どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

じぶんだけの いろ

2016年06月16日 | 絵本(外国)
じぶんだけの いろ  

   じぶんだけの いろ/作・絵:レオ・レオニ 訳:谷川 俊太郎/好学社/2000年第15刷

 

 周囲に同化するカメレオン。
 「もし ずうっと はらっぱのうえで くらしたら いつまでも みどりいろ、ぼくも じぶんの いろをもてるって わけだ」
 自分の色を持っていないカメレオンが、はっぱのうえによじのぼって考えたのは、よかったのですが・・。
 秋になってはっぱがきいろにかわるとカメレオンも。はっぱがあかくなるとカメレオンもあかく。

 カメレオンは、自分の色をもてないと悩んでいましたが、あるひ、年上のかしこいカメレオンに会っていっしょにくらしはじめます・・・。

 やさしい感じの絵がとても素敵だと思いました。

 色がかわるのが個性的だと思うのですが、ほかと比較すると悩みの種だったのが、仲間と一緒にくらすことで、すこし自信をとり戻します。


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