの命令が下った時、若しくは、マーズの脳波が停止(=マーズが死ぬ)した時に爆発する仕組みになっていました。

何も知らずに地球人・明神タケルとして生きてきたタケルに、ズールが地球を爆破するよう命令を下すのですが、タケルは拒否します。
「俺は地球人だ!」
と。

タケルが地球人で無いことを知っていたのは、タケルの育ての両親、クラッシャー隊の大塚長官の3人だけ。(…バトルキャンプのドクターも知ってそうなんだけど、描写は無かったですねえ)
育ての父から「お前は宇宙から来た」と、言われ、初めて自分が地球人で無かったことを知るタケル。

敵に襲われるうちに超能力も目覚め、自分自身の存在をどう考えればよいのかとまどうタケルにクラッシャー隊の面々も次第に不信感を抱いていきます。
この辺りを描写するのに数話かけているのが凄いんですよ。
「俺は地球人だ!」と言いながらも謎のロボットを操り、不思議な能力を持つタケルという人間を掘り下げて描いています。

ガンダムではニュータイプという、新しい能力に目覚めた人類が描かれていますが、でも彼等はあくまで地球人であって、これといった迫害などは受けていないように見受けられました。
それに、スーパーロボットアニメでは、基本的に地球を守るのは地球人である。っていうのが御約束でしたから。

あ。そうじゃないのもあったね。
グレンダイザーとかバルディオスとか。
…そう言えば、バルディオスの主人公のマリンの設定て、タケルに似てるやん…w
(母星を敵として戦うってそのまんまー)
でも、デューク・フリードも、マリン・レーガンも自分が地球人じゃ無いってことは自覚してる訳で、そのあたりはGM当初のタケルと大きく違っているかも。
ボルテスVの剛3兄弟は、ハーフだし、父ちゃんが亡命者だし、また事情が違いますね。
あの最後、ハイネルは可哀想だったけど。

話しを戻して。と。
タケルは同胞が誰一人いない地球にたった一人のギシン星人で、且つ、母星である筈のギシン星は地球を滅ぼそうとしている、地球の敵。
ズール皇帝始め、地球侵略を狙うギシン星人にしてみれば、マーズは裏切り者。
しかも、ズール皇帝を継ぐ者として定められていたにも関わらずの裏切り。
地球人にしてみれば、地球を襲う敵の星の人間。しかも超能力を持ち、謎のロボットを操る、母星のことも何も知らないギシン星人。

…今思えば鬼畜な設定ですよね。
もう、主人公を虐める気満々ですやん、スタッフの皆さんw

これが子供向けロボットアニメの設定なんて、子供には難し過ぎるでしょーが。
でも実際は中高生をターゲットにストーリーを設定してたんだそうです。
でも小さな子供達も見られるように、基本的に一話完結形式にしてたとか。
(だからロボットは基本、その回の最後にしか出てこないw)
しかし、スタッフの目論見は大当たりでしたね(笑)
女子中高生をどんだけ釣り上げたんだか(爆)


地球で孤立するタケルを救ったのが、謎の声の主。
ぶっちゃけ、双子の兄、マーグなんですけどねw
ギシン星人であるうえに、反陽子爆弾の起爆装置ということがクラッシャー隊はじめ、地球防衛軍の上層部に判ってしまって、地球を追われるように離れたタケル。
地球を遠く離れた、何処とも知れない宇宙でガイヤーに乗り行く宛ても無く漂っています。
そんな彼がポツリと呟いたのが
「…母さん…」
母星には知る人は無く、父と名乗るズール皇帝を父だとは思えず。
この時のタケルは、地球に居るタケルにとってただ一人の味方とも言える養母・静子を想っていたのでしょう。
養父・明神博士はギシン星人によって亡き者にされてしまいましたし。
それと同時に、無意識に母星に居る筈の自分の産みの母のことも想っていたのではないかと、私は邪推いたしますw
(マルメロ星編で、フローレに対して「父がギロンだというなら母は誰だ!?」って、もっと自分の事を知るべきだ。と、言ってましたから。それは多分、ギシン星編初期に地球を追放されたタケルが、自分の経験から言ったことだと思うんですよね。)

自分に起こっている不条理な事態をどう思っているのか、あても無く宇宙を漂うタケルに、謎の声が伝えます。
「地球が危ない!」
タケルの脳裏にはギシン星人に襲われる地球のビジョンが映ります。
ハッとして立ち上がるタケルですが、寂しげな笑みを浮かべてシートに座りなおします。
自分は敵の星の人間と言うことで仲間達からも疎まれ、地球を追放された身。
今更地球に戻れないと、謎の声を無視しようとします。
そこへ、謎の声の駄目押しの一言
「お前の故郷(ふるさと)は地球だ」
えっ!?となって、その言葉を胸の内で反芻し、そして地球へ戻って行くタケル。
地球に戻り、ギシン星のメカをたたき潰した後、タケルとクラッシャー隊は和解します。
(えー、タケルがいなくても地球が狙われる。タケルが居ないと抵抗できない。って打算じゃねーのー。って、観てた当時も思いましたけどw、ま、深くは考えず)
しかし、「お前の故郷は地球だ」って言った兄さん、ほんっとーに大人ですよ。
健気ですよ。
弟マーズを、そしてマーズが今や愛してやまない地球を守る為に、そこまで言うんですから。
17歳とは思えないほど、出来た人間ですよ。
(後に判明するけれど、父親から移植された父の記憶がそうさせてたんでしょうね)

仲間に迎え入れられ、再び地球に住まう人となったタケルですが、やはり地球でたった一人の異星人には変わりはないわけで、普段は仲間達と共に行動し地球人然としてはいますが、きっと1日を終え、眠りにつく時などは孤独や不安を感じていたんじゃないのでしょうかね。
自分の本当の両親のことすら判らない。自分という存在が足元から崩れて行きそうな思いもしたと思うんですよ。
反陽子爆弾の起爆装置として爆弾の一部に組み込まれるぐらいの存在だから、自分には父や母などいないのかも知れない…などと考えていたかもしれません。
うわー、タケルが可哀想すぎる(涙)←勝手に妄想しているのはお前だろうが

そして、運命の12話がやってくるわけです。
本日はここまで。
一応、次に続く筈です。