温泉にゃんこのネコ散歩

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横浜弾丸きもの散歩3

2009-06-30 10:25:00 | 旅のあれこれ
記念撮影を終えて「横浜開港資料館」へ向かいます。瀟洒な建物に囲まれた中庭には、有名な「たまくすの木」が今も堂々とした姿で立っていました。

        

そんな中庭につきものの、ライオンさんも健在(^^v 窓辺に立ち物憂げなポーズをとるきもの女は、NPO代表のkoedoさん。かなりヤラセ入ってます(爆!)いやぁ~、ここも着物撮影ポイントが満載ですね~☆

        

館内では「開港150周年と横浜開港資料館」という企画展が行われ、ペリー来航から生糸輸出で全盛を極めた頃の資料がたくさん展示されておりました(撮影禁止なので、お見せできなくてごめんなさい)。貴賓室には、こんなデコラティブなお馬さんのオブジェまでも…いったいどんな時代だったんでしょうね?

        

酷暑の中、緑の木陰が嬉しい日本大通りを歩いて、至近距離にあるこれまた歴史的建造物の旧横浜商工奨励館を目指します。

        

ここは平成12年に元の姿を残した形でリニューアルされ、今は「横浜情報文化センター」となっています。エントランスから続く大理石の階段は、にゃんこの大好きなホテルニューグランド本館のミニ版といった感じ。できた時代が同じだもんね~。アールデコ萌えの人には、たまらない部分があちこちに♪

        

弾丸きもの散歩の〆は、ここの2階にある「カフェ・ドゥ・ラ・プレス」。綺麗なケーキが並ぶ入口を入りお席に落ち着くと、オサレな窓から日本大通りの緑が目に飛び込んできます。さっき安楽園であんなに満腹になったはずが…全員、ケーキを頼んでのおしゃべりタイムに(^^ゞ

        

最後に、この日お世話になった横浜市役所の皆さんから、折りたたみ傘のプレゼントなどもあって、感謝!感謝!「きもの散歩」に慣れ切っている私たちは、歩く時は軽めの着物に半幅帯というスタイルが多いのに、お世話して下さった横浜の皆さまは、この暑さの中で訪問着にお太鼓というキチッとした出で立ちで、さぞかしお疲れになったことでしょう。ほんにお世話になりました。

今回は「絹の道の終着点・横浜のレトロモダンを訪ねる」というテーマがあったため、盛りだくさんの弾丸ツアーになってしまったのですが、これをきっかけにプライベートでもきもの姿で横浜を再訪してくれる人がいいにゃ~と思いつつ、黄昏の日本大通りを後にしたにゃんこでありました。せっかく来るなら、やっぱ泊まりで来たいなぁ…また、ホテルニューグランドのお得プラン探さなくちゃね =^^=  Y150はまだまだ秋まで続きます。皆さまもぜひ、華やかなこの時期の横浜を訪ねてみて下さいませ。(おしまい)

横浜開港資料館→http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm
旧横浜商工奨励館(横浜文化情報センター)→
http://www.idec.or.jp/shisetsu/s6-jouhou.php4?f=jouhou/1-gaiyou.htm
カフェ・ドゥ・ラ・プレス→http://www.alteliebe.co.jp/cafedelapresse/
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横浜弾丸きもの散歩2

2009-06-29 19:47:00 | 旅のあれこれ
年季の入った階段の先には、日本料亭のようなお座敷が私たちを待ち受けていました。掛け軸に畳、そこに24名の着物の面々、なぜか中華の円卓?! 不思議な光景です。横浜の建築士会の先生たちも合流し、怒濤のランチに突入。

        

この日めでたく着物デビューされた方の紹介やら、「NPO川越きもの散歩」のこれからのイベントの案内やら、いろどり繭プロジェクトの説明などしていると、目の前にドーン!と大皿が置かれ始めました。さっぱり前菜のきゅうりのピリ辛漬物と、むぎゅっ!とお肉が詰まったボリューミーなシュウマイ。このシュウマイ、食べたかったのよね(*^^*) ぷりぷりでうまっ♪

        

続いては、揚げ立てアツアツのふっとい春巻き。もう滅多に見られない野菜のカービングが添えられています。これは、猫娘?にゃんこ、歓迎されてるのか?お隣のテーブルでは、ニンジン寿老人さまが春巻きを睥睨しておりました。しいたけのお出しがしみ込んだ春雨がたまらんぜ☆ あまりのアツアツさに、悶絶する着物美女多数…。

