じぶんだけの いろ/作・絵:レオ・レオニ 訳:谷川 俊太郎/好学社/2000年第15刷
周囲に同化するカメレオン。
「もし ずうっと はらっぱのうえで くらしたら いつまでも みどりいろ、ぼくも じぶんの いろをもてるって わけだ」
自分の色を持っていないカメレオンが、はっぱのうえによじのぼって考えたのは、よかったのですが・・。
秋になってはっぱがきいろにかわるとカメレオンも。はっぱがあかくなるとカメレオンもあかく。
カメレオンは、自分の色をもてないと悩んでいましたが、あるひ、年上のかしこいカメレオンに会っていっしょにくらしはじめます・・・。
やさしい感じの絵がとても素敵だと思いました。
色がかわるのが個性的だと思うのですが、ほかと比較すると悩みの種だったのが、仲間と一緒にくらすことで、すこし自信をとり戻します。