かんじるえ/大谷陽一郎・作/福音館書店/2021年初版
少々のことでは驚かなくなっていましたが、これにはびっくり。
人、動物、風景などの絵が続きます。この絵すべてが、点であらわされています。よくみると漢字がところどころに。虫眼鏡でみると、さらに小さい漢字があらわれます。
この絵本、絵がすべて漢字で描かれてるというのですが、虫眼鏡でみても読み取れない字もありますから、どれほど小さく描かれているか、興味津々。
デジタル技術では、写真も もともとは点の集合。漢字をもっと小さくしていくと普通?の絵本になります。
ストーリー、描き方、構図、色合いなど、いろいろ楽しめるのが絵本です。
この絵本は海水浴、砂浜、花火、ホタルなど夏がテーマ?になっていますが、絵のつながりがもっとあると楽しめそうでした。