        

ここまででけっこうお腹にたまってきたのだけれど、容赦なく登場する五目アンが雪崩のようにぶっかかっている焼きそば。あまりのモリモリさに、直接テーブルに置けずお盆のまま(0^; 着物だと取りにくそうだから…と、今回青森から参加してくれた洋服お嬢がみんなの分をとりわけてくれるが、あまりの量にケンショウエンにならないか心配になる。プリプリの海老やイカがどっちゃり入ってて嬉しい♪ …で、ほぼ満腹なところに、チャーハンの巨大な山が運ばれる。これはギャグですか?壮絶なでかさに、持ち上げて写真を撮ろうかと思ったけど、激烈に重くて断念。シャッター押す方も笑いがこらえられず、ブレブレな画像になっちまったよ。しかしこれ、ちっこいばーちゃんが運んで来たんだよね。安楽園従業員、おそるべし!!! 

        

みんなで頑張って巨大チャーハンを半分ほど崩したところで、ドンブリ杏仁豆腐が登場。余った分はお土産にしてくれるというので、心おきなくデザートに集中。あ~、美味しかったよ(*^^*)ネコ大満足!ここ安楽園は明治時代の創業。シルクで栄えた時代にも、ここは存在していたんだと思うと感慨深い。ちょうどこの日、お隣のお座敷で「安楽園を守る会」の皆さまも総会を開催中で、ちょいとご挨拶など。古いものに惹かれるところに共通点がある気がして、勝手に親近感なのでありました。お隣の皆さまは、こーんなお料理の数々を楽しんでいらしたようで(→http://kimcafe.exblog.jp/11839978/
…今度参加させてもらおうかにゃ =^^;= しかし、全部食べきれたんだろうか?! 本当は安楽園の風情を感じつつゆっくりしたいところだが、なにぶん今日は弾丸ツアー。食道までチャーハンが詰まった状態で、キッチュな中庭をチラ見して、また次の場所へ移動です。つ、つ、つらい…。

        

☆にゃんこが4月に「安楽園」に行った時の様子はこちら→
http://moon.ap.teacup.com/applet/nyanko/20090425/archive
http://moon.ap.teacup.com/applet/nyanko/20090426/archive

次に訪れたのは、絹を語る時にははずせない「シルク博物館」。赤レンガ倉庫の「S.SHOBEY」で説明を受けたシルクのガウンが実際に展示されていてホゥ~と感心。簡易座繰り装置などもあって、実際に糸を取ることもできる。ここのところ、繭や生糸のお勉強を続けているので、興味深いことばかり。生糸のラベルに、思いがけずにゃんこの住んでいるAGEOの文字を発見したのもなんか嬉しかったりして。噴水が美しい開港広場の緑の中でひと息つく。見上げれば、日本で一番古いと言われる横浜海岸教会のとんがり帽子が。

        

旧英国総領事館の瀟洒な建物をバックに、記念撮影パチリ! 歴史ある洋館にきもの姿の面々、異国情緒満点ですわ。(つづく)

       

安楽園→http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14001188/
シルク博物館→http://www.silkmuseum.or.jp/
開港広場→http://www.natsuzora.com/may/town/kaiko-hiroba.html
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神奈川新聞に掲載!

2009-06-29 13:16:00 | 旅のあれこれ
6月27日に総勢24名で行った「横浜きもの散歩」の様子が、さっそく神奈川新聞に掲載されましたよ~(^^v 

     「絹の道」終着地で交流/横浜

暮らし・話題
2009/06/27
 「絹の道」の終着地として知られる横浜で、地元と埼玉の着物愛好家が27日、交流会を催した。特定非営利活動法人(NPO法人)「川越きもの散歩」のメンバーと地元愛好家が着物姿で横浜市内を散策。横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)で開催中の「横浜につながる絹の道展」などを見学した。

 横浜市都筑区在住の着物愛好家・丸山由利子さんが「かつて横浜で栄えたスカーフなどを他県の人にも知ってもらいたい」と企画。丸山さんの呼び掛けに、友人や川越きもの散歩のメンバーも賛同した。この日は、地元愛好家も含め、24人が参加。中華街やシルク博物館なども訪れ、「絹」をつながりとした交流を深めていた。

