常備胃薬の話

ようやくお酒を飲もうという気分になりました。

そうは言っても、昨夜休憩しただけですけどね（笑）

そんなことで毎食前、胃薬を飲んでいました。

これが常用の”大正漢方胃腸薬”



調子がいい時も必ず免許証の中に入れてます。

ちょうどなくなりそうだったので、近所のドラッグストアで買ってきました。

今迄何度か同じものを買ってましたが、今回はすぐ隣に並べてあった同じメーカーのが気になって

これです。



２種類、前からあったかしら？
多分あったんでしょう、気にしてなかっただけ・・

成分を比べてみました。

確かに漢方製剤、胃腸薬Kのほうがいかにも漢方薬っぽいし、事実複数の薬草が多めに入ってます。

素人判断はいけないと思い、薬剤師さんに聞きました。

すると、胃腸薬Kのほうが即効性があると言う。
そっか、お値段もそれほど違うわけじゃないし、効き目が早いならこっちにしましょう
と、レジに行こうとしたその時・・
注意深さなんて言葉は私の辞書にはないのに、なぜか注意書きを見ながらレジに向かう

その時です。小さな一行が目に入ったのです。

次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

＜高齢者＞

高齢者・・高齢者、つぶやきながら再び薬剤師の許に

「あのう、ここに高齢者は注意と書いてあるけど、高齢者っていくつくらいからが基準なのかしら？」

すると薬剤師さん「そうですねえ　６５歳くらいからでしょうか」

ああそうですか、なんて言い方はしませんよ。

せっかく親切に教えてくれたのに失礼な言い方などできるものですか。

「そうですか」

しょんぼりする私に、にっこりと微笑みかけてくれました。

で、結局、最初の写真のを買ってきたということです。

言い訳ではないけど、決して若いなんて思ってませんよ。
若いころ７０歳過ぎてるって言ったら、りっぱなおばあさんって思っていたんだから

今だってもうすっかり立派なおばあさんですよ。

だからなにもがっかりすることなんかないのに、改めて＜高齢者＞とかってなるとねえ

６５歳以下の皆様、この二つを見かけたらぜひ胃腸薬Kのほうをお買い上げくださいね