温泉にゃんこのネコ散歩

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にゃんこちゃん一周忌

2005-05-25 21:00:14 | スピリチュアル
1年前の今頃は、5月というのに妙に寒い日が続いていた。GWに入ってから、ずっと元気だったにゃんこちゃんの食欲が落ちてきたが、動物病院でお薬などもらってそう深刻には考えておらず、気にしつつも5月半ばにちょっと遠出の旅行に出かけてしまった。この間ににゃんこちゃんは、だんだん弱っていったのだが、旅先の私に心配をかけないようにと、母が彼女を病院に連れて行ったり、スポイトで食べ物をあげたりして看病していてくれていた。

旅から帰りすっかり元気がなくなったにゃんこちゃんの姿を見て、こんな時に出かけてしまったことをとても悔やんだ。この日から、つきっきりでにゃんこちゃんの世話をして快復を願ったが、1週間後に彼女はお星さまになってしまった。朝晩に抱っこしながらスポイトで卵黄やミルクをあげていたが、25日の朝はもう何も食べられず、私が仕事に出かける時に、いつもはほとんど啼かないにゃんこちゃんが「ア~オォ~」と悲しそうに言ったのを聞いたのが最後だった。その後母が動物病院に連れて行ったが、2時間後に息をひきとってしまった。

仕事が終わってから動物病院に行くと、白いアジサイと一緒にきれいな箱に入れられた彼女が眠るように横たわっていた。母も私も彼女を失ったダメージは大きく、その後しばらくは涙に暮れる毎日だった。丸顔で愛嬌がある猫だった。どしゃ降りの雨の夜、外でミャーミャーという声が聞こえ、雨に濡れそぼったまだ生まれて間もない小さな猫が震えていた。あまりに可哀想で牛乳をあげたのがきっかけになり、朝晩に顔を出すようになった。半ノラで気ままに過ごしていたのが幸いしてか、それから13年という長い付き合いになった。家の中に私だけだとわかると入れてくれとせがみ、冬は一緒にストーブにあたり、夏はバニラアイスを半分こしたりしていた。大好物のマグロのお刺身を買ってきた時には、「ちょっとちょーだい!」と、網戸をバンバン叩き爪を引っ掛けてぶら下がり状態になってしまったり、私が凹んでいる時には庭の暗がりから現れて、顔をスリスリしてなぐさめてもくれたっけ…。よく、家とエアコンの狭~いすき間に挟まってお昼寝してたよね(^^; にゃんこちゃんとの思い出は尽きない。1年経って、やっとこういう思い出を書けるようになった。今でもあのフワフワの感触を、この手が覚えている。

~私の元に来てくれてありがとう。お空の上でお友達と楽しく過ごしてね~


にゃんこちゃんが一番好きだった場所。なぜか前足を組んでお昼寝。