 川越きもの散歩は「普段の暮らしに着物を」を合言葉に、川越の愛好家が中心となって7年前に設立された。着物文化の普及啓発活動を行っている。代表の藤井美登利さんは「かつて川越の織物商人はたちは木綿を入手するため横浜に出向いていた。交流ができて光栄」と話していた。

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横浜弾丸きもの散歩1

2009-06-29 09:42:00 | 旅のあれこれ
予想最高気温31℃の土曜日、みなとみらい線の馬車道駅で降りて旧生糸検査所の重厚な建物の前に集合する総勢24名のきもの集団。単衣やら絽やら…この暑さの中でもちゃーんと着物で来ちゃうのがすごいところ(0^; 今回は、横浜市役所の着物美女のコーディネイトでの「横浜きもの散歩」。通称キーケンの巨大な蛾のレリーフ、繭玉模様の鉄柵の説明などを聞いて、さっそく赤レンガ倉庫に移動開始。

        

赤レンガ倉庫1号館の中では、Y150の一環として埼玉県の絹に関する展示がされているのです。信州&甲州→群馬→埼玉→そして横浜という日本のシルクロード(絹の道)の繋がりを見て、なんだかジーンとくるものが。

        

ちょうど先日、秩父の養蚕農家の見学に行ったばかりなので、よけい心に迫ってくるものがあり…こんなに栄えた日本の絹産業が、ここまで衰退してしまったことに愕然!私たち着物愛好家の力で、微力ながら少しでも日本の養蚕文化を守るお手伝いはできないものかしら…と、ただ今「いろどり繭プロジェクト」を立ち上げて活動中。いい展開になるように頑張らなくちゃねっ!

       

赤レンガ倉庫1号館の奥の一角には、横浜の老舗ショップが出店しており、その中の「S.SHOBEY」で、シルク製品を見せていただきます。ここは関東大震災と第二次世界大戦の大空襲によって途絶えてしまったお店を、2002年に4代目が復活させたというところ。全盛期のデザイン帳からの図案を復刻した、シルクのショールやプチスカーフなど、魅力的なものがいっぱい♪ 

        

…と、ゆっくりお買いものをしたいところですが、今回も盛りだくさんの弾丸ツアー(^^;;; 心残りを引きずりつつ、ハイヤー並の極上サービスが素晴らしいジャンボタクシーに分乗して、ランチ場所の中華街に向かうのです。革張りのエルグランド、乗り心地いいにゃ~♪ 今日のランチは、にゃんこが4月に勇気を出して初潜入してから大ファンになってしまった「安楽園」。中華大通りにありながら、鄙びオーラを出し続けているところがスゴイっす。

        

土曜の中華大通りの喧噪もなんのその、店内に一歩踏み入れればこんなレトロな待合が…もう別世界ですわ。妖しい十字架のようなステンドグラスに導かれ、きもの集団は時を刻みこんだ階段をのぼっていくのです。(つづく)

        

☆にゃんこが4月に行った時の様子はこちら→
http://moon.ap.teacup.com/applet/nyanko/20090425/archive
http://moon.ap.teacup.com/applet/nyanko/20090426/archive

旧生糸検査所(キーケン)→http://www.timeslip-y.jp/kannai/kiito.html
横浜赤レンガ倉庫→http://www.yokohama-akarenga.jp/index.html
S.SHOBEYシルクストア→http://www.s-shobey.co.jp/index.html
安楽園→http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14001188/
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秩父☆建造物萌え

2009-06-28 22:33:00 | 旅のあれこれ
秩父神社から伸びる番場通り周辺には、そそられる建物がいっぱい♪

        

まずは金文字看板の「パリー食堂」。のれんさえもがイケてます(0^;

        

アールと紋章が美しい煙草屋さんに、山小屋風の珈琲店「ぢろばた」

        

この西洋風の建物はなに?そしてその背後にある、短か~い、赤レンガの塀は?なんでその前に、お社が祀られているのでせう?

        

黄泉の国への入口?!のお向かいの建物は、なんと現役の歯医者さん。

建物の詳細は、志織ちゃんのブログでご確認下さいませ(^^ゞ
http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-09c0.html

パリー食堂掲載ブログ→
http://ameblo.jp/marpee/entry-10217509198.html
珈琲道ぢろばた→http://r.tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11003391/
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