なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

自動車を支える”東北”復活なるか?

2012年03月12日 | 経済・社会
日本の自動車を支える一大拠点と成りつつあった東北
自動車各メーカーの、下請け部品工場メーカー子会社などが
震災で甚大な被害を受け、その後のフィリピンの洪水と共に
日本の経済の大きな力である自動車産業が低迷する事になってしまいました

  

しかし、土台がしっかりしている自動車産業

岩機ダイカスト工業
カレキの中、海水に浸かり、ドロを被った大事な金型
しっかり洗浄し、再生に漕ぎ着けました

  

流された工場に代わって、新工場を建設・稼動を始めました
順調に動き出しましたが、為替で円高になるのを恐れています

金型で作る2次部品メーカーなので
1次部品メーカーが、海外へ移ることを懸念しています

   

松下塗装も2億円をかけ、最新設備を導入した工場を建設しました
去年、震災の直後の映像で、港で積み込みを待つ沢山の車が
津波で流されるのを何回も見ました

再建された工場で、フル稼働でその車を作っています
北米向け、小型ハイブリッド車アクアとヤリスです

  

アメリカの景気が上向きに成ってきたのと
為替もやや円安の方向に、戻ってきて、輸出産業も
やっと、落ち着いて来るのではないでしょうか

トヨタ子会社・関東自動車工業もフル生産
納品まで、4カ月待ちとは、久しぶりに元気の出る話です
東北が元気に成ると共に、日本全体も牽引されればホッとするところです

   

昨日3月11日は、日本はもちろん、一日震災の話題でしたが
世界中でも、日本の為に黙とうや、鎮魂のための催しがありました

ロンドン・ニューヨーク・タイなど世界各国から
日本の復興に寄せる言葉が送られていました