黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

冷房よりも換気を優先。虫よりも換気を優先しますよ。

2020-06-08 18:06:05 | Weblog

新型コロナのニュースが徐々に減って、「〇〇市では最高気温が…」や「〇〇市で強い雨が」というニュースが次々と全面に。気温が35℃を超えたところも各地に。うむ。夏が来たのか。
大雨被害の場合の避難所でのソーシャル・ディスタンスを確保するにはウンヌンという報道もあって、うむ、日本人は用心深いのですね。いいことだと思います。
新コロ、NHKのデータを見ると、しだいに「巨大都市・東京と、全国各地の大都市での病気」という分布になってきた。それがポンと各地に飛び火するような発生状況だから油断はできません。
しかし、あの「東京での夜の街の…」という状況、あれには困るなあ。それで全国の都道府県、飲食店はもちろん日本中すべてのビジネス、働いている人と、そして生徒たちまで大きな影響を受ける。生活そのものに打撃を受ける。
東京、しっかりしろー。
あ、もちろん滋賀県でも防止手順徹底で、耐えて粘ります。
【社内連絡1】金沢では井上先生が除菌&換気徹底で粘っています。
換気をしっかりと。冷房を入れる時期ですが、冷気を無駄にしてもかまわないから換気を。日経新聞に「密閉した室内でエアコンを作動させると、ウイルスが室内を循環するので感染が拡大する」という報告が載っていましたよ。
密閉した状態で扇風機で室内の空気をかき混ぜるだけ、じゃダメですよ。
金沢市の河合塾マナビス泉野校では、「すまーん。除菌タイムでーす」と呼びかけて、生徒たちには受講室から一時的に出てもらって除菌作業をしていました。うむ。マニュアル遵守です。慣れてきて、宣言解除もあって、こういうのが緩んでしまわぬように。
生徒たちの方も気が緩んでいる時期かもしれないから、そこはしっかりと押していきましょう。
【社内連絡2】
「効かない」「いや、効きます」とネット情報が入り乱れた次亜塩素酸水。おうみ進学プラザでは理系学部出身の先生を中心に情報を整理。
ネット上でバッと出た「効かない情報」は、「引き続き検証します」という論文をセンセーショナルに脚色したものだったようです。
こういう情報は健康食品や「髪の毛が増えて、みんなビックリ」という怪しい情報と同じように飛び交うから困ります。
もう一つ、世間には一発勝負の怪しい業者が販売したり、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムを混同したり、濃度がいい加減な液体を使ったり…。空気中に噴霧するという大胆な使い方を思いついた施設もありました。
北海道大学、帯広畜産大学から「次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに有効」という報告があって、そこへ岡山大学医学部から「動物実験では健康への影響が無い」という論文が出ました。
出所の確かな情報では、ウイルス除去に有効で、ただし、次亜塩素酸水さえ使っていれば大丈夫、ということじゃないですからね。
写真は河合塾マナビス金沢泉野校。
困難な春を耐え抜いて、難しい夏へと進む金沢の高校生群像。そして応援する井上先生です。
後段はおうみ進学プラザ。扇風機が応援していますよ。青春にパワフルな追い風。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする