今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

Aさんと映画主題歌

2009-12-19 18:19:38 | ヤマト
Aさんは今まで映画の主題歌を幾つも手掛けてきた。
でも、Aファンの目から見て映画の内容と合いそうなものは少なかったように思う。
(私が該当映画をあまり見ていないせいもあるとは思うけど)

私の好みだけど、強いてマッチしていたものと言えば"激突"の「YOU GET RUN」じゃないかと。
金田一少年も999もなんだかイメージがマッチしていなかった。
特に999なんて歌詞に「Galaxy Express 999」と入っていたにも関わらず。である。
でも、どれもAの曲としては好きなんですよ。
特に金田一少年の主題歌だった「Justice For True Love」なんて、歌詞の内容は小説の「プラハの春」のイメージだしw

で、今回の「この愛を捧げて」なのだけど、歌詞のどこにも「宇宙戦艦ヤマト」など入っていない。
でも、この曲がヤマトの映像と合わさると強烈にヤマトのイメージを持って、聴く人の心に響いてくる。
歌詞のイメージ・メロディラインの美しさに、例えヤマトを見ていなくても、Aの壮大なバラード系の曲として十分に聴ける曲になっていると思う。
ヤマトファンを自認しているT氏が、どれほどヤマトに思い入れを持ってこの曲を作ったのかが、曲を聴くだけで伺える。
何故って。ヤマトの歌詞がヤマトの世界に常にある「愛する者を守りたい」という、シンプルな想いを切々と歌い上げているから。

おかげで、Aファン且つヤマトファンの私にとって、久々にツボをつく大ヒット曲となりました。
こんなにヘビロテしているのは久しぶり。
普段は1回聴いて終わり。なんてことも多かったから。

只でさえ私の好きな壮大なバラード系なのに加えて、やはりファンであるヤマトの主題歌だし。

正直に言うと、映画では全く泣かなかったが、AのLIVEでヤマトの映像を見ながらこれを聴いた時は本当に泣けた。
今だって、曲を聴くだけで胸が熱くなる。
こんなことは久しくなかった。

Aファンじゃないヤマトファンにも、「この愛を捧げて」は評判が良いみたいで、それがまた嬉しいですね。
Aさん達が認めて貰えたということが。
まあ、もう一方の曲に関しては"あの方"の影響が大きいだけに、なかなかすんなりとはいかないみたいですけどね(苦笑)
ヤマトファンの人にAファンになって欲しいとまでは思わないけれど、こういうバンドなんだと思って貰って、心の片隅に「この愛を捧げて」が残ってくれれば、Aファンとしては大満足です。

ふふふ。
このコラボを知った当初はあれほど嫌がっていたのにね、私。
嫌がっていたというか、不安だったという方が正しいかな。
999みたいになるのが怖かったから。
でも、今は本当に幸せです。
大好きなアニメと大好きなミュージシャンがこんなに見事にコラボしてくれたから。
しばらくはこの幸せを胸に生きていけそうですw

ヤマト独り言

2009-12-19 03:47:23 | ヤマト
宇宙戦艦ヤマトに出会ったのは13歳になるほんの少し前。
中学1年生の夏だった。
当時も世間に疎かった私だが、周囲で「ヤマト」という言葉をよく聞くようになって、「ヤマト」が気になりそして『新たなる旅立ち』を見た。

その時の衝撃は、それまでに感じたことがないほどのものだった。
「TVマンガ」から「アニメ」に進化した瞬間だったかもしれない。
1回だけ見た『新たなる』を思い起こして、似ても似つかない古代くんのイラストを描いていた。
そんなに必死にイラストを描いたのは、古代進にもう一度会いたかったから。
だから、下手っぴなイラストとも呼べないようなものを何枚も書いた。

わずかなお小遣いをやりくりして、初めてヤマトのムックを手に入れた時は本当に嬉しかった。
自分の記憶の中で歪んでしまった古代進じゃなくて、きちんとした古代進に会えたから。
何度も何度も同じムックを読み返しては満足していた。


