日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(942)├ (P&~P)→Q は、「恒真式(トートロジー)」である。

2021-07-10 14:58:33 | 論理

(01)
1     (1)   P&~P       A
      (2) ~(P&~P)      1RAA
      (3) ~(P&~P)∨ Q   3∨I
 4    (4)  (P&~P)&~Q   A
  5   (5) ~(P&~P)      A
 4    (6)  (P&~P)      4&E
 45   (7) ~(P&~P)&
           (P&~P)      56&I
  5   (8)~{(P&~P)&~Q}  47RAA
   9  (9)          Q   A
 4    (ア)         ~Q   4&E
 4 9  (イ)       Q&~Q   9ア&I
   9  (ウ)~{(P&~P)&~Q}  4イRAA
      (エ)~{(P&~P)&~Q}  3589ウ∨E
    オ (オ)  (P&~P)      A
     カ(カ)         ~Q   A
    オカ(キ)  (P&~P)&~Q   オカ&I
    オ (ク)        ~~Q   カキRAA
    オ (ケ)          Q   クDN
      (コ)  (P&~P)→ Q   オケCP
従って、
(01)により、
(02)
①(P&~P)→Q
は、「恒真式(トートロジー)」である。
然るに、
(03)
(ⅰ)
  (1) (P&~P)→Q TI
  (2)~(P&~P)∨Q 1含意の定義
3 (3)~(P&~P)   A
3 (4) ~P∨ P    3ド・モルガンの法則
3 (5)(~P∨ P)∨Q 4∨I
 6(6)        Q A
 6(7)(~P∨ P)∨Q 6∨I
  (8)(~P∨ P)∨Q 23567∨I
(ⅱ)
  (1)(~P∨ P)∨Q A
2 (2)(~P∨ P)   A
2 (3)~(P&~P)   2ド・モルガンの法則
2 (4)~(P&~P)∨Q 3∨I
 5(5)        Q A
 5(6)~(P&~P)∨Q 5∨I
  (7)~(P&~P)∨Q 12456∨E
  (8) (P&~Q)→Q 7含意の定義
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
①(P&~P)→Q
②(~P∨P)∨Q
に於いて、
① は、「恒真式(トートロジー)」であって、尚且つ、
①=② である。
従って、
(04)により、
(05)
①(P&~P)→Q
②(~P∨P)∨Q
に於いて、すなはち、
①( 矛盾 )→Q
②(排中律)∨Q
に於いて、
① は、「恒真式(トートロジー)」であって、
② も、「恒真式(トートロジー)」である。
従って、
(05)により、
(06)
①(偽)→Q
②(真)∨Q
に於いて、
① は、「恒真式(トートロジー)」であって、
② も、「恒真式(トートロジー)」である。
従って、
(05)(06)により、
(07)
P=バカボンのパパは天才である。
Q=太陽は西から昇る。
として、
①(バカボンのパパが天才であって、バカボンのパパが天才でないならば)太陽は西から昇る。
②(バカボンのパパが天才でないか、または、バカボンのパパが天才である)ならば太陽は西から昇る。
に於いて、
① は、「恒真式(トートロジー)」であって、
② も、「恒真式(トートロジー)」である。
従って、
(04)(07)により、
(08)
①(バカボンのパパが天才であって、バカボンのパパが天才でないならば)太陽は西から昇る。
②(バカボンのパパが天才でないか、または、バカボンのパパが天才であるか、)または、太陽は西から昇る。
に於いて、
①=② であって、尚且つ、
③ 太陽が、西から昇っても、①と② は「真」であり、
④ 太陽が、東から昇っても、②と① は「真」である。