シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

津波の霊たち――3・11 死と生の物語

2018-03-08 09:22:06 | ニュース、時事
JBpressより。
大川小学校の悲劇があぶり出す日本文化の光と闇
リチャード・ロイド・パリーの新刊である。そう聞いただけでピンときた人はよほどのノンフィクション好きか、あるいはHONZファンであろうか。英《ザ・タイムズ》誌アジア編集長、東京支局長でもある著者は前作『黒い迷宮』で2000年におきた英国人女性ルーシー・ブラックマンさん殺害事件を追い、日本の歓楽街の闇の一面を見事に描き出した。HONZでも話題騒然となり内藤編集長が著者インタビューを敢行している。そんな彼が今回題材に選んだのが東日本大震災。それも釜谷地区という小さな集落でおきていた、ある「悲劇」に焦点を当てながら、日本にとって戦後最大の危機であった、あの災害を丹念に取材し描き出していく。(続きはリンク先をご覧下さい)

震災関連の本はたくさんあるけれど、これが目に留まった理由はなんとなく日本人以外の人なら第三者的視点で分析してくれているのだろうという期待値からかな。
昔パトリシア・スタインホフの「日本赤軍派―その社会学的物語(単行本は河出だったけど死へのイデオロギ―日本赤軍派―というタイトルで岩波現代文庫に入ってる)」を読んだら赤軍関連の本では一番分かりやすかったというのもあって。
大川小では同級生のお子さんが犠牲になっているので既にバイアスかかっているけれどもね
ともあれ読んでみようと思います

それにしてもあすこって海から6キロ離れてるんだよ
海なんか見えないよ。
どれだけの大災害だったんだっていう…改めて

当日大聖堂では聖体礼儀後にリティヤ、発災時刻に打鐘とパニヒダが執り行われます。
永遠の安息をお祈り申し上げます。