温泉にゃんこのネコ散歩

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にゃんこin小江戸川越2

2005-10-30 20:25:59 | 旅のあれこれ
ホテホテと歩いて向かったのは、川越市役所近くの銭湯「旭湯」。いつも煙突が気になっていたのよね~(0^; 木札の下駄箱に靴を入れて番台のおばちゃんに380円也を払って入ると、高い格天井が素敵なレトロ空間が広がった。
「おお!まさに銭湯のお手本☆素晴らしい!」
と喜んで脱いでいると、おばちゃんが本日の連れのにーちゃんに向かって、
「おにーさん、石鹸持ってないだろ。これあげるから使って」
と言って小さい石鹸を半分に割って手渡していた。
「ほら、おねーさんも持ってないでしょ?」
と声をかけてくれたが、
「石鹸ちゃんと持ってますぅ~!」
と元気に答えてご辞退した。タオルまでは言っておいたんだけど、石鹸まで言わなかったのは失敗!銭湯フェチじゃないと気が回らないもんね(0^ヾ

浴室は、熱帯魚が泳いでいる銭湯絵、無料のスチームサウナ、シャワー、座湯、ジェットバスと充実したラインナップ!曜日によって変わり湯にしているらしく、今日は「竹炭風呂」になっていた。日曜日は「酵素風呂」と書いてある。よし、今度は日曜に来よう。入っている人は常連さんばかりらしく、お互いに背中の流し合いっこをしているのが微笑ましい。みなフレンドリーで和やか。竹炭が浮かんでいる湯はかなり熱めだが、柔らかい湯ざわりのため慣れれば快適だ。ガッツリ温まって出たら、汗が全然引かない。銭湯の湯力、あなどれず…。

仕切りの向こうでは、常連のおじさんたちが湯上りのビール片手にヨタ話に興じている。番台のおばちゃんも、ノリが良くて聞いていると漫才のようだ。TVではスカパーの時代劇「大奥」が流れている。バカ殿役は今は亡き沖雅也だ。いつのだ、これ???
「昔はさぁ、弁士ってのがいて画面に合わせて話してたんだよね。○○さんもそこのスカラ座でやってたんだよ」
「この頃の映画に出てる役者は、みんなあの世に逝ってるなぁ。アラカンとかかっこよくてなぁ…よく池袋まで観に行ったもんだよ」
う~、おばちゃんは70歳そこそこに見えるけど、ひょっとしてもっと上?この銭湯の創業を聞いてみたら、
「今年で65年目!お嫁に来てから50年もここに座ってんだよ(笑)うちは温まるでしょ、おねーさん真っ赤だったよ(爆)あっ、お連れさん出るよ~。んっ?ゆっくりでいいってさ」
いいなぁ~、この感じ(^^ また来ますと言って、後ろ髪引かれつつ旭湯を後にした。



途中「甘味茶房かすが」で、母が大絶賛の納豆を1個購入。ここのおばちゃんもいい人なのよね。いもあんみつパフェを食べたいところだけど、今日はガマン。そこここにある、焼き団子も香ばしくて美味しいのよね~♪あらためてまわってみると、川越っていいなぁ~と実感した1日だった。皆さんもぜひ、遊びに来て下さいませ(^^)/(おしまい)

川越小江戸ものがたり→http://www.koedomonogatari.com/
甘味茶房かすが→http://www.jalan.net/kanko/SPT_163536.html



にゃんこin小江戸川越1

2005-10-29 22:19:18 | 旅のあれこれ
友人がしばらく海外を彷徨してくると言うので、んじゃその前に日本情緒でも満喫しておく?と言って小江戸川越を巡って来た。ここ川越は蔵造りの町並みが続く人気の観光スポットで、週末にはけっこう遠方からたくさんの人が訪れて町歩きを楽しんでいる。にゃんこの家から車で40分あまりと来やすいため割としょっちゅう来ているのだが、たまには観光っぽいことをしてみよう!ということで今日は初めて人力車に乗ってみた(^^v 

レトロな埼玉りそな銀行の前にいたおじさんが穏やかでステキだったので、
「ちょこっと体験コース(10分・1000円)だけでもいいですか?」
と聞いてみると、
「サービスで菓子屋横丁まで行きますよ」
と言ってくれたので即お願いする。古い蔵を店舗にしている「くらづくり本舗」が見える位置に停まり、蔵造りの特徴を丁寧に解説、その後川越のシンボルでもある「時の鐘」に寄り、義経ゆかりのお寺の説明など加えながら菓子屋横丁にむかう。乗ってみると意外と視線が高くなり、道行く人や渋滞する車を睥睨する感じで気持ちがいい。人力車を巧みに操る車夫、横山さんの粋な背中越しに見える黒い蔵が素敵だ☆ 思いのほかワクワクする体験で大満足(^^ これ、川越に来たらおすすめです!



お話から、ネコ好きだと判明した車夫の横山さんに別れを告げ、菓子屋横丁をブラブラ。紫芋チップや芋松葉、懐かしの干し芋などを購入し、50円也の香ばしい焼き団子を店先の縁台で食べる。フラフラと歩いていると「着物カフェ」というポスターに目が留まった。どこだろ?と見ていると、通りがかったジモティのおじさんが丁寧に場所を教えてくれる。埼玉県人も、なかなか親切じゃありませんか。教えられた通りに歩いて、「あとひき煎餅」さんの2階にあるギャラリーに上がって行ったところ…ああ!大好きなレトロチックなアンティーク着物がいっぱい!!!友人そっちのけで、お宝着物の山に魅入る。
「この大島紬、いいよなぁ~」
と思ったら、28000円也。ちと手が出ない…でもこのクラスの大島は、新品で買ったら100万以上なんだよね。お店の方が、
「これ、似合うと思うんだけど」
と持ってきてくれたのが、赤紫のしなやかな小紋と大胆な構図の黒地の帯。合わせてみたら、自分で言うのもなんだけど、ものすごく似合っていた(^^ヾ お値段も、両方で1万円以下と信じられないほどリーズナブルだったので即購入。ああ、また箪笥がきつくなる。でも、どこでデビューさせようかな?と心ワクワクさせながら歩いて行く先は、いつも気になっていたアソコである。(つづく)

小江戸人力車→http://www.kawagoe-town.com/do/010/001/
菓子屋横丁→http://www.koedo.or.jp/site-spot/kashiyayokocho/
あとひき煎餅→http://www.koedomonogatari.com/shiono/



お値段いくら~?

2005-10-28 21:05:10 | にゃんこ的グルメ
最近よくお邪魔している「京の昼寝~♪」という大人気のブログは、映画・グルメ・いろんな面白いことが満載だ(^^ ここでこんな面白い話題が出ていた。『あなたのお値段鑑定します』というサイトで、簡単な設問に答えると自分のお値段が出る。これがなかなか面白い、
「うう、するどい!当たってるかも?」
と思うことも多々あり(0^; にゃんこ、けっこう高額☆いい気分じゃ!

    にゃんこさんのお値段は(1億0937万1949円)
    階級は「人間国宝級」です。(42階級中6番目)

面白でしょ(^^v おりしもハロウィン。パーティでこんなゲームをやって、盛り上がってみてはいかがでしょ?

そして、ハロウィンでおすすめのお店をひとつ。川越にあるアミューズメントレストランの「ハーフダイム」は、金鉱をイメージした凝った店内に、コスプレチックなスタッフがいっぱい。ある日、甲羅を背負ってカッパになった可愛いお嬢に、
「なぜカッパなの???」
と聞いてみたら、
「可愛い子はカッパなんですよ♪」
とわけのわからない答えが…(0^; お料理もコーヒーもデザートも安くて美味しいし、若いスタッフも感じがいい。ハロウィンにちなんでカボチャの重さ当てクイズをやっていたり、小さいカボチャをそのまま使った期間限定の激ウマ☆カボチャプリン(380円)もある。この週末、こんなお店で遊んではいかが?

あなたのお値段鑑定します→http://afromania.org/~oku/nedan/
ハーフダイム→http://www.half-dime.com/



この胸いっぱいの愛を…

2005-10-27 20:39:55 | スピリチュアル
午後から有楽町マリオンでのご用がある。今日は水曜日、そうだ!映画見よう(^^ と思い立って、日比谷を目指した。レディスデーは1000円で見られるから、この機会にヨンさまの「四月の雪」を大きなスクリーンで見て泣きたい。開演の20分前に着いたのだが、すでに満席でチケットが買えず途方に暮れた。おそるべし、ヨンさま人気…。次の回を見ていると、ご用に間に合わない。というわけで、歌舞伎座まで歩いて一幕見でもしようかと思ったものの、何だか気分が乗らない。そんな時、マリオン向かいの有楽座に「この胸いっぱいの愛を」の看板を見つけた。これは「黄泉がえり」のスタッフが作成していて、映画に詳しいお方もなかなかいいと褒めていた作品だ。

実はにゃんこ、映画は滅多に見ない。何せ「黄泉がえり」以来…いったい何年前だったろう?あの作品は泣きに泣いて、今も深く心に残っている。そのスタッフの作品に目が留まったのも、何かの導きかもしれない。初めて足を踏み入れた有楽座は、深紅で統一されたとてもいい雰囲気の劇場だった。音響も素晴らしい。映画館も進化しているのだ。

「もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら…」
門司港の温泉旅館を舞台にした、優しく深い時間が流れる作品。やはり泣きに泣いて、目が宇宙人の土偶のようになってしまったのは言うまでもない。詳しいストーリーを述べるのはやめよう。
個人的には、
「死ぬまでは、何があっても懸命に生きていかなければならない」
というメッセージを感じた。すべての偶然は必然…この日はこの作品に触れて、自ら考えるように仕向けられていたような気がした。この出会いに感謝☆

「この胸いっぱいの愛を」HP→http://www.kono-ai.com/



にゃんこin東京~日本橋3

2005-10-26 20:30:33 | 旅のあれこれ
「三重展」って何があるんだろう?ほとんど縁が無い地なので、真珠くらいしか思い浮かばない。本日の連れのにーちゃんに、
「ええ?真珠買ってくれるのぉ?黒真珠は好き~♪黒真珠は好き~♪」
とほざいてみると、
「松坂牛の試食でもして…」
とかわされた(0^; そうか、松坂牛も三重だった。エレベーターガールがいるレトロなエレベーターで会場に行くと、まずは伊勢うどんに引っかかる。この真っ黒なうどん、けっこう好きなんだよね。というわけで即購入。他にさんま姿寿司を試食、八丁味噌のお味噌汁をいただいてあまりの美味しさにこれも購入。おじさんがいっぱいおまけしてくれて嬉しい!伊賀の組紐の帯締めも気になるところだが、今日はガマン!松坂牛の試食などあるわけも無く、伊勢うどんと八丁味噌で重くなったカバンを抱えて会場を後にする。

いよいよ本日のメインイベントである「半七・福治の会」のお時間。会場の「お江戸日本橋亭」は、お座敷がある素敵な雰囲気の小屋だった。すかさず前から3列目の座椅子席をキープ。いいねぇ~、この感じ!緊張でいっぱいいっぱいの前座君に続き福治師匠が登場。2回目だと、何だか親近感が湧いちゃうねぇ。地震の枕噺が面白い。小屋の空気がすっかりあったまったところで、半七師匠が黒い羽織で登場した。いいねぇ、あいかわらず押し出しの強いこの感じ(^^v お仲入りをはさんで、半七師匠のドッと気楽に笑える「胴斬り」、福治師匠の人情噺「子別れ」と続く。寄席の空気、噺家さんの技っていいなぁ~♪温泉のお仲間なども聴きに来ていて、中学生になった温泉お嬢の成長ぶりに驚いたり、思いがけないサプライズな顔の発見などもあり、楽しいお江戸の夜となった。帰りがけ夜空を見上げると、下弦の月と大きな火星が昇っていた。秋の宵、素敵な時間を過ごせたことに感謝して、そっと手を合わせてみた(^^ ああ、いい1日だった。(おしまい)

日本橋三越→http://www.mitsukoshi.co.jp/nihombashi/
お江戸日本橋亭→http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/nihonbashi.html