なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

意欲を高める 「理系才能教育」

2010年05月03日 | テレビ・新聞
 近年、スポーツや音楽で世界的に優秀な人達が
 目立つようになりました
 低迷を続ける社会の中で、大変喜ばしいことです

 同じように物理・科学の分野でも
 教育方法によっては、人材を見出せるはずです

 以前紹介した事が有りますが
 市立横浜サイエンスフロンティア高校
 「未来の科学者」を育てるのが目標です

 天体望遠鏡や電子顕微鏡、DNA解読装置、無菌実験室など
 大学並みの設備を備えています

 09年開校、初年度71人の定員に対し
 370人が志願、競争率5倍を超えました

 日本では、必要性が指摘されながら
 長い間、手が付けられて来なかった「一律教育」からの脱却です

 1年では、研究の基礎的な手法や発表の技術を学び
 2年では、専門的なテーマで個人研究に取り組むそうです

 英語の授業でも、「海外で自分の研究内容を英語で発表し
 英語で質問に答えられる力をつける」のが目標

 勤勉で優秀な日本人です
 一律ではなく、10人10色です

 スポーツ、芸術、科学や政治にも
 この民族を牽引していく優秀な人達の教育は
 特別になされても良い時代に来ていると思います

 日本の学校は、標準的な教育課程をベースとしているため
 高い才能を持った生徒に応えられていません

 各地に才能を伸ばす科学技術教育中心の学校を整備し
 最先端の科学技術や研究者と触れ合い
 才能をより一層伸ばせるチャンスをあげて欲しい
 
 ただ、目的もはっきりしないのに良い大学に入って
 後は、楽しいキャンバスライフを送ろうと塾通いするのは
 時間的にも、経済的にも無駄だと思います

 10代は10代にしか出来ない心の成長が有るはずです
 詰め込み教育だけを経験して、大人になららいで欲しいですね