しんちゃんのひつじ/川村みどり・文 すぎはらともこ・絵/徳間書店/2023年
1999年に発行された絵本(文化出版局)に若干の変更を加え、サイズをおおきくしたもの。
風がピューピュー吹いて、しんちゃんは怖くて眠れません。お母さんに言ったら、「羊を数えたらいい」といいます。でも、しんちゃんは ひつじをしりません。
お母さんは、「毛の長い動物で、毛でセーターを作るの」
おにいちゃんは、「毛の長い動物で、はさみで毛を切って、セーターをつくるんだよ」
ふたりの話から、しんちゃんが想像する ひつじのイメージが 怪物のよう。毛というより髪の毛かな。
絵だと簡単なことも、言葉だけでつたえるのは難しいのかも。ひつじが、こんなイメージになるギャップが笑えます。
怪物のようなひつじをイメージすると、ますます眠れないのかな思うと、出張先の おとうさんが、「ひつじは やさしいどうぶつだから、かみつかないよ」というので安心して眠るしんちゃんです。
出張からかえってきたお父さんの お土産は?