温泉にゃんこのネコ散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

にゃんこin中軽井沢1

2005-05-26 20:21:03 | 旅のあれこれ
真夜中の山道を下り、日付が変わる頃に今宵の寝るだけのお宿に到着。玄関は一晩中開けておくから、何時でも大丈夫と言われていたが、本当に開いているかちと心配だった。…が、玄関には煌々と灯りがともり、中では若者の大宴会の真っ最中。この週末は、塩沢のテニス村で大きなトーナメントが行われていたのだ。ここはいわゆる「テニス民宿」だった。そっけない部屋、だだっ広い宴会場は、大学の頃にテニス部の夏合宿で行った山中湖の民宿を彷彿とさせる。あ~、懐かしいなぁ。騒がしくて眠れないかと思いきや、宴会場とにゃんこの部屋は別棟で影響なし。そそくさと大きなお風呂に入り、布団にもぐりこんだ。

今頃山の上では、つくばから来た星の王子が撮影中だろう。空の状況を見ながら車の中で夜明かしし、朝風呂に温泉に入りたいと言っていた。近くだと、千が滝やトンボの湯、塩壺やグリーンプラザだが、大きくて小ジャレたところはどうもそそられないらしいし、にゃんこもあまりおすすめする気にならない。ゆうすげも、ちょっとどうかな…。素朴で小さいところがいいと言うので、ついマニア向けの「大谷地鉱泉」を教えてしまった。藁葺き屋根の民家、しかも玄関先には凶暴なチャボ???がいる。一般人の王子には、ハードル高かったかも(0^ 気になりつつも大谷地への行き方を携帯メールし、日ごろの寝不足もたたり無責任にも深い眠りに落ちていった。

翌朝は「お風呂が沸きましたので、ご自由にどうぞ」という館内放送で目覚める。時刻は7時。それじゃ、お言葉に甘えてと、さっそくお風呂に行く。温泉ではないものの、大きなお風呂は気持ちいい。ゆうべ騒いでいた大学生たちは、8時にはテニスコートへと消えていった。この宿、妙にネコが多い。出入り自由で、そこここに寝転がっているのを、うりうりと触りまくる。にゃんこには楽しいが、ネコ嫌いな人が来たら卒倒してしまいそうだ(0^;9時前にチェックアウトし、テニスコート方面へお散歩しに行ってみる。なかなか大きな大会のようで、そこここのコートで試合が始まっている。たまにはテニスもいいかもね?何だか懐かしい。

この塩沢地区、軽井沢に何度も来ている割にはあまりゆっくり見たことがない。塩沢温泉の「高林閣」に、立ち寄り湯に来るくらいだ。「軽井沢タリアセン」の脇の道をそぞろ歩くと、ここからも美しい浅間山の景色が望めることに気がついた。そしてその浅間で夜明かしした星の王子からメールが入る。
「おかげさまで、無事大谷地鉱泉に入ることができました。44度のお湯にやられて、休んでいる最中です」
とのこと。にゃんこも久しぶりにオッペケな大谷地に入りに行こうと思っていたのだが、時間も無く、疲れが溜まっているせいか温泉に対する執着心もいまひとつのため、今朝は新緑の中のお散歩を選んでしまった。気持ちいい風を感じながら歩いていると、タリアセンの駐車場近くに素敵なカフェを発見!近づいて行くと、有島武郎の別荘であった「浄月庵」を移築したライブラリーカフェ「一房の葡萄」だった。(つづく)

軽井沢タリアセン→http://www.karuizawataliesin.com/