それから30年。
18年分歳を取った古代進が現れた。
こちらが30年も歳を取ったのに18年しか歳を取ってないのはズルイじゃないかwなどと憎まれ口を叩きつつも嬉しかった。
そして、意外とあっさり38歳の古代進を受け入れることができたことに、我ながら少しばかり驚きもした。
30年前は年上だった古代進が、今度は年下として現れたことには苦笑したけれども。

38歳になって非常に落ち着いてクールに見える古代くんだけど、よく見ると表情が豊かで「ああ、昔と変わっていないなあ」と、思わず微笑んでしまった。
自宅に入る前に髪を掻き上げる仕草。娘との久しぶりの再会にすこしとまどったような表情。
戦闘シーンでは冷たいほどの表情を見せるが、それ以外では微笑んだり悩んだりとまどったり。
昔ほど顔や身体全体では表現していないだけで、十分に表情が豊かだった。

ユキが行方不明と聞いても冷静なのは、「ユキが死んだことを確認していないから」。だからユキの生存を信じていられるから。
3年も離れていても、古代くんとユキの心は常に繋がっていた。心の奥深いところで。
まだ若い美雪にはその二人の絆がまだ見えてはいなかっただけなのだろう。
だから古代くんも余計なことは語らず、ユキの帽子を見せて「お母さんは生きている。一緒に探しに行こう」とだけ話したのだろう。
それだけでも美雪ちゃんには十分に伝わった。やはり古代くんとユキの子だ。と、思う。

沖田艦長が見守った古代くんとユキの愛は、美雪ちゃんに確かに受け継がれている。
こうやって見ると、ヤマトが3世代に渡るお話だということに気がつく。
どうしても主人公である古代くんに眼が行く以上、古代くん達世代の話と思いがちだけども、「受け継がれていくもの」としてみると3世代に渡るスケールの大きな話になってくる。
そこがヤマトの凄いところでもあると思う。
今のアニメは知らないけれど、昔のアニメではストーリーの中で赤ん坊が生まれ、次の世代に話が繋がっていくということ自体ほとんどなかったから。
だから、サーシャが産まれた時は本当に驚いた。古代くん達の次の世代が産まれてきたのだから。
残念ながらサーシャは短い命を散らしてしまったけれども。
だから美雪ちゃんには生きて、未来を創っていって欲しいと思う。
沖田艦長が古代くん達に託した未来を、古代くんとユキの子であり、ヤマトの子である美雪ちゃんがさらに繋いでいく。
そうやって願いや未来は永遠に繋がっていくのだろう。
事ここに至って、ヤマトは古代くんとユキの愛だけの話ではなくなってきたのである。
古代くんとユキを通して、私たち世代が次の世代に何をすべきか残していくのか、考えなくてはいけない。
今回のヤマトはそう語りかけているような気がしている。

ヤマトのストーリーの中で新たな世代が現れたように、私たちにも新しい世代が産まれてきているのだから。

などとご大層なことを書いているけれども、私は古代進がいてくれれば、それだけで嬉しいんです。

やっぱりヤマトはヤマト

2009-12-19 00:11:58 | ヤマト

勝手にリンクを張らせていただくので、頭のhは抜いておきました。
ttp://mag.autumn.org/Content.modf?id=20091213121820

なかなか面白いことを書いていらっしゃいます。
頷くところも多かったです。
かなり近しい気持ちを持っている方だと思いました。

でもね。
決定的に違うのは、私が「古代進」を中心にしかヤマトを観られないこと。
これは上でブログを書いていらっしゃる方と決定的に視点が違うってことです。
でも、なんだか気持が判っちゃうから不思議。


そんなわけで、本日(っていうか昨日?)、4回目のヤマトでした。
生まれて初めてヤマトを観るという友人(Aファン)と行ったのですが、
「シンプルに観ると面白いね」
と、一言。
多分、色々な突込みどころを思いつつも、それを上手く言えないのだと思いますw
その言葉に、「やっぱりヤマトは良くも悪くもヤマトだなあ」って思いましたw

ヤマトとAのコラボのことなどを、映画終了後に2時間近くおしゃべりして散会しました。
さて、この友人にT氏が泣いたという「さらば」を見せるべきかどうか。
もともとアニメに興味が無く、オタは苦手なタイプだから無理かな?
「観たい」と言ってきたらDVDを貸すことにしよう。うん。