甲子園浜の野鳥

ゼミの学生さんに「焼けましたね。何していたんですか？」と聞かれた。自分では焼けた自覚はなかったが、思い当たる節がある。炎天下せっせと甲子園浜を歩いていたのだ。

今年の４月５月と甲子園浜には、鳥類保護のために立ち入り禁止区域ができ、警備員さんが二人ほど常駐していた。その一人の人に、顔を覚えられ、挨拶されるほどになったのだ。週３回ほどしか行っていないのだが。

初めは単なる散歩だったのだが、ある時期からカメラを持ち歩き、野鳥を撮り始めた。とうとう病が昂じて、途中でカメラをグレードアップした。ド素人でも扱える光学１２倍程度のデジカメを使い始めた(Panasonic DMC-FZ7)。少し前までは、こんなでかいカメラを自分は持ち歩かないと思っていた。しかし慣れは怖い、DMC-FZ7が大きいとは思えなくなった。

写真が少したまったので掲示させていただく。もっとも鳥には全く詳しくない。上から順にサギ、シギ・チドリ、セキレイ、ウであると思う。間違っていたら教えて欲しい。

現在、コアジサシを撮りたいのだが、動作が素早いのでとても追いつかない。となるとカメラのせいにしたくなる。DMC-FZ7は、ズームが電動なので、ワイドからテレまで移動するのに１から２秒かかってしまう。その間にコアジサシはどこかに飛んでいってしまう。ようやく手動ズームのカメラが、なぜ存在しているかが理解できた。おそらく次はDMC-FZ30あたりを買ってしまうのだろう。怖い、怖い。物欲には際限がない。