竜の道 飛翔篇

★竜の道　飛翔篇☆　　白川　道

　赤ん坊のときに廃品業者の家の前に捨てられ、そのままそこで虐待されながら育った双子の兄弟、竜一と竜二。
二人は火事にみせかけ、義父母を殺し、竜一も別人を仕立て、この世から竜一の存在を消す。
新たな名を持った竜一は、竜二の影の存在として新たな人生を踏み出す。
二人の目的は、彼らの幼なじみ、美佐を一家心中に追いやった二階堂急便という会社の制裁。
その心中事件で生き残った美佐だったが、彼女は、視力を失っていた。
竜二は運輸省のキャリア官僚として華々しい生活を送っていた。
竜一は斉藤、と名を変え、株の世界でのしあがる。
小さな株の業界紙の会社を手中に収め、裏の世界の重鎮、曽根村の信頼を得、
彼は次第に力をつけてゆくが・・・

これは続くんですね。
ちょっと経済的なところはちんぷんかんぷんなんですが、
とにかくすごい、ということはわかります。
それにしても竜一は徹底してますねー。
次回で竜一がどうなるのか、ちょっと楽しみですね。

クリミナル・マインド４ ＃２

★くりみなる・マインド４　＃２　エンジェルメーカー☆
　
　オハイオ州の田舎町でレイプ殺人事件が発生。
その手口は、１０年前に起きた通称エンジェルメーカーの事件に酷似していた。
そして、被害者の遺体からは彼の精液が検出される。
だが、そのエンジェルメーカーは１年前に死刑執行されていた。
彼が蘇った、とおびえる住人達。
保安官は、彼らを安心させるため、墓を掘り起こす。
だがそこに彼の遺体はなかった・・・
本当に彼は蘇ったのか？
ＢＡＵの面々は、プリズン・グルービーといわれる女性を調べる。
そして、エンジェルメーカーことコートランドに面会に来ていた女性は多数にのぼる。
その中でも群を抜いた女性、シャラに事情を聞く。
彼女は自分は彼の恋人だ、と言う。
だが、アリバイは確実。
そのシャラが、私のもとに違う女性宛の手紙が来た、とも告白する。
そしてＢＡＵの面々のプロファイリングは、
３０代くらいの女性だ、と確定するが・・・

クリミナルワールド、全開！
心配なのはホッチの耳の状態。
大丈夫でしょうか？
それとリードが、暗号解読をコンピューターでやるより
手書きのほうが速い、と言ったときに、
ブレンティスが、彼の頬をつついて、「ホントに人間だ・・・」って
言ったのには、すごく共感しました。
ほんとにあんな天才、存在するんですかねー？