どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

しんちゃんのひつじ

2023年10月11日 | 絵本(日本)

   しんちゃんのひつじ/川村みどり・文 すぎはらともこ・絵/徳間書店/2023年

 

 1999年に発行された絵本(文化出版局)に若干の変更を加え、サイズをおおきくしたもの。


 風がピューピュー吹いて、しんちゃんは怖くて眠れません。お母さんに言ったら、「羊を数えたらいい」といいます。でも、しんちゃんは ひつじをしりません。

 お母さんは、「毛の長い動物で、毛でセーターを作るの」

 おにいちゃんは、「毛の長い動物で、はさみで毛を切って、セーターをつくるんだよ」

 ふたりの話から、しんちゃんが想像する ひつじのイメージが 怪物のよう。毛というより髪の毛かな。

 絵だと簡単なことも、言葉だけでつたえるのは難しいのかも。ひつじが、こんなイメージになるギャップが笑えます。 

 怪物のようなひつじをイメージすると、ますます眠れないのかな思うと、出張先の おとうさんが、「ひつじは やさしいどうぶつだから、かみつかないよ」というので安心して眠るしんちゃんです。

 出張からかえってきたお父さんの お土産は?


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