今年も昨年も忙し過ぎて、それまではライフワークにしていた行田の足袋蔵めぐりイベントに行けなかったのですよ(T^T) 先日、NHKのEテレの古カフェ番組で行田が特集されていて、すっごく行きたい気持ちが高まってしまいました。
「NPOぎょうだ足袋蔵ネットワーク」のHPのお知らせで、今週の日曜日は藍染め工房の「牧禎舎」がオープンしていると知り、突発的に出かけることにしました。まずはランドマークである足袋工場を再生した「足袋とくらしの博物館」へ。ここでは、足袋職人さんの指導のもと、MY足袋作り体験ができます。受付のお当番をしていたNPO代表の朽木さんにご挨拶。先日のTV番組では主役を務めていらっしゃいました♪ 撮影はとっても大変だったそうです。
そこからこーんなスゴイお宅の脇のネコ道を抜けて工房に向かいます。ここも昔の足袋御殿なんでしょうね。
牧禎舎は、NPOが再生した建物を使って本藍染めができる工房。基本的には日曜のみ開館(他に臨時開館する日もあり)で、できれば事前予約が好ましいそうです。藍は生き物ゆえ、たくさんの人が来ちゃうと藍が疲れて染められなくなってしまったり、時には藍の状態が悪いことがあってお断りになっちゃうこともあるので、確認してから来る方がいいとのことでした。お隣にはこれまたステキな昭和の香りの豪邸が建っています。こちらでもイベントなど開催されることがあり、内部に入ることもできます。
実はお気に入りで相当着倒したアイボリーのリネンのワンピースにシミができてしまい、捨てようかどうしようかと迷い、2年間も押し入れの隅に寝かせていたのですよ(^^; すごく着やすいので、これを持ち込んで藍染めで再生してみることにしました。藍染めのお値段は10gで200円。これは190gなので染め賃は3800円でした。教えて下さるのはsachiko先生。アーティストでもあり、とても素敵な雰囲気の持ち主です。今日のシャツもステキ(*^^*) 他に、羽生でご自身の工房を構え、有名ギャラリーで個展も開いている藍染め作家の鈴木道夫先生がお世話して下さることもあるそうです。
面倒くさがり&不器用で、普段は何も作らない私ゆえ、ザックリと5ヵ所だけで絞りの作業は終了。棒と糸でくくりますが、これでもけっこう迷って大変でした(0^; 染めの下準備として、作業が終わったワンピを20分以上水に浸します。
生地が厚めなので、浸ける時間は長い方がいいとのことだったので、ここでランチタイム♪ 徒歩3分のところにあるおしゃれな古カフェの「日和カフェ」に初めてお邪魔しました。
アンティークな雰囲気の店内は、女子やカップルでほぼ満席。端っこの席で、海老とイカのドリアをいただきました。ホワイトソースが美味しい!食後のコーヒーも好みの味で大満足です。さて、1時間経ったので、そろそろ工房に戻りましょう。(つづく)
藍染体験工房 牧禎舎→
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牧禎舎のブログ→
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足袋とくらしの博物館